Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

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2014-03-15 18:21:35 | 日記
今週の12日は春闘一斉回答日だった。。政府手動で泣く泣くベアアップ回答をした会社、業績の見通し不明でうまく労組を丸め込んだ会社、いろいろあったようだ。
労使交渉に臨んでいた役員の腹の中ってのは、どんな色なのかなとテレビのニュースを見て思った。
経営者と同じテーブルに座ることができるのがステータスなのか、本当に困っている末端組合員を思いながら交渉することがミッションだと思っているのか、よくわからない。
この頃よくわかってきたのは、企業内労組っていう組織はただの馴れ合いだっていうこと。正規、非正規労働者という身分が違うものの存在を受け入れた時点で労働運動的に問題があるのではないのか?と思う。
既得権の維持に意地をはっても、時代のカウンターカルチャー、もしくは経済発展のための経営側とのカウンターパートナーにはなることができないのではと。そして、構成員の意識の低下こそ労働組合から仲良しケンカゴッコに成り下がった元凶ではないのか。
上層部がイケイケドンドンで少しばかり頭が悪くても、底辺がしっかりしていれば組織は動く。
悲しいことに底辺の労働をしているのが非正規労働者っていうことと、グダグダ文句を言いながら大した仕事も出来ず、身分が保証されている正社員という現実の中で「ダイバーシティ」とか労使で胸を張って意識合わせしている時点で茶番。
賃金労働者はそろそろ目を覚まして社畜から卒業しなけりゃ、この国はダメになっていくような気がする。
しかし、企業別労組になれば条件、賃上げの統一は難しくなる。それを避けるために企業内労組になり、労働運動のメンツを保っているような感じ。せめて、大企業が判断したベアを中小企業に波及してほしいものだ。