金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【竜王戦 七番勝負】 戦国時代の終焉か? 藤井聡太時代の幕開けか?

2021-10-08 07:10:56 | 将棋

 本日からの2日間、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂にて、将棋竜王戦七番勝負の第1局が開催されます。豊島将之竜王と藤井聡太三冠が、王位戦七番勝負、叡王戦五番勝負に続いて、ここでも激突いたします。

 

 王位戦、叡王戦、ともに藤井聡太九段が制して三冠となりましたが、まだ竜王・名人という主要タイトルを奪取できていない以上、将棋界では第一人者と認定されることはありません。したがって、ここで豊島竜王が踏みとどまって防衛出来れば、将棋界の戦国時代はまだまだ続くことになります。

 一方、ここで藤井聡太三冠が、将棋界の最高タイトルの竜王を奪取すれば、四冠になることも併せて、文字通り、将棋界の序列第一位として君臨することになります。この後は、天下統一に向かって、さらに五冠、六冠へと突き進むことになります。

 その分岐点になるのが、今回の竜王戦七番勝負。豊島竜王としても、叡王戦が終わってからの1か月間は立て直しの期間だったはず。得意の序盤戦での構想力の幅を広げる研究を続けていたと思います。まず第1局の豊島竜王の序盤の駒組みに注目したいと思っています。


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