アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

ソウル光煕市場(皮革専門問屋街)

2004年12月17日 | ソウル旅行
すっかり寒くなってきましたね。
寒さに強く暑さに弱い私は真冬でも軽装です。もちろん寒さは感じるのですが、それ以上に通勤途中の満員電車の熱気で汗をかくのが嫌いなのでいつも厚着しすぎないように気をつけてます。最近ではあまり「冬なのに薄着だね」って言われることも減ったから人並の服装なのかな。20代の頃はどんなに寒くてもスーツの上にコートを羽織ることは決してなかったので「Arangさんはコート持ってないの?」とか「コートを買うお金もないの?」なんて冷やかされたものです。

さて、スーツを着る機会が減った最近の冬にとっても重宝してるのがソウル東大門「光煕市場」で購入したレザージャケットです。ソウル留学中の93年に初めて光煕市場で購入して以来、今秋のソウル旅行で買い求めたレザージャケットが3代目になります。ここ光煕市場の魅力といえば、
①良質な牛革・羊革ジャケットが大変お得な卸売価格で購入できる(きっと日本の半値以下でしょう)
②専門卸売店がワンフロアーに集結しており短時間で多種多様なデザインやカラーの品を見れる(特に女性用はすごい品数。男性用を取り扱ってる店は少なめです)
③既製品以外にフル&セミオーダーが可能(雑誌の切抜きを見せればその通りに!)
④交渉次第では値引きも可能(男性店員の方がまけてくれる気がします)
⑤日本語で応対してくれる店も多いなど。

私が今秋買ったのはとても柔らかい羊革のジャケット(ダークブラウン、ワンボタン)です。好みのスタイルでサイズが自分にぴったりな物がなかったので急遽オーダーして作ってもらうことに(どっちみち既製品だと袖が長すぎて縮めることになるので・・・)。短期間の旅行中でもご心配なく、なんとオーダー品でも翌日の夜には出来上がっちゃうんですから。気立ての良い店主としばし交渉した後、奥さんの羊革ジャケット(ブラック)と合わせて30万ウォンで決着。もうちょっと粘れば更に安くなったかも知れませんね。私の場合は現物が目の前にないだけに最高の羊革を使ってジャケットを作るように念をおしておきました。これからソウル旅行に行く予定の方、seoulnavi.com などに光煕市場の詳しい案内がのってるのでご覧になってみて下さいね。
今日も黒いタートルネックのセーターにこのジャケットを着てクリスマス・イルミネーションの綺麗な街中を歩いてますよ~(*^^*)

韓国の11月11日は『ペペロデー』

2004年11月12日 | ソウル旅行
韓国では昨日(11月11日)『ペペロデー』(日本流にいうならポッキーの日)だったんですね。この日のプログは『ペペロデー』にしようと決めてたのにうっかり忘れてました。
私がソウルにいた93年頃には『ペペロデー』なんてなかったので実感がなかったんだなぁ。
もともとのペペロデーでは女の子同士が「(ペペロのように)スラッとした体型をキープしよう」とか「ダイエットがんばろう!」とかの意味合いで交換し合ったいたようです。(余談ですが93年当時はセクシーでスタイル抜群なことを「コーラ瓶みたい」と言っていたのを思い出します *^o^*)
それがいつしかボーイフレンドやガールフレンドに綺麗にラッピングしたペペロをプレゼントして愛を告白する行事に変わったようです。バレンタインデーにあげるのはチョコレートなら何でもいいけど、『ペペロデー』はロッテ製菓のペペロに限定してるのが面白いですね。ロッテ製菓もペペロデーさまさまのはず。(これではロッテの策略かと怪しまれても仕方ないですね)
写真のペペロを抱えた人形には「"Pepero Day" 私の気持ちと私のペペロを受けとってくれますか?」とメッセージが添えてあります。今更ながら一度ぐらいペペロをもらってもいいかなって思っちゃいました(^^)

韓国のアジュモニ

2004年10月22日 | ソウル旅行
韓国の七不思議の一つと思っているのがアジュモニ(おばさん)たちの髪型がみんな同じこと^^*
バスの座席に座った一列のオジュモニをご覧ください。
意図的に撮った写真の一コマなのかも知れないけど、それにしてもみんな短髪のちりちりパーマ!!
全員同じ美容室に行ってるの?って思いたくなっちゃうくらい瓜二つですね~
一体なんでだろう?ある年齢を超えると髪の手入れとか面倒くさくなっちゃうのかなぁ。
どなたかこの謎を解く鍵を知っていたら教えてくださいね!

