本日は弓手研平先生の「人物画スペシャリスト」クラスを紹介します。
新年のスタートを切るテーマは『白い絵を描く』です。
まずは白いモチーフを片っぱしから集めてきて準備スタートです。
弓手先生が持ってるこちらの物体、なんと本物の果物をジェッソで白くしたものです(スタッフが前日から仕込んでました)。
なんだか面白いですね。。黄色いバナナという概念的な固有色がなくなり、白い物体として現れました。
真中に牛骨が置かれました。白に囲まれた中で、牛骨の目の穴や角の黒が一際強調されます。
徹底的に白にこだわったモチーフ、これでほぼ完成です。牛骨にも白で覆うように包帯が巻かれました。
弓手先生が仰る今回のポイントは、モチーフが全て白いので材質感の違いがストレートに出ることや、反射光線がたくさん生まれることなど。そしてそれによってハーフトーンが美しく現れ、トーン幅も広くなるとのことです。
このモチーフは二週に渡って描かれます。
皆さんどんな絵を描かれるのでしょう。とても楽しみです!
〇講座名: 「人物画スペシャリスト」
〇開講日時: ②④週水曜日18:00~21:00
〇講師: 弓手研平 先生
(まりも)