アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

韓国語の「濃音」を発音する

2004年12月29日 | 徒然日記
韓国語を習い始めてからあっという間に15年(これまでの人生のほぼ半分だぁ)も過ぎ、始めてまもない頃のことをふと思い出しました。(お友達Wooさんのブログを読んだ後だったからかも知れません^^)
韓国語は文法構造が日本語ととても似ている点でおそらく日本人にとっては一番習いやすい言語だと思うのですが、やはり最初に乗り越えなければならない壁がいくつかあります。私も含め大部分の学習者にとってはやはり文字を覚えることと発音に慣れることでしょう。大学の専攻が韓国語だったこともあり、一年生の頃は発音練習を徹底的に行なうのですが、90分の授業が終わる頃には顎や頬の筋肉に張りを感じるほど普段使い慣れていない筋肉を動かして発音してたんですね。特に難しかったのが「濃音」と呼ばれる詰まった音(ᄁᄄᄈᄊᄍ)です。喉を詰まらせて発音するので口から息がもれない音なんですね。だから「口元に薄い紙を置いて発音しても紙はゆれない」なんて指導されました。頭では理解できても実際はそうそううまくいかないものです。何度試しても口元の紙がゆれてしまうんですから。
そんな時ある韓国人の先生から「日本語の発音にも濃音はあるんですよ。ただ気づかずに使っているだけです。たとえば『ぴったり』の『た』は濃音じゃない?」と聞いてからは徐々に発音のコツがわかってきました。そんな風に考えると日本語にもたくさんの濃音があるんですね。
「ᄁ」・・・がっかり、はっきり など
「ᄄ」・・・ばったり、まったり など
「ᄈ」・・・さっぱり、がっぽり など
「ᄊ」・・・あっさり、ひっそり など
「ᄍ」・・・きっちり、みっちり など
たまには15年前の初心を思い出して少々さび付いてきた韓国語をブラッシュアップしないとなぁ(^^)

スリランカを想う

2004年12月28日 | 徒然日記
スマトラ沖地震の被害が明らかになっていくにつれ、そのあまりの被害規模の大きさに心を痛めています。
特に今年1月の新婚旅行で訪ねたばかりのスリランカでも多数の死傷者や家屋の損壊等の被害があったと聞いて、美しくのどかなスリランカの将来が心配でなりません。のどかな田園風景や象使いに連れられてのっそのっそと歩く象の親子、ジェフリー・バワの独創的な建築物、オランダの街並みを今も残すスリランカ南端の町ゴール、サーフィンスポットとしても名高いリゾート地ヒッカドゥワなどなど、以前の姿を取り戻すまでには相当の時間を要することでしょう。スリランカというと近年までは民族間の内戦やテロの影響で非常事態宣言が発せられ日本からの観光客もごく僅かにとどまっていたのが、ようやく国内情勢も落ち着き、数々の世界遺産や世界有数の茶畑、一年中温暖なリゾート地を訪ねる観光客が増え始めていた矢先のことだけに余計に残念でなりません。私たちのガイドを務めてくれた日本語が堪能なスニトゥさん(日本語名は寿日東さん)やドライバーの方、いつも笑顔を絶やさず親切に接してくれたホテルのスタッフの方々、みなさんのご無事をただ祈るばかりです。
スマトラ沖地震でお亡くなりになった方々のご冥福と被災地の一日も早い復興を心よりお祈りいたします。

