SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

日曜アートセミナー「クレパス画 水辺を描く」

2013年11月24日 | ブログ

本日の日曜アートセミナーは、「クレパス画 水辺を描く」です。

講師の先生は、田伏勉先生。

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参加総数は、22名です。

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まずは、水張りから・・・

「紙に描いたものは、日光に当てずに保管しておくと、

キャンバスに描くよりも、かなり、長持ちします」

と先生。

歴史的な絵も紙に描いてあるものは、とても状態よく残っているそうです

水張りの後、パネルに張っていきます。

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「こんなのやったことないわ~」と不安げな表情の方も、

皆さん、上手に仕上げられていました

本日は、先生の水辺の景色を描いた

この作品

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一日かけて、仕上げていきます。

まずは、下描きに入っていきます。

先生の作品を、白黒コピーしたもの(パネルサイズ)の裏に

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全面、木炭を塗り広げます。なるべく隙間なく塗ります。

それを、パネルにのせ、マスキングテープで軽く止めます。

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上から鉛筆でなぞり、紙の上に大まかな線を写します。

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線が写せたら、木炭で、これも大まかに、下描きをしていきます。

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下描きは、大まかで大丈夫です。

下描きが出来たら、フェキサチーフをかけて、定着させます。

次に、下塗りです。

「クレパス画の場合、色を重ねていく手順が、重要になってきます。

明るい色の上に暗い色は、のりますが、逆は、できません。

もし、間違えたら、ナイフで削れば大丈夫ですが・・・」と先生。

まずは、明るい色の部分を見つけて塗っていきます。

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「明るい色は、わりと強めに塗っても大丈夫です。」

明るい色がのせれたら、オドレスというオイルを塗っていきます。

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このオイルを塗ることで、色が紙に馴染んでいきます。

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「画面がぼやけた感じになりますが・・・これは、計算ずくです」

と先生。

ここまでやって、お昼休憩。

みなさん、いいペースです

お昼からは、暗い色をのせていきます。

木や影の部分です。

先に、青、赤、茶色などをのせます。

黒は、一番最後です。

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クレパスを塗っていく力の入れ具合で、色のトーンの違いを出していきます。

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細かい作業に入っていきます。

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ナイフで削り、水の感じを出します。

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途中で一度、定着剤をかけます。

終盤です。(といっても、まだ時間に余裕があります!笑)

皆さん、早いです・・・・

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先生が、おひとりづつ、作品を観て、

具体的に,

ご指導下さいます。

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「こういうナイフの削り方をしたほうが、水の揺れる感じが出る」

「この絵において、この部分が、重要な箇所」

など、指導に熱が入ります。

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皆さん、熱心に耳を傾け、どんどん作品の完成度が上がっていきます。

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ライターや、ハケ、オイルを用いた、テクニックも、いくつか紹介していただき、

みなさん、「なるほど!!!スゴイ!!!」

と頷かれていらっしゃいました

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このような、虎の巻的な、テクニックを学べるのも、日曜アートセミナーならでは!!!

最後にもう一度、定着剤をかけて、仕上げます。

そして、合評です

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素敵な作品が、ずらりと並びました。

先生も、「とてもいい出来ばえです!」とご満悦の様子です

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とても、素敵な作品に仕上がりました!!

ここでっ!!今回参加したかったけど、

できなかった!という方に、耳寄りな情報★

田伏勉先生の「画家が描くクレパス画」のDVDが、発売されました。

※アートサロンでしか購入できません!!

※限定100枚です!!

是非、ご購入ください!!

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                        (DVD制作 株式会社 カワチ)

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次回のアートセミナーは、12月8日(日)

高橋雅史先生の「透明色の効果的な使用法~空間表現テクニック」です。

定員まで、残りわずか!!参加希望の方は、お早目に☆

                     (歌姫)


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