金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】偉大な先輩 大川慶次郎氏!

2019-03-10 08:53:22 | 競馬
 昨日のオジュウチョウサン、完勝でした。このまま順調にいってほしいですね。

 本日は「競馬の神様」がテーマ。競馬の神様といえば、誰もが大川慶次郎氏の名前を挙げると思います。
 まだまだ競馬評論家なる職業がなくて、多くが「予想屋」と呼ばれていた昭和の時代。予想屋たちは競馬サークル(特に厩舎サイド)のインサイダー情報を競い合って集め、インサイダー情報があればボロ儲けできるなどと風潮し、自分の予想をメモした紙を競馬場内で高く売りつける‥‥非常に怪しい人たちの集団でした。

 競馬の予想の世界に「レース展開」を導入し、論理的に結果予想を語るスタイルを確立したのが、競馬の神様と言われた大川慶次郎氏。自らを競馬評論家と名乗った最初の人物でもありました。実は、この大川慶次郎さん、私にとっては中学・高校・大学の先輩であり、最も敬意を払う人物の一人であります。

 彼の名言、「競馬で儲けたお金は2億円。でも使ったお金は3億円(結果、生涯で1億円の損)」は、本当に正直に競馬の実態を示す言葉でありまして、馬券などは多額に買ってはいけないと厳に戒める言葉なのであります、ハイ。

 競馬の神様は、1999年の年末に突然亡くなったのですが、その後21世紀に出現したディープインパクトやロードカナロアを見たら、どのような評価を与えたでしょうか? 日本の内国産種牡馬が、世界の競馬の潮流を左右しようとしている現在、何とも愉快そうに笑う大川さんの顔が目に浮かんで参ります。

 大川さん、すでに英2000ギニーも仏ダービーも、内国産種牡馬の子供が制覇しました。凱旋門賞制覇も、もう目前に迫っていますよ!
 

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