愛車「パオ」とチャイルドシート

2004年12月27日 | 徒然日記
久しぶりに愛車「パオ」の話題なのですが今日は残念なお話です・・・。
奥さんとUちゃんが自宅に帰ってくる日も近づいてきたので車に装着するチャイルドシートをオートバックスまで見に行って来ました。
車種によって装着できるものが異なると聞いていたので専門知識が豊富そうな店員さんに
「日産のパオに乗ってるのですが、2点式シートベルトに対応したチャイルドシートはどれですか?」と質問すると、
「あのぉ...2点式に対応したものは数年前に製造中止になりました」だって!!!
「ということは、車を新たに買わないと現行のチャイルドシートは付けられないんですよね?」
「(申し訳なさそうに)そうですね。オークションやフリーマーケットで昔の2点式タイプが売られていることはありますが安全性の観点からは今の安全基準を満たしていませんから(残念!)」
な、なんと、この厳しいご時勢に2台目の車を買うことになるとは。。。「パオ」を下取りに出せば多少は安く次の車を買えるかもしれませんが、長年愛用してきた「パオ」をそうそう簡単には手放せません。
そんな事情を奥さんに話すと「ヤッタァ、車買うのね。新古車とかで安くていいのあるんじゃない!」だって。そう、古い物好きの私とは反対に奥さんは新しい物好きなのです。アイゴー、2台目購入資金はどうやって捻出しよう。今はそれで頭を悩ましています。。。

余談ですが、「パオ」という車名の由来は、中国語の包(パオ)、すなわちモンゴル遊牧民のゲル(組立式家屋)の意味で、非日常的な意外性をもった世界をコンセプトに作られたそうですよ。
「パオ」に乗る機会は今までよりは減ってしまうだろうけど「パオ」が動くうちは大切にするからね~。


ピエール・エルメ 『ビュッシュ キャレブラン』

2004年12月24日 | 美味美食
タイトルだけご覧になって何のことか分かった方は相当のグルメで甘い物好きの方ですね。
私も美味しいものを食べるのは大好きですが、新しいお店を開拓するよりも一度美味しいと思ったお店に何度も通う方なので奥さんに教えてもらうまでは何のことやらチンプンカンプンでした(^^)
育児に追われて外出もままならない奥さんの強い希望で今年のクリスマスケーキはピエール・エルメの『ビュッシュ キャレブラン』をかなり奮発して買ってきました(クリスマスケーキとは言っても少々フライングしてもう食べてしまったのですけどね)。
ピエール・エルメさんとは、現在のフランスデザート界スーパースターとして伝説的な地位と名誉を得ているパティシエで、「味覚の喜びと幸福感を追い求めている彼のデザートを口にした瞬間に誰もがその創造的で情熱的な世界の虜になる」(ホテルニューオータニ東京HPより)とまで言われる方だそうです。
そのピエール・エルメが満を持して今年のクリスマスケーキに送り出したのが『ビュッシュ キャレブラン』(写真はカットしたもの)です。「洋ナシのジューシーで繊細な風味と、メープルシロップがかもしだすカラメルとカンゾウの香りが完璧にマッチしたビッシュです。クランベリーの強い酸味が、洋ナシとメープルシロップの行儀がよすぎるハーモニーをあえて乱すことで食感にアクセントを保っています。そして、クルミ入りビスキュイのさくさくしたテクスチャーがほどよく全体を締めくくっています」(同HP)というケーキの説明文を読んだだけでもいったいどんな味がするのかワクワクしちゃいますね。説明文のように上手にこのケーキの味を表現するのはとっても難しいのですが、様々な味と香り、食感が織り成す美味しいメロディーは五感を刺激し、一口食べる度に新鮮な感動を呼び起こしてくれます(ちょっと大袈裟ですね^^)。
ピエール・エルメさん、美味しいクリスマスケーキをありがとう!来年の新作も楽しみにしてますね~!!
皆さま、Happy Merry Christmas!

年末の大掃除...

2004年12月22日 | 徒然日記
今年も年末が近づいてきましたね。
我が家も年末恒例の大掃除をそろそろ始めないと年始に間に合わなくなりそうです。例年は奥さんと役割分担して一日がかりで行うのだけど、自分一人で全てやるのかと思うと今から気が重いです。奥さんは寝る時間もなく実家で一日育児してくれてるのでそれに比べれば一人で大掃除するぐらいたいしたことでないのですけどね。
大掃除の中でも手がかかるのが「窓拭き」と「網戸」の掃除。どっちも寒い外で水をつかってきれいにしないといけません。想像しただけでも体がブルブルしちゃいます。さらに今年は床の雑巾がけと水周りの掃除かぁ、いやいや何時間かかることやら...
気が進まないことだといかに楽して済まそうか考えるものですね。例えば年末ジャンボ宝くじが当たると仮定してダスキンに掃除一式お願いしちゃうとかね。でも結局300円しか当たらなかったら(3000円分しか買ってないので^^)ダスキンへの支払をどう工面するかさらに困ることになりそうだし・・・。
やっぱりコツコツと少しずつ片付けていくしかなさそうです。明日は天皇誕生日で仕事はお休みだし、まずは窓拭きあたりから始めてみようかな。

