SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

初夏快晴の毛馬閘門をスケッチしてきました。

2018年06月01日 | 先生からのブログ
梅雨入り間近ですね。こんにちは、講師の弓手です。

本日は爽やかな初夏の快晴の下、大阪市内の毛馬閘門にて、チケット制・野外スケッチ入門の授業をしてきました。


昨日までの雨で一際澄んだ大阪市内の青空。


アートサロン前のお庭の紫陽花は、梅雨入り前にして早見頃です。


本日のチケット制・野外スケッチ入門は、アートサロンに集合してから出発しました。


めったにないパターンですが、アートサロン前からタクシーに分乗して目的地に向かいます。


都島区の静かな住宅街にある静かな公園で下車。本日はどこまでも青空が広がり、柔らかな雲が気持ち良さそうに泳いでいます。


自転車で合流の参加者さんも加わって、公園を少し歩いて・・


本日の目的地、淀川の毛馬閘門に到着。



淀川との間に、水門を挟んでゆっくりと水位が変わり船が往来しています。水の都と呼ばれてきた大阪の地政学的存在を感じます。


いつものように、この現場にて本日のスケッチテクニックをデモスケッチしながらレクチャーしました。

今回のポイントは、

①初夏の青空に柔らかく浮かぶ白い雲と、重厚な水門を対比させて描く

②重厚な水門を存在感たっぷりに描く

といった感じです。




皆さんさっそく、涼しい日陰を選んで下地づくりからスタートです。さらっとした初夏の風が下地も気持ち良く乾いてくれます。




大阪市内とは思えないほど静かで、そして爽やかな現場です。皆さん楽しくおしゃべりしながら、もちろん手を止めることなく快調にスケッチされてます。


皆さん思い思いの感覚で、水門と青空と雲を楽しく描いておられます。



ほんとうに、今日の青空と雲は魅力的です。


いつもながら、スケッチしてるとあっという間に合評会の時間です。




水門という、なかなか身近にない重厚なモチーフと、同じくめったにない爽やかな青空と白い雲。叙情的で抽象的な魅力を備えた、いつも以上に印象的な作品が並びました。



本日は少人数のご参加でした分、講師弓手もちょっぴりゆっくり描かせていただきました。






砂入り下地にカラフルな色を塗って、墨や木炭で真っ黒にしてサンドペーパーで磨いて・・



主にクレパスで仕上げました。





今日のような爽やかな青空の下でスケッチしていると、絵を描くことがますます大好きになりますね。

さて、

次回は6/15(金)、梅雨の季節にこそ心地の良いスケッチポイント、大阪池田にひっそりと在る花の寺、久安寺さんに出かけます。

皆さまのお越しをお待ち申し上げております。



本日、毛馬閘門をスケッチしていた公園は、『蕪村公園』という名前で、この地にあの与謝蕪村さんは生まれたそうです。

なるほど叙情的な気持ちになるわけですね〜!?