アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

秋雨の旅の空から

2023-12-06 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「秋雨の旅の空から」2019年秋に書いた旅雑文です。

 最高気温25、6度。 

 

 「そういえば20年前の秋も、今日と同じように、ぼおっと四万十の雨空を眺めていたっけ。

あの時は川原のテントから、今日は借家のベランダから。今ここにいる不思議さよ・・・」。

遅い朝。熱いコーヒー片手にベランダの椅子に座り、

ザァザァ降りの雨に濡れる庭を、ぼんやりと眺めていた僕は、ナツカシイ旅の記憶をたどった。

 

 あれはまだ、東京に暮らし四万十に居を移す前年の夏。

それまでの勤め先を(フィールドワーカーを育成する専門学校)辞めた僕は、

オフロードバイクにキャンプ&遊び道具を満載して、東京の安アパートを旅立った。

東京→沖縄→八重山へ(長距離フェリーで)。

それまで、沖縄方面に行ったコトはなく、この旅で、おおまかだけど日本の東西南北をうろつけたコトに。

(自分なりの自然観を持って、日本の自然のフィールドを旅をするコトが出来たのは、

他の国を旅したり、フィールドワーカーを養成する仕事のおかげでした。

物事や自然を相対的に見る目が養われ、今の仕事(ガイド)にとても役立ってマス)

 約2ヶ月。八重山諸島西表島をメインに、亜熱帯の山、川、海に繰り出し・・・

期間限定公開終了。続きは、カテゴリー「レター&旅雑文」でご覧になれます。