お店の看板を陶板で作りました。

2004年12月21日 | 李朝アンティーク雅娘
将来、李朝アンティーク専門店を開業することを夢見てお店の看板(写真)を陶板で作ってみました。
店名は何と読むのですか?とよく聞かれるのですが、『雅娘』と書いて韓国語で「あらん」(아랑)と読みます。朝鮮時代のアンティークから李朝家具のリプロダクション(古材で作ったアンティーク調の家具)、李朝家具のレプリカ(アンティーク風の新品家具)、韓国の古民具・古道具などなど、どれもこれも私にとっては自分の娘のように可愛らしく、上品で風流な様相を呈しているところが『雅娘』と名づけた所以です。
来年の1月末には取り急ぎネットショップ(www.arang.jp)をオープンして少しづつ手持ちのアンティークや古民具・古道具のご紹介を始め、40歳になるまで(だいぶ先のことかと思っていたら35歳も目前。あっという間かな)には自分のお店が開業できたらいいなぁと思ってます。それまでこの陶板は大切に保管しておきま~す。
ご参考までに陶板の作り方を簡単にご紹介すると、①5ミリ厚にスライスした粘土(古陶)に店名を竹串で軽く転写する ②転写した文字を剣先で抜き出す ③6ミリ厚にスライスした別の粘土の上にのせて2枚を接着させる ④粘土と粘土の間にこもった余計な空気を取り除くため裏面に竹串で小穴を適量空ける ⑤素焼きした後、表面と側面に釉薬(今回は飴釉を使用)をかけて本焼きすれば出来上がり!
店名をもう少し目立たせたい時には文字の部分にアクリル絵具で色をつけるとコントラストが一層際立った陶板になるそうです。家を新築した時など自分で作った陶板の表札を玄関先につけても記念になっていいですね。チャレンジしてみたい方は、私の陶芸師匠のホームページ(住吉工房陶芸倶楽部 http://www.onyx.dti.ne.jp/~matsuki/)にぜひアクセスしてみて下さいね。

沖縄ドーナッツとおばちゃん

2004年12月20日 | 徒然日記
育児に疲れ気味の奥さんを元気づけてあげようと思って沖縄料理屋さんに奥さんの大好物「ラフティー」を買いに行きました。
この沖縄料理屋さんのおばちゃんがとっても人情味に厚く気前のいい方で、以前私たち夫婦でお店に食べに行った時のことを覚えていて、出産の報告をしたらとっても喜んでくれました。そして「ちょうど出来立てのお菓子があるから奥さんにあげて」と言って沖縄のドーナッツ『サーターアンダギー』を気前よく2袋(写真)も下さったのです。
他にもこの日は「ラフティー」「青パパイヤとスパムソーセージの炒め物」「沖縄そばで作ったやきそば(醤油味)」をテイクアウトしようと思って出来上がりを待っている際も「車で来たの?」「いいえ、自転車で来ました」「そんなら、ビールでも飲みながら待ってな」と生ビールのサービス。おばちゃん、何て優しいんだろう、どうもありがとう。
さらに、料理もできあがりお会計をしようと思ったら、「おばちゃんの気持ちだから持って帰りな(お代はいいよ)。暖かくなったら赤ちゃん連れて3人でおいで」だって。おばちゃんへの感謝の気持ちを伝えたくても言葉にならなくてただ頭を何度も下げることしかできませんでした。もし自分が逆の立場だったらきっとお客さんにここまでしてあげられないなぁ、おばちゃんにどうやって恩返ししたらいんだろうと考えながら、熱々の料理が冷めないように全速力で家路についたのでした。
食後のデザートにはおばちゃんに頂いた沖縄ドーナッツ『サーターアンダギー』をさっそく食べてみることに。さすが出来立て!外はパリッとさくさくしてて中はしっとりとほど良い甘み。口の中でパサパサすることなんて決してありません。おばちゃんの優しい心配りに感謝しながらとっても美味しく頂きました。奥さんも大好物のラフティーと沖縄ドーナッツを食べて満足そうでした。
おばちゃんに少しでも恩返しできるように親子3人でちょくちょく食べにいきますからね~。どうもありがとう(*^^*)