*写真の出典
先日偶然見つけたハンヘジンさんのホームページに掲載されていたものです。
もちろんネチズン(ネットシチズンの略)のマナーとして「퍼갈꼐요!」(頂きますって意味でいいのかな?)と宣言して頂戴してきましたよ~

長安アンティーク

2004年10月04日 | ソウル旅行
ソウル旅行記の第7回は私の大好きな骨董店「長安アンティーク」についてです。
骨董品とはいっても青磁・白磁や朝鮮時代のオリジナル家具は目が飛び出るほど高価なので、私はもっぱら20世紀前半から近代までの古民具や古道具を見つけては少しずつ買い増しています。
ソウル市内では仁寺洞や梨泰院などに主に外国人をターゲットとした骨董屋さんが軒を連ねています。外国人向けのお店ですから必然的にお値段も高めの設定。おまけに値切り交渉もかなりの苦に感じられます。
そんなこんなで辿り着いたのが地下鉄5号線 踏十里駅近くにある長安坪骨董市場です。骨董品を卸売りする専門店がところ狭しと立ち並ぶ中で私の一番のお気に入りは「長安アンティーク」というお店です。こちらのお店に通うようになってからは他店で品定めをすることはあっても一度も購入したことがないぐらい「長安アンティーク」に惚れこんでいます!他店を凌ぐ圧倒的な品数と品の良さはもちろんですが、何よりもお店のご主人と奥様がいつ時も自分の家族のように暖かく迎え入れてくれるからです。すっかり情が移っちゃったんですね。
私もいつかお店のご主人のように脱サラして「長安アンティーク」のような素敵なお店を開くのが夢なんです。その時まで一つでもいい品に触れ、いい品を見分ける眼を養っていこうと思ってます。
韓国の古い品々(家具や木工品、石像、陶磁器など)にご関心のある方は「長安アンティーク」へぜひ一度どうぞ!
*お店のホームページはhttp://www.janganantique.com/korea/main.asp

チャパゲティ(チャジャン麺のインスタント!?)

2004年09月29日 | ソウル旅行
本日はソウル旅行記番外編『チャパゲティ』(짜파게티)についてです。
「チャパゲティ」の存在は知ってましたが実は今まで一度も食べたことはなかったんです。食べるきっかけとなったのはソウルで数年ぶりにあった以前の上司との他愛ない会話からでした。

わたし:「ソウルに1年間語学留学してた頃に最も恋しくなった日本食は焼きそばだったんですよ!特にインスタントのソース焼きそば!!金部長は研修で日本にいらしてた頃はいかがでしたか?」
金部長:「そりゃぁ、チャパゲティだったよ!キムチとか辛ラーメンは当時でも日本で買えたからね。韓国に一時帰国した時にはチャパゲティを大量に買い込んできたものだよ」
わたし:「チャパゲティってチャジャン麺のインスタントみたいのですよね。ソース焼きそばにチャパゲティだなんて何か似てますね!そういえば昨日ロッテ百貨店のフードコートに行ったらお好み焼きやたこ焼きまで売っていてびっくりしました。10年前は梨花女子大の近くにお好み焼き屋さんがあったぐらいだったのに・・・」

これ以来、チャパゲティをぜひ自分の舌で試してみたいという誘惑にかられたのでした。ソウルから帰国してさっそく妻と二人で作ったのが写真のとおり。ヌナ(親しいお姉さんの意)のオモニが丹精込めて作ってくださった水キムチを添えてある日の昼食ができあがり。
さぁ、待ちに待った試食です。まずはチャジャン麺に似た香ばしい香りが立ち込めます。チャジャンとよく絡めた麺を一口。うっ、うまい!太麺のモチモチした食感と香ばしい味噌の風味、そしてトッピングで入れた玉ねぎの甘みの絶妙のハーモニー!!二人して「美味しい!マシイッタ!」を連発しながらあっという間に完食してしまいました。韓国の中華料理店で食べるようなチャジャン麺とは程遠いですが、チャパゲティという別ジャンルの食べ物と考えればかなりの高得点。
次回韓国へ行った時には僕らも段ボール一箱買ってこようと誓ったのでした^^*

