アートサロン大阪ブログをごらんのみなさま、こんにちは?
本日も朝から暑くなりそうな予感がしますね~~・・
ジメジメした季節に真夏のような暑さの日もあり、体調を崩しがちですが、皆さまもご体調管理にはくれぐれもお気を付け下さいませ。。。
さて、本日は1日教室・日曜アートセミナー「苦手な人のための人物画‐プロポーションを正しくつかむ②‐~人物をテーマに作品を作りましょう」を開催しております!!
講師は講習会でお馴染み、森井宏青先生です!
前回の「手・足・顔編」に続き、本日は「全身編」という事で2回目のシリーズとなります☆
今回もキャンセル待ちの方が多く見え、残念ながら受講できなかった皆さま、申し訳ありませんン・・
さて、午前中は森井先生の講義から・・
“苦手な人のための人物画”ですから、、とても分かりやすく人体についてのレクチャーをしていただいております!
みなさん、真剣な表情で先生のレクチャーを聞いておられます
人物画が苦手な方、上手く描けない、、とお悩みの方・・
実は、「人体のプロポーションを思い込みで描いておられないでしょうか??」
実際に目の前にモデルさんがいて、よく見て描いているつもりでも
「女性の身体は胸が出ていて、お尻が張り出していて・・」など
人体へのイメージ(思い込み)が邪魔をしていることはありませんか??
今回の講習会では主に
自身では“モデルさんをちゃんと見て描いているのに、上手く描けないわぁ~~”という方に
うまく描けない『原因』を追究し、正しく『人体を見極めるコツ』を学べるようです!!
では、早速、演習を開始しましょう!
難しい線で形を取ることを止め、まずはぼんやりとシルエットを描くことから始めます
うまく描けないことを克服するにはとても重要なステップと言えます!
使用しているのは森井先生オススメのカレーパステル3色!
本日は、主にこの3色を使って制作します!
午前中は正しいプロポーションを意識するために、各自卓上にて演習を行なって頂きました!実際にモデルさんを描くための下準備、予習でもあるわけです~~
そして、午後は、いよいよモデルさんを描いていきます。
今日は、プロポーションをつかみやすいように・・・
午前中にお配りしたこの紙の絵のように・・・
薄着で体のラインが分かりやすいような格好で
まっすぐ正面を向いて立ったポーズを
最初から最後まで、同じポーズをとっていただきます。
まずは、午前中の演習のように、灰色のカレーパステルで、
まずは、全体の形を立体的に(幅を)とらえていきます。
この際、青色、レンガ色のパステルは、影の部分など、に、補助的に使っていくようにします。
「もし、手の形がうまく描けた!となっても
全体の重心がのってないなど、全体的に見て違和感があれば、
思い切って描き直すこともしてみてください。」
「今回は、デフォルメしたりぜず、
しっかりと重心がのったものになるように、
均一のとれた人物デッサンになるように
心がけていきましょう。」
と先生のお話がありました。
いよいよ描き始めです!
「顔の長さを1として、足元までどのくらいか、
という測り方は、美しいプロポーションを捉えにくくなります。」
「輪郭線を重要視するのではなく・・・
正中線を捉えて、そこからの横の幅をつかんでいきましょう」
今までの常識を覆す講義が続きます!!!
先生が
おひとりおひとり、具体的なアドバイスをくださいます。
いつの間にか、人だかりが・・・笑。
皆さんの熱心さが伝わってきます!
(*´ω`*)
形をとれたら
鉛筆で、しっかりと描き込んでいきます。
皆さんの人物デッサンがずらりと並びました!
先生の合評です。
今回は、20名いらっしゃいますがデッサンのことなので
じっくり丁寧に合評していきたいと思います、というお言葉どおり、
ひとつひとつのデッサンについて、細かくお話をされていました。
熱心にメモなどを取りながら、聴かれているみなさんの姿が印象的でした。
次回の日曜アートセミナーは、6月22日「2つの透かし技法」です。
お申し込み、詳細はこちらから・・・
http://www.craypas.com/artsalon/pdf/osaka20140622.pdf
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こちらから・・・