アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

あけびとハイボール

2008-10-27 | 四万十川 秋

 最高気温23度。

 (夏のように暑かった)陽ざしは弱まり、風には少し冷たさを感じるようになりました。

短パン、Tシャツ、ビーサンのお気楽な季節よ、サヨウナラ(泣)。

ひやい季節のフリースよ、こんにちは(悲)。

 

 秋ゆく庭にジョウビタキがやってきて、ヒッヒッと鳴いています。

ヒヨドリ達も、ビイービイーと甲高い声でやかましく鳴き叫んでいる。

草ぼうぼうの庭をいろどるのは、咲き出したサザンカの赤い花。

秋も深まる10月の終わりの四万十です。

 風が涼しくなり、散歩が気持ちよい季節に。

ザックを背負った僕は、近所の2つの沈下橋を巡るコースをゆっくり歩いてきました。

 

 四万十川沿いの国道、その対岸の旧道をトコトコとゆく。

狭く暗い道のわきに、TVや冷蔵庫などの家財道具がすてられています。

道の斜面には、空き缶や弁当の空き箱などのポイ捨ても多い。

そのかたわらには、地元の子供が作った「四万十川にゴミを捨てないで!」の看板が。うーむ・・・。

 

 川をながめながら、沈下橋をわたりました。

毎年、秋~冬にかけて四万十川の水の透明度がグンと良くなります。

しかし、今秋の水の透明度はイマイチよくありません。

今年は台風が来ず、大きな増水に川底が洗われなかったからなのか?

はたまた、中~上流域の山や道路工事などの影響なのか?

 川岸の狭い道をゆく、と林の高いところにアケビの実が連なっていました。

「うーん、高いぞ・・・」

3メーターほどの竹の先に僕は、短く細い竹の枝を何本かくくりつけた。

そしてその竹先を、あけびの実が連なる蔓にクルクル巻きつけ、引っ張ってゲット。

(フォークにパスタを絡ませる要領ですね)

今夜は、ホロ苦いあけびの皮の味噌炒めをつまみに、

(最近はまっている)ウイスキーを炭酸で割ったハイボールを飲みました。

とても口当たりが良いハイボールは、ついつい飲みすぎちゃいますね。

手前があけびの味噌炒め。

あけびの皮の中にひき肉を詰め焼くのも美味しそう。