ソウル光煕市場(皮革専門問屋街)

2004年12月17日 | ソウル旅行
すっかり寒くなってきましたね。
寒さに強く暑さに弱い私は真冬でも軽装です。もちろん寒さは感じるのですが、それ以上に通勤途中の満員電車の熱気で汗をかくのが嫌いなのでいつも厚着しすぎないように気をつけてます。最近ではあまり「冬なのに薄着だね」って言われることも減ったから人並の服装なのかな。20代の頃はどんなに寒くてもスーツの上にコートを羽織ることは決してなかったので「Arangさんはコート持ってないの?」とか「コートを買うお金もないの?」なんて冷やかされたものです。

さて、スーツを着る機会が減った最近の冬にとっても重宝してるのがソウル東大門「光煕市場」で購入したレザージャケットです。ソウル留学中の93年に初めて光煕市場で購入して以来、今秋のソウル旅行で買い求めたレザージャケットが3代目になります。ここ光煕市場の魅力といえば、
①良質な牛革・羊革ジャケットが大変お得な卸売価格で購入できる(きっと日本の半値以下でしょう)
②専門卸売店がワンフロアーに集結しており短時間で多種多様なデザインやカラーの品を見れる(特に女性用はすごい品数。男性用を取り扱ってる店は少なめです)
③既製品以外にフル&セミオーダーが可能(雑誌の切抜きを見せればその通りに!)
④交渉次第では値引きも可能(男性店員の方がまけてくれる気がします)
⑤日本語で応対してくれる店も多いなど。

私が今秋買ったのはとても柔らかい羊革のジャケット(ダークブラウン、ワンボタン)です。好みのスタイルでサイズが自分にぴったりな物がなかったので急遽オーダーして作ってもらうことに(どっちみち既製品だと袖が長すぎて縮めることになるので・・・)。短期間の旅行中でもご心配なく、なんとオーダー品でも翌日の夜には出来上がっちゃうんですから。気立ての良い店主としばし交渉した後、奥さんの羊革ジャケット(ブラック)と合わせて30万ウォンで決着。もうちょっと粘れば更に安くなったかも知れませんね。私の場合は現物が目の前にないだけに最高の羊革を使ってジャケットを作るように念をおしておきました。これからソウル旅行に行く予定の方、seoulnavi.com などに光煕市場の詳しい案内がのってるのでご覧になってみて下さいね。
今日も黒いタートルネックのセーターにこのジャケットを着てクリスマス・イルミネーションの綺麗な街中を歩いてますよ~(*^^*)

