晴海ヶ丘の空の下

大阪から淡路島に引っ越したアロマピアの 
“おばさんセラピスト” のひとりごと

いびつ餅

2017年05月08日 | 日常
連休が明け、晴海ヶ丘はいつもの静けさを取り戻し
良いお天気でのんびりムードが漂っています。

2〜3日買い物に出なかったので、おやつも底を尽き
いびつ餅をゲットしてきました


これです

前にもブログでご紹介したと思うのですが、
徳島や淡路島(関西以西らしい)では、
大阪でいうところの柏餅をいびつ餅と云い
柏の葉ではなく、サルトリイバラという植物の葉で包んであります。

泥おとしという田植えを終えたあとの農機具に感謝する行事や
五月の端午の節句に、いびつ餅を食べるそうで、
なので今の時期は、和菓子屋さんやスーパーの和菓子コーナーで
よく売られています。

サルトリイバラは、山帰来(サンキライ)とも呼ばれ、
乾燥した根は薬草として、できもの腫れ物、むくみなどに効能があります。

葉っぱには、その効能はありませんが、
若葉を茹でて水にさらして、おひたし、あえもの、天ぷらにしても
食べることができるそうです。

サルトリイバラの名前は、『猿捕り茨』と書き
刺のある茎が伸びて行き、蔓が枝から枝へと絡み付いて、
藪のようになり、そこに猿が追い込まれると、
動けなくなってしまうことが由来だそうです。

おっと お茶が冷めないうちに
いただきまぁ〜す