この頃の日本語として、「〇〇させていただく」といふ言ひ回しがやたら耳目に付く。なんでもかんでも、猫も杓子も、「……〇〇させていただきましたが云々」相手に対する謙譲のつもりなのだらうが、かう氾濫すると、却ってあざとく響ゐてうるさい。おそらく、賞味期限付きの藝No人がいつ廃棄されるか分からない恐怖心から、権力者への過度なお追従で無闇矢鱈と、「(番組に)使っていただいた」だの、「呼んでいただいた」だのと . . . 本文を読む
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プロフィール
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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