希須林赤坂の『四川担担麺』

2004年12月16日 | 美味美食
2夜連続の忘年会で少々疲れ気味です・・・。
お酒を飲んだ翌日ってなぜか汁物が食べたくなりませんか?
昨日のランチは『酸辛湯麺』だったので今日はどんな汁物にしようかなぁと考えていたら、12月1日にオープンしたばかりの担担麺専門店「希須林赤坂」を思い出しました。オープンキャンベーン中に会社の人たちと行ってみたら外まで行列で入れなかったんですよね。ランチタイムを5分ほどフライングしてお店に直行したのに既に満席、3人待ちの状態でした。最初に食券を買うんですね。メニューは「四川担担麺」「排骨担担麺」「”辛”にらソバ」「汁なし担担麺」などなど。初めて来たからには希須林名物の「四川担担麺」(950円、結構いいお値段します)を食べてみないとね。
「四川担担麺」って書いてあるボタンを押せばいいだけかと思ったら「四川担担麺」だけでもボタンが5つもある、1辛・2辛・3辛・4辛・5辛だって。無難に3辛にしとくかぁと食券を買い求め順番を待つことに。頭がボッーとしてたんですね、ようやく貼紙に気付きました。なになに3辛はノーマルだって。う~ん、辛いって言ったってそれ程でもないんだろうから一つ上にチャレンジしてみようっと。無料のライスも付けてもらって4辛担担麺が出てくるのをしばし待ちます。
写真(お店のウェブサイトより借りてきました)をご覧のとおり、スープは見るからに辛そうな様子。麺の上には挽肉、もやし、ニラなどの炒め物がたっぷりとのっかっています。蓮華でスープをまずは一口。ゴマの甘みと風味が口中に広がった後、ラー油の辛味が舌を次々と刺激してきます。最初は涼しい顔して食べていたのに、後半にはじわりと汗が吹き出し始め、唇もヒリヒリとしてきます。最後にはご飯で辛味を中和しながらようやく完食。うっかり5辛(激辛)にしてたら大変なことになってたなぁ。
会社に戻ってからも暫くの間は唇がヒリヒリしてましたよ。今はお腹の中で燃えてるような感じ。ボッーとしていた私の胃も担担麺の辛さに刺激されてフル回転で動き始めたようです。これなら新陳代謝も促進されてすぐに復活できそう。
ちなみに今晩は忘年会もないので絶対、休肝日にしま~す!

血液型と忘年会

2004年12月15日 | 徒然日記
忘年会シーズンになりましたね。今年は赤ちゃんが生まれたばかりなので忘年会への参加は少し消極的になっていたのですが、昨晩は会社の人たちが赤ちゃん誕生のお祝いも兼ねて忘年会を開いてくれました。
主賓席に座りはしたものの普段から聞き手役になることが圧倒的に多い私(昔から口数が少なく大人しいと言われます)はこの日もみんなの楽しい話をふんふんと聞いていました。すると誰が口火を切ったのか話題は血液型のことに。先日の日経土曜版にも書いてありましたが血液型の性格や行動特性には科学的な根拠は何もないそうです。日本はA型とO型が多数派を占めるのでA型・O型にうけるような内容でテレビや雑誌で紹介される傾向が強いとも。ともなく日本人(韓国でも血液型の話が流行してるとか)は血液型に関する話が大好きですよね。
さて、この日集まったメンバーの内訳はA型4名、B型3名、AB型1名なり。主流派と非主流派がちょうど半分づつ、珍しくO型は誰もいないことが判明しました。しばらくはB型の話題で盛り上がった後、たった一人のAB型の話題に。そう、私のことです。子供の頃からAB型は「変わり者」とか「二重人格」と決まり文句のように言われ続けてきたから私は血液型の話が苦手です・・・。この時も「Arangさんはこだわりがすごーく強くてわが道を行く部分とみんなに協調的な部分と両方あるよね」「やっぱり二重人格だよ!」「うん、まちがいない!!」といつものセリフが交わされたのでした。更に「私がABで、奥さんはA、UちゃんはB」と報告すると「それはまとまりのない家族になるね」だって。まったく失礼なんだから!!
血液型に続いては干支・星座・動物占い(一世風靡しましたよね、懐かしい)の話題で盛り上がることに。私が唯一胸をはって言えるのは干支「亥(いのしし)」、星座「しし座」、動物占い「獅子(ライオン)」と全て「獅子」で統一されてること。だから何?って感じですけどね。ちなみにこれは日本だけの話。韓国に行ったら干支は「ブタ」になっちゃうんだなぁ、残念(^^)

