プロの画家の視点で取材を体験する!1日講座「画家の取材」
昨日10日(火)は阪神尼崎工業地帯へ現地取材へ出かけました
アートサロン講師、田伏勉先生に今回もご同行いただき、先生流の視点で取材のポイントを現地でご指導いただきました
先生が各ポイントで絵になる素材をいち早く見つけられ、みなさんへどの角度から撮影すべきかなどをアドバイスしていただきます
午前中はあいにくの曇り空でしたが、それがまた、工業地帯らしい雰囲気づくりに一役買っていたように思います
それぞれに、気になるポイントがあれば足を止め、デジタルカメラで撮影をされます
現地での取材は、“工業地帯のある風景”を撮影、、というよりは絵画制作に“使える”素材を探すことが目的です
そして、本日はそれらの皆さんの資料をもとに教室にて、いよいよ絵画制作に取り掛かるための準備「構図構成レクチャー」を受けられました
田伏先生が以前にヨーロッパで取材された風景素材をスライドに投影し、他の資料との合成、ダブルイメージなどの説明をされました
この日のために、先生が昔に愛用されていたレトロな映写機を持参して下さいました
そして、昨日の皆さんがデジタルカメラで撮影された画像はパソコンを通じてプロジェクターで映し、先生から構図について説明をしていただきます
黒い枠を使って、『ココを切り取れば10号サイズ程度なら、良い絵になるでしょう・・』など、、、
なんとなく、現場で撮影しても、いざ絵を描くとなれば“必要な部分”と“そうでない部分”が出てくるようです
秋から掛けて田伏先生には
「明石市・魚の棚~大倉海岸~」
「京都・北山界隈」
「奈良県・大和三山」
そして「尼崎工業地帯」
へご同行いただき、本年の現地取材はすべて終了致しました
ご参加いただいた皆さんは、取材とレクチャーを通じてまた、新たな作品づくりへの意欲も十分に蓄えられたようでした!
来年の制作も楽しみですね?
また、季節の良いころに絵画資料を集める“取材”を企画いたします
新たな取材場所に、みなさま楽しみにお待ちいただきたいと思います
田伏先生、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました
(クオモ)