Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

麗姫の涙1

2013-08-24 23:50:56 | 日記
カミさんがとうとう、ガラケーからスマホに機種変した。一年前は「絶対にスマホになんて変えない!」とか言ってたくせに、いざ手にしてみると、「とうこれひとつあれば、パソコンなんて要らないよねぇ!」と。
確かにスマホにしてから、パソコンに向かわなくなった。極めつけは、カミさんが実家に帰ったときに、オヤジさんから「最近、光の勧誘の電話が多くてな。ADSLルータのモトも取ったし、光回線にしてみたいが、どうなんだろ?」と相談され、カミさん曰く「今は、もうスマホの時代!これひとつあれば、パソコンなんて要らないから!無料でカーナビだって出きるしね。いちいち地図データ更新用のDVDなんて買わなくてもいいよ!」だと。オヤジさんは、「そうなのか。俺もかんがえようかな?」と光回線に変更する考えはどこかに、きえてしまったようだった。
まぁ、こんな感じで光回線が廃止されていくのだな、と。
こんな田舎でさえ、うちのカミさんみたいなライトなネットユーザがスマホに乗り換えるんだからな。
ここで気になるのが、総務省のデジタルディバイト対策で、通信会社が収益を上げることが出来ないと判断された地域に自治体が自前で光ケーブルを設置してサービス提供させるために貸し出している事業である。このままで行けば、スマホをはじめとする機器が主流となってくるのは明白である。税金を使って自治体が設備設置をしたのであるから、ネット環境とか無縁な高齢者とかから、批判が上がるのは当然だと思う。片方では、少子高齢化ではあるが、デジタルネイティブも増加している現実もある。事実、娘、息子の方がカミさんより操作の飲み込みが早く、使いこなしている現実を観てしまったわけだが。
まぁ、カミさんが喋っていることは、荘子だか老子の話と同じなんだなと。嫌だ嫌だと言っていながら、その環境に置かれてしまえば、そこが一番居心地が良くなってしまうというからな。
今後のイノベーションに、それなりに歩調を合わせて行けるのか、不安なアラフィフなんであった。