麻布十番『天ぷら畑中』

2004年12月14日 | 美味美食
今日は午前中に麻布十番で仕事があるので終わったら美味しいランチを食べるぞぉと朝から張りきってました。どんな美味しいものを食べようかなぁと迷った挙句、結婚前に奥さんと一度だけ夕食を食べに行ったことのある『天ぷら畑中』を思い出しました。いつかランチも食べてみたいなぁと思っていた念願がようやく叶いました。
さて、午前中の仕事も順調に終わり、焦る気持ちを抑えながら足早にお店へと向かいます。開店時間も調べずに来て見たらちょっと早すぎたみたい。ランチは12時からだって。とりあえず近くのコンビニで時間をつぶし、12時きっかりに入店。幸い2番目に入店できたので天ぷらを揚げる様子がばっちり観察できるカウンター席に通してもらえました。
「天丼」「特製天丼(かき揚つき)」「天ぷらとご飯」というランチメニューの中から「天丼(1260円)」を注文。天丼の他に小鉢のサラダ、赤だしのシジミ汁、香の物がつくお得なランチメニューです。
空腹を抑えながら待つこと10分少々、ほっかほかのご飯の上に薄い衣をまとった天ぷら(小えび4本、キス、イカ、なす、ピーマン、蓮根)がきれいに盛り付けられて天丼の登場です。天ぷらはタレの中にジャブンと漬すのではなく、せっかくの衣の良さが失われないように適量のタレを天ぷらにつけてくれています。また、天丼のタレは甘すぎず辛すぎないバランスのとれた味付けでご飯との相性もぴったりです(タレのかかったご飯だけでも食が進みます^^)。どれを食べても板前さんのプロの技を感じるものばかりで一口一口味わいながらあっという間に完食してしまいました。私は天ぷらを食べると胸やけや胃もたれを起こしてしまうことがあるんですが、『畑中』の天ぷらなら安心です。
写真は『畑中』のショップカードをスキャナーで読み込んだものです。ランチタイムにお近くまで行かれた方はぜひ一度こちらの天丼をご賞味くださいね。

ショップカードを作りました。

2004年12月13日 | 李朝アンティーク雅娘
ご覧のような『李朝アンティーク雅娘』のショップカードを全部で80枚作ってみました。サイトオープンまでまだ2ヶ月近くもあるからちょっと気が早かったかな。
デジタル印刷が主流となった昨今ですが、あえて昔ながらの活版印刷機を利用して一枚一枚手作業でショップカードの作成に挑んでみました。

ショップカードの作り方を簡単に説明すると次のようになります。
①奥さんが書いてくれた縦型・横型のショップロゴをスキャナーで読み込む。
②ワープロソフトにてショップカードのレイアウトを作成する。
③一般のプリンターで印刷した原稿をもとに印刷所にて樹脂凸版原稿におこしてもらう。
④樹脂凸版の原稿を活版印刷機にセットする。(実は原稿をセットする位置が一番難しかったりします)
⑤活版印刷機にて一枚づつ手動で印刷する。(刷り始めてしまえば60分~90分ぐらいで100枚程度は印刷できます)

コストだけ考えれば巷には格安で名刺やショップカードを作ってくれるチェーン店はたくさんありますよね。でも、一枚一枚手作業で作ったものはやっぱり高級感があっていいですよ。印刷機でプレスした時にできる微妙な凹凸加減やオリジナルインク(今回はディープブルー2、ブラック1の比率でインクを配合)で印字された活字の輝きは量産品にはない良さですね。(自己満足^^)

ちなみに作成にかかる実費は樹脂凸版原稿費(名刺サイズで800円)と紙代(80枚で約200円)のみで、それ以外に版画教室の月謝(月3回 9000円)が必要なので、1枚あたりのコストに換算すると40円程度でしょうか。

予想以上の出来栄えにショップカードを配るのが惜しくなっちゃったりして・・・(^^)

