晴海ヶ丘の空の下

大阪から淡路島に引っ越したアロマピアの 
“おばさんセラピスト” のひとりごと

育菌しましょう!

2016年10月22日 | キレイとゲンキの話
今日はドタキャンがあり、また少し時間が取れたので、
育菌のお話を

最近 腸の働きを良くする"腸活"は、
すっかり定着した言葉となりましたが、
腸内の善玉菌を元気に育てる"育菌"が注目されてますね

腸内にはおよそ1,000種類100〜1,000兆個以上、
重さにすると1.5kgもの腸内細菌が棲んでいて
数多くの働きをしてくれていますね。

その腸を元気にするために欠かせない善玉菌を増やすのが
オリゴ糖ですね。

オリゴ糖は、ブドウ糖や果糖などの単糖が3〜10個
結合してできたもので、カロリーは砂糖の約半分。
また、むし歯の原因菌のエサにもならないため、
「むし歯になりにくい、低カロリー甘味料」として注目されています。

多くのオリゴ糖は、人間の胃や小腸で消化されず大腸まで届き、
ビフィズス菌などの善玉菌のエサとなり、増殖していきます。

そして腸内を酸性化するとともに、ウィルシュ菌などの悪玉菌を抑制し、
アンモニアなどの悪臭、有害成分の腸内発生を低下させます。

なので善玉菌にはエサが必要だから、乳酸菌やビフィズス菌の入った
ヨーグルトや発酵食品を食べていても、
白砂糖の入ったモノではエサがないので、
善玉菌は増えられないんですね

ちょっと意識してオリゴ糖を摂るようにしてみませんか?

オリゴ糖には、いろいろな種類がありますよ

【フラクトオリゴ糖】
ごぼう、アスパラガス、にんにく、ねぎ、玉ねぎなどに多く含まれており、まろやかな甘さがある。
大腸内のビフィズス菌を増やして腸内環境を整え、肥満、動脈硬化予防に役立つと言われている。

【大豆オリゴ糖】
大豆に含まれる少糖類の総称で、みそやしょうゆにも含まれている。
少量で腸内環境をよくする働きがあり、免疫力を向上させる。

【ガラクトオリゴ糖】
母乳に多く含まれているオリゴ糖で、便秘や下痢を改善する。
たんぱく質の消化吸収を助け、脂質代謝をよくし、ミネラルの吸収も促進する。

【イソマルトオリゴ糖】
はちみつや味噌、醤油、日本酒などに多く含まれている。
熱や酸に対して強く、防腐作用がある。

【参考】
書籍「腸で酵素をつくる習慣 自分史上最高の腸になる! 」高畑宗明

アロマおばさんは、北海道産砂糖大根100%の
これを使っています

オリゴ糖は、白砂糖のように甘くはないので、
(甘味は砂糖の約20%です)
ヨーグルトやスムージーなどに入れる時は、
ハチミツも一緒に入れるとイイですね

オリゴ糖もいろいろ売られていますが、
成分表示などをよく見て買ってくださいね
オリゴ糖よりもショ糖(砂糖)のほうが多く含まれているものや
人口甘味料や酸化防止剤、香料、保存料まで含まれているものもあるので

それから、大量にとるとお腹がゆるくなったりする場合があるから、
カラダに良いからと摂りすぎないようにしてくださいね

育菌&腸活で、元気に キレイに