香りと食でカラダを幸せにする芳香/料理愛好家

"香りと食でカラダを幸せにする芳香/料理愛好家"

加藤サキ子

アロマセラピストのできること

2019-12-18 06:38:00 | 地球からの贈り物
香り工房"結"の加藤です

私たちアロマセラピストは医師、看護師、薬剤師など国家試験で管理されている資格でありません





それでもセラピストやインストラクターになる過程で解剖生理学や薬理学を学びます


しかし、治療という言葉を使うことは薬機法という法律で禁じられています

化粧品や機能食品や栄養補助食品なども細かく分類されています

よく見かけるのは、「医薬部外品」です

アロマテラピーで使用される植物から抽出される精油にさまざまな有効成分が含まれていて、薬理作用という表現が使われます

xxをサポートする、と言った表現で表されます

ココロやカラダの不調のときに、嗅いだり、塗布することで本来あるべき姿に促していく、サポートする、それがアロマテラピーとなります

古代から受け継がれてきたハーブを使って、オイルに漬け込んだり(浸出油)、アルコールに漬け込んだり(チンキ)、お湯でお茶として飲む(ハーブティ)、生のまま、乾燥させたり香辛料などで植物からの有効成分、薬理作用を利用してきました

現代の医薬品になる過程で、先人たちの使用歴の蓄積があってこその今があります

やがて、それぞれの有効成分がどのようなもので構成されているか、わかるようになってラボで単体や合成物として医薬品が作られるようになりました
その中には植物を直接利用している和漢方薬も含まれています

アロマテラピーを学ぶ中で、こういった法律などいくつかのハードルがあるため、時には、はっきりと表現されずに学ばなければいけない事情があります
そのグレーな部分にもどかしさを感じながらの学びでした

今は医療従事者の方のアロマセラピーの本や情報を得ることができ、有難い!と思います

それだけ医療の現場でも利用される機会が増え、エビデンス(データを含めた使用報告)が蓄積されてきたということ

日本も予防を含めた統合医療の形ができつつあります

これからはもっとアロマテラピーの機会が広がると思います

そんなことをかんじながら、伝える、学ぶを継続していきたい
今朝の思いでした

出会いに感謝して

ブログ訪問していただき
ありがとうございました




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