SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

日曜アートセミナー「クレパス技法 絵画性の追求 」~構成作画 風景と静物~レポート

2015年08月23日 | アートサロン大阪

本日8月23日はウクレレの日だそうです(ハワイ)

ウクレレは、ポルトガルからハワイへ原型が伝わった外来楽器だそうで、
ハワイへのポルトガル移民の移民登録が行われた日をもって ウクレレの日 としたそうです・・・
…マンドリンヤ バンジョーノヒモホシイデス

そんな本日は、日曜アートセミナー「クレパス技法 絵画性の追求 」~構成作画 風景と静物~
の一日教室を開催しております!

一連のクレパスシリーズでやっております画面構成の勉強ですが、
今回は「風景」と「静物」の組み合わせがもたらす印象と、
その要点を実際に制作しながら習っていきます。


本日の講師 田伏 勉 先生。よろしくお願いします。


まずはパネルにワトソン紙を水張りして


田伏先生所有の個人モチーフから、背景+静物写真の組み合わせを好みでチョイス。


縮尺を調整してコピー、転写したり、腕に覚えのある方は直接下描きしていきます。


下描きが出来ましたらフィキサティーフで定着後、着色していきます。
まずはハイライトや明るい部分に白を塗っていきます。
(先に白を塗っておく事で、後の作業がやり易くなるのです。)


続いて白の次に明るく、色味を持った部分を2~3色の重ねで塗っていきます。
どの色の上にどの色を重ねるか?が重要なポイントとなりますが、


この一日教室用にセットしたサクラクレパス スペシャリストで、
どの色を使っていくのかも、逐一 田伏先生から習えます。


更に塗り重ねたクレパスを油性メディウムで馴染ませ、


ぼんやりとした中景~遠景や、下地としてマチエルの差も作っていきます。


段々と濃い色に移行しつつ、もう2~3回馴染ませて、空間や立体感、厚みも出していきます。


全体にクレパスが入り、色味の調節が出来たら細部描写に移っていきます。


扱いやすい反面、そのままでは細部描写が苦手なクレパスですが、
田伏先生独自の手法を用いることでバッチリと描き込めます!

全体のバランスを崩さないように気をつけつつ・・・
仕上げの目途が立つぐらいまで描き込めたら、ほぼ完成です!



今回は、技術的なことや構成上の注意点も習いましたが、
絵の雰囲気、「印象」を出すために、「楽しんで描く事」が、もう一つの目標でした。

家で飾っても見疲れない絵、ずっと飾っていても飽きない絵でもあります。


みなさん制作に熱中しつつも、軽やかな印象の作品が仕上がったのは、
楽しんで描いていただけたから、ではないでしょうか?

このようにサクラアートサロン大阪では、どなたでも参加できる一日教室をほぼ毎週開催しております。
今後の開催日程や詳細もサクラアートサロンホームページでご案内しておりますのでぜひご覧下さ~い。

(WA)



最新の画像もっと見る