SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

日曜画材研究「名画の模写 ホイッスラー」

2015年12月06日 | アートサロン大阪

12月6日は 姉の日漫画家で姉妹型研究家の畑田国男が1992(平成4)年に提唱。

「妹の日」の3箇月後であることと、この日が祝日の聖ニコラウスにまつわる三姉妹伝説からだそうです

 

そんな本日 アートサロンでは、日曜画材研究「名画の模写」が行われております。

ご参加されている みなさんのやる気が伝わってきます☆

講師は、渡辺聡先生

 

まずは、ホイッスラーについて。

 

「耽美主義の代表的な画家です。特徴としては、印象派よりも地味な色使いであること・・・ジャポニズムからも影響を受けた画家です。」

今日模写していくのは、こちらの「シンホニーインホワイトNO2」という作品です。

 描かれているモデルさんがてにしているものは・・・なんと「うちわ」!!

ジャポニズムから影響を受けたことがよく分かりますね。

 

名画を模写することにより、名画から様々なことを学び取りましょう 

 

まずは、下書きです。

転写していきます。

 

赤いペンを使うと やりやすいですね。

転写が出来たら、一度紙を水にくぐらせて 紙を湿らせてから着彩に入ります。

紙を水につけてから描いていくことで 絵具が入りやすくなり にじみが綺麗に出ます。 

 

 「顔」「ドレス」「背景」など・・・パーツごとの色の作り方 塗り方の説明です。

 

「制作に入る前に、少し色作りの練習をしましょう 。

濃い状態から薄い状態に・・・水の分量を増やして・・・最終的に下の画用紙の白を透かせたような感じになるようにしていきます。」

 

 練習が終わったら いよいよ着彩

「一層目は、かなり薄く塗ります。顔から取り掛かっていきます。」

「顔を塗るときに 少し 内側にはみ出し気味に塗るのがポイントです。

こうすることで 髪の毛の色を重ねた時に より自然に見えます。」

「次は手・・・。

手は手前の右手と奥の左手の色の濃さが違いますね」

 

 

写真をよく見て・・・皆さん、集中して描かれています。

 

「ドレス、背景も一層目は薄く着彩していきます。 塗る、というより絵具を 置く、という感じです。」

 

 午後からはさらに層を重ねて濃い色をのせていきます。

 

明るい箇所は、絵具を吸い取るなどして色を抜くテクニックも伝えられました。

 

 

おひとりずつデモンストレーションを交えながらご指導下さっていました。

 

滑らかなタッチの美しい模写が、完成に近づいていきました。

 

 素敵な模写ができました(^^)

参加されたみなさま お疲れ様でした☆

 

このような一日教室は、会員様以外の方でもご参加いただけます。

 

尚、1月 2月の日曜画材研究のお申し込みが、本日よりスタートしております!!

絵画の基礎を学ぶことができる日曜画材研究。

詳細は コチラ から・・・

お申し込みは コチラ から・・・・ ご確認ください。

 

みなさまのご参加、お待ち致しております

 

(歌姫)