アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

ふたりの夏

2024-08-20 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「ふたりの夏」2023年真夏のツアーレポート再掲です

 最高気温35、8度。

 ふっと気がつきゃ、もう8月も後半。真夏もどんづまり・・・。わおっ。

夜明けの風に、照りつける陽ざしに、流れる雲に、遠い秋の気配がわずかに感じられます。

台風の荒天&長雨にもてあそばれた今年の四万十の真夏。

いけずな真夏でしたなぁ。まったくなぁ。

 

 そんな、真夏がおわってゆく四万十川を、(大学生活を終え)

それぞれの新しい世界へ羽ばたきはじめた、ふたりの若きゲスト(Z世代?)とカヤックで下りました。

 

 10:30分集合。口屋内沈下橋スタート。半日のプラーベートツアー。

(四万十は遠いところ。少しでものんびり遊んでほしいとの思いから、このスタイルでやってます)。

 カヤックから見あげる空には、ギラリと太陽が輝き、岩のような白い雲がゆっくりと流れています。

お尻のしたの川は、笹濁りの速い流れ。

3日前の(思いもよらぬ大雨の)増水が、まだ残っているのです。

 

 水流は、パドルを漕がずともスイスイくだっていける速さですが、

ビュウビュウ吹きつけてくるきつい南風(向かい風)に、カヤックはスローダウンです。

でも、まぁ、のんびりいこう、この川にながれる時間のように。

 半分ほどコースをくだったところで、川原に上陸して、もぐもぐタイムです。

浅い水に座り、南風に吹かれ、冷えたポンジュースで

ノドを潤しながら、僕らは、川や山、自然、旅のハナシしに花を咲かせました。

 

 ふたりの夏、四万十川の夏。

(人生の)新しい長い旅をはじめた若きゲストが、

四万十川をカヤックで下り、遊び、川やその自然にたいして、

少しでも新しい視点を持てたなら良かったなぁ、とガイドさのは、遅い夏の空を見あげたのでした。

*Mさん。ツアー画像CDは、8月21日に発送(郵送)しました。お楽しみに~。



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