香りと食でカラダを幸せにする芳香/料理愛好家

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加藤サキ子

ドラマ「舟を編む」を観終えて

2024-04-24 13:47:00 | 日記
2024.04.23

アロマセラピストの加藤です
お立ち寄りいただきありがとうございます

NHKドラマ「舟を編む」を見終えて。
分厚い本を読み終えたような読了感。
不思議な気持ち。
文字から映像になり、音としての言葉。
言葉から、文字を思い浮かべる。
言葉の海に入って、
言葉の島を見つけたような不思議な気持ち。
そして、点々と言葉を渡り歩く気持ちに
浸りたくなりました。

原作も読みたくなりました。

ドラマの中で向井理さんが、
「水木しげる」さんを編集している
担当者を訪ねるシーンがあって、
NHK朝ドラで向井さんが
水木しげる役を演じたことが頭に浮かびました。
言葉を扱っている編集者さんの日々を
垣間見るような、
時に病的なくらい文字を追いかけて
深掘りしていく姿。

ドラマの中で紙の質、
手触りを確認するシーンがあった。

偽札を銀行の職員が見つける、指の触覚。
そして、複写機メーカーに席を置いていた頃、
開発の中で、お札をコピーすると、
色が濁ってコピーされるように設定されている。
偽札偽造防止である。
もちろん、紙も全く違うので
手で触ればすぐわかる。
日本のお札は様々な技術が凝縮されている。

年賀状印刷を複写機でコピーする際、
開発段階で、紙のサンプルを入手する際
紙メーカーから、ハガキ偽造防止のため、
紙の裁断方向を変えています、とのことでした。

何気なく使っているモノたち
それらに携わる人々に思いを馳せた時間でした。

オンデマンドで観ることができます。
舟を編む 〜私、辞書つくります〜

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舟を編む 〜私、辞書つくります〜 - NHK

 
私自身も電子書籍を利用することが
多くなりましたが、
紙の本は、手触り、インクや紙の匂いと共に
文字と共に頭に浮かぶ映像が見えてくる。
記憶の定着は電子より紙の方が大きいそうです。
視覚、触覚、嗅覚。これが複合化され
記憶に留まります。


最後まで読んで頂き
ありがとうございました







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