『大長今』と『李朝アンティーク』

2004年12月10日 | 李朝アンティーク雅娘
このところ毎週欠かさずに見ている韓国ドラマの一つがNHKBS2で放映中の「チャングムの誓い」(原題 大長今)です。
チャングムを中心に繰り広げられる宮廷でのストーリーが面白いのはもちろんのこと、16世紀初頭 朝鮮王朝の様子を忠実に再現したヘアスタイルや衣装、食事、インテリアなどはとても興味深いものばかりです。朝鮮王朝の古家具やアンティークが大好きな私にとってはここ彼処に登場する「バンダジ」や「書案」「薬箪笥」を見ているだけでもワクワクしてしてしまいます。
韓国では昨年9月から始まった『大長今』の放映をきっかけに宮廷料理教室に通うのがブームになり、また、韓国の伝統的なインテリアへの関心も少しずつ高まってきているようです。私も来年1月末の『李朝アンティーク雅娘』オープンに向けて小物や陶器類を中心に、ちょっとずつアンティークを買い足してるんですが、長年お付き合いしている骨董品市場の方によると古くて状態のいい古家具や陶器、民芸品を探すのは段々難しくなってきたそうです。 日本でもこれまでは一部の収集家やインテリア好きの間で好まれてきた李朝アンティークも、『大長今』を契機にファンの裾野が広がりそうですね。『李朝アンティーク雅娘』では少しでも良いものを手ごろな価格帯で提供できたらいいなぁと思ってます。サイトオープンまであと2ヶ月、がんばって良いものを探しま~す!

*写真は1本の木をくり貫いて作った木器です。取っ手のような部分は片口になっていて器にいれた液体を流せるようになっています。これを花器に見立てて花を生けたりするととっても雰囲気があって渋いんですよ!

「マンゴータルト」

2004年12月06日 | 徒然日記
育児日記なのになぜ「マンゴータルト」と思った方もいるかも知れませんね。
奥さんのお見舞いとUちゃんの顔を見に連日病院と自宅をドタバタと往復してたので日記の日付が前後してしまいました・・・。少々さかのぼって出産前日のお話です。
これまでも週に数回は奥さんの実家へ行って一緒に食事したりしてたのに泊まったことはなかったんですね。それが出産前日に限って何か予感がして、お泊りセットと差し入れを持って実家に伺ったんです(こういうのを第六感が働いたっていうんでしょうね)。
世間では流行語大賞とかヒット商品番付なんかが発表されてますけど、我が家で今年ブームとなった品といえばマンゴーが筆頭格に挙げられるでしょう。沖縄の完熟マンゴーを食べて以来、その美味さに目覚めたのでした。そんな訳でマンゴーを贅沢にタルト生地にのせたマンゴータルトを差し入れることに。
今では食事制限から開放された喜びを噛みしめるかのように食欲全開の奥さんもこの時は厳しく食事を自己管理してました。きっとタルトの一個や二個は軽く食べれるはずなのにこの日は半分だけにして残りは明朝食べると言って泣く泣く冷蔵庫に入れることに。(食べるのに命かけてる奥さんにとっては人並以上の忍耐力が必要だったことでしょう)
それからわずか6時間後の午前3時には陣痛が始まり、7時半にはオモニと一緒に病院へ、そして午後3時31分にはUちゃん誕生となりました。ちょうど私が泊まっている時(それも初めて)に、さらに我が家の今年のブーム、マンゴーを食べた後に陣痛が始まったのには不思議なつながりを感じちゃいました。
奥さんは陣痛で苦しんでいる間も「こんなことならマンゴータルト全部食べちゃえば良かった」と相当悔やんでました。それほど美味しかったんだね。きっとUちゃんは生まれながらのマンゴー好きに違いないよ(^^)
それにしても奥さんが残しておいたマンゴータルトはその後どうなったんだろう???

赤ちゃん、生まれました!

2004年12月02日 | 徒然日記
本日(2004年12月2日)の午後3時31分に3710gの男の子が生まれました。
母子ともに元気で、今はホッとした安堵感とジワジワとこみ上げて来る幸福感に満たされながらブログを書いています。

今日は子供が生まれる日まで私たち二人が大切にしてきた詩を紹介します。
この詩は、奥さんのお腹の中に息子の新しい生命が宿ったときに、息子が私たちに宛てた手紙だと思って、いつもいつも心のどこかでこの詩を読み返してました。
普段でもこの詩を読むたびに涙がこみ上げてくるのに、今日という今日はあふれ出る涙をとても堪えることができませんでした。息子が私たちを両親に選んだことがいつまでも正しかったと思ってもらえるよう、明日からの育児に夫婦二人全力で励んでいきたいと強く誓うのでした。
少々長い詩かと思いますが、ぜひ最後の一行までお読みになってみてください。

