SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

日曜画材研究 ウエット オン ウエット

2013年06月30日 | ブログ

皆さま、おはようございます!

本日、梅雨の晴れ間が広がりましたね・・・

日曜画材研究 ウエット オン ウエットです。

講師の先生は、日曜画材研究では、すっかりお馴染みとなりました、

渡辺聡先生。

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親切で、丁寧な指導が人気の秘密です

まずは、ウエットオンウエットとは。。。。

「にじみ」を上手く利用した方法で描いてみようという講座です。

このように、長い時間、ブレダン紙を水につけて、

紙の奥の方までしっかり水がしみ込んだ状態にします。

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本日、ウエット オン ウエットの練習に描くのは、

こちらの写真。

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ラフランスです。

おひとりづつ、あらかじめ、先生がこのように、絵の具を用意してくださっています。

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まずは、先生の説明から。

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まずは、カドミウムレモンイエローで下地です。

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この時に、「小さくならないように・・・大きめに描いていきましょう。

筆を、一度全部、水につけて、水を染み込ませます。

絵の具の濃度は、とろみが付いた状態くらい・・・」

パレットの上で、筆先をくるくると回すような感じで、

筆先の3分の1くらいまで絵の具を染み込ませます。

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下地が描けたら、同じ黄色の、カドミウムイエローミディアムをのせていきます。

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濃淡をつけるような形で・・・

濃い部分と薄い部分のように、メリハリをつけます。

下の方は濃い感じで、上の方は薄い感じを残しておきます。

さらに、紙の上で色を混ぜていく感じで・・・

緑系統・・・パーマネントグリーンをのせていきます。

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次に、影の調子の暗い部分を重ねていきます。

青系統を追加して、少し暗めの調子にして紙の上にのせていきます。

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にじみを上手く利用するコツとして、

「色をのせていくときに、

あまり、色をのせる間隔を詰めすぎないこと・・・

最終的に、にじんでも、間に下の色が見える感じになるように、

それを、計算して絵の具の濃さと、間隔を上手くつかむように、練習していきましょう。」

と先生。

ドライヤーを使って半乾きよりさらに乾いた感じ・・・

紙の表面が、水で光らないくらいまで乾かします。

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濡れているときと、乾いた後では、色の濃さがかなり変わってくるので

少し濃い目の調子にしておくのもポイントです。

もし、濃過ぎた時には、水で洗い流しても大丈夫です。

ブレダン紙は、4~5回くらい洗っても大丈夫なくらいの強度があるそうです!!

完成までの工程です。

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「最終、こんな感じになるように、頑張りましょう・・・」

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という、先生のお言葉に・・・

皆さん、思わず、溜め息が・・・・笑。

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「こんな感じでいいのかなあ・・・」と手探りの感じでしたが・・・

先生がお一人ずつ、丁寧に合った指導をして下さるので・・・

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段々と楽しそうな和やかな雰囲気に・・・

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美味しそうなラフランスが、出来ていきます・・・

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お昼からは、

更に複雑な写真、

お城の景色、紅葉と滝の景色、果物盛り合わせ、市場の風景

の4種類から選び、描いていきます。

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絵の具を拭き取るように、雑巾も用意されました。

少しづつ、感覚を掴まれて、

どんどん描いてらっしゃる方もいらっしゃいました。

素敵な作品が次々に仕上がっていきます・・・!!

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「自宅でも、今日習ったことをやってみます」と、

ブレダン紙をお買い上げに

なられた方もいらっしゃいました。

習ったことを、おさらいすることで、どんどん自分のものにしていけると思いますので、

素晴らしいことですね!!

次回、7月7日(土)は、透明水彩 グラデーションです。

こちらも、ご好評につき、キャンセル待ちの状態となっております。

大変ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解のほど、よろしくお願い致します。

                     (歌姫)


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