『私があなたを選びました』 作者 鮫島浩二(中山産婦人科クリニック)

おとうさん、おかあさん、
あなたたちのことを、こう、呼ばせて下さい。
あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て、
わたしは地上に下りる決心をしました。
きっと、わたしの人生を豊かなものにしてくれると感じたからです。
汚れのない世界から地上に下りるのは、勇気がいります。
地上での生活に不安をおぼえ、途中で引き返した友もいます。
夫婦の契りに不安をおぼえ、引き返した友もいます。
拒絶され、泣く泣く帰ってきた友もいます。
あなたのあたたかいふところに抱かれ、今、わたしは幸せを感じています。

おとうさん、
わたしを受け入れた日のことを、あなたはもう思い出せないでしょうか?
いたわりあい、求め合い、結び合った日のことを
永遠に続くと思われるほどの愛の強さで、わたしをいざなった日のことを
新しい”いのち”のいぶきを、あなたがフッと予感した日のことを
そうです、あの日、わたしがあなたを選びました。

おかあさん、
わたしを知った日のことをおぼえていますか?
あなたは戸惑いました。あなたは不安に襲われました。
そしてあなたは、わたしを受け入れてくださいました。
あなたの一瞬の心のうつろいを、わたしはよーくおぼえています。
つわりのつらさの中でわたしに思いをむけて自らを励ましたことを、
わたしをうとましく思い、もういらないとつぶやいたことを、
わたしの重さに耐えかねて、自分を情けないと責めたことを、
わたしはよーくおぼえています。

おかあさん、
あなたとわたしはひとつです。
あなたが笑い喜ぶときに、わたしは幸せに満たされます。
あなたが怒り悲しむときに、わたしは不安に襲われます。
あなたが憩いくつろぐときに、わたしは眠りに誘われます。
あなたの思いはわたしの思い あなたとわたしは、ひとつです。

おかあさん、
わたしのためのあなたの努力を、わたしは決して忘れません。
お酒をやめ、タバコを避け、好きなコーヒーも減らしましたね。
たくさん食べたい誘惑と、本当によく闘っていますね。
わたしのために散歩をし、地上のすばらしさを教えてくれましたね。
すべての努力はわたしのため、あなたを誇りに思います。

おかあさん、
あなたの期待の大きさに、ちょっぴり不安を感じます。
初めての日に、わたしはどのように迎えられるのでしょうか?
わたしの顔はあなたをがっかりさせるのでしょうか?
わたしの身体はあなたに軽蔑されるでしょうか?
わたしの性格にあなたはため息つくでしょうか?
わたしのすべては、神様とあなたたちからのプレゼント
わたしはこころよく受け入れました。
きっとこんなわたしが、いちばん愛されると信じたから。

おかあさん、
あなたにまみえる日はまもなくです。その日を思うと、 
わたしは喜びに満たされます。
わたしといっしょに、お産をしましょう。
わたしがあなたを励まします。あなたの意志で回ります。
あなたのイメージで下りてきます。
わたしはあなたをこよなく愛し、信頼しています。

おとうさん、
あなたに抱かれる日はまもなくです。
その日を思うと、わたしの胸は高鳴ります。
わたしたちと一緒に、お産をしましょう。
あなたのやさしい声が、わたしたちに安らぎを与えてくれます。
あなたの力強い声が、わたしたちに力を与えてくれます。
あなたのあたたかいまなざしが、わたしたちに励ましを与えてくれます。
わたしたちはあなたをこよなく愛し、信頼しています。

おとうさん、おかあさん、
あなたたちのことを、こう、呼ばせて下さい。
あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て、
わたしは地上に下りる決心をしました。
きっと、わたしの人生を豊かなものにしてくれると感じたからです。

おとうさん、おかあさん
いま、わたしは思っています。わたしの選びは正しかった、と。

わたしがあなたたちを選びました。