滋養強壮剤「バッカス」

2004年09月27日 | ソウル旅行
ソウル旅行記の第5回は国民にこよなく愛されている滋養強壮剤『バッカス』についてです。写真は東大門市場ミリオレ前のキオスクで購入したものです。
日本で例えるなら「ファイト!いっぱ~~つ」の『リポビタンD』か「Of Course!」(by ペ・ヨンジュン)の『オロナミンC』に匹敵するほど、いやそれ以上に国民的から広く支持されている栄養ドリンクです。
過去の累積販売本数等を見ても消費量が並みの量ではありません。2002年までに販売されたバッカスの累積本数は137億7511万本で、瓶を一列に並べたら地球41周分の長さになるとか。さらに年間販売本数7億本を国民1人当たりの消費量に換算するとなんと年間平均15.5本も愛飲してるっていうんだから驚きです。
思い起こせば新入社員や中途社員研修の引率で10日ほど韓国へ出張した時などは、スタッフ一同で研修前に1本、研修終了後の残業中に1本という具合に欠かさず飲んでいたっけ。日本では「リポビタンD」と「オロナミンC」を合わせても数えるほどしか飲んだことがなかったのだから効き目を人一倍感じられたのも当然かも知れません。
今回も3泊4日の間、朝から夜中まで相当動き回った旅行だったので、期間中いったい何本の「バッカス」を口にするのかと思っていましたが、結局1本だけでした。きっと私の場合は「バッカス」に頼らなくても、たっぷりのニンニクと唐辛子の入った韓国料理からたくさんのパワーをもらってハッスルハッスルだったのでしょうね!!

ヘバラギ・チョコ

2004年09月24日 | ソウル旅行
ソウル旅行記の第4回は韓国のお菓子の中で一番好きな「ヘバラギ・チョコ」(ヒマワリ・チョコ)についてです。
商品名とパッケージからご推察のとおり、ヒマワリの種をチョコレートでコーティングしただけのシンプルなお菓子なのに、これがまた食べ始めたら『とまらない、やめられない』味なんです。だから韓国へ行った時には必ずボックス単位で購入してくるんです。実は同様の商品をヘッテという製菓メーカーでも発売しているんですが(今も販売してるかな?ヘッテ製は日本でも依然販売されてました)、ヒマワリを噛んだ時の食感やチョコとのバランスはロッテの方が数段優っています。
それにしても「ヘバラギ・チョコ」を買う度に韓国の物価上昇には驚かされます。わずか10年前でも1個250ウォンだったのに、今は倍の500ウォンですからね~。幸い今回はロッテ百貨店の秋夕特別セールで1個330ウォンだったので迷わずまとめ買いしちゃいました^^* お酒のおつまみにもなる「ヘバラギ・チョコ」をぜひ一度ご賞味ください!
またまた余談ですが、「ヘバラギ・チョコ」の類似品で「ホバクシ・チョコ」ってのもあります。こちらはヒマワリの種の代わりにカボチャの種が入ってるんですよ。個人的には断然「ヘバラギ・チョコ」派です。だって、種の大きさとコーティングしているチョコのバランスが最高なんだもん^^!!

叉来屋の冷麺

2004年09月23日 | ソウル旅行
ソウル旅行記の第三回は冷麺のお話です。
韓国旅行に行く際にいつも楽しみにしてるのが冷麺を食べることです。だって日本では滅多に美味しい冷麺が食べれないから・・・。
写真は乙支路4街にある叉来屋(ウレオック)という創業数十年のお店の冷麺です。あ、ご覧になった方には予めお詫びしないと・・・。ご覧のとおり写真の冷麺は食べかけなんです。あまりに待ち侘びていた冷麺だったので写真を撮るのも忘れて食べ始めちゃいました^^* ここのスープは他店とは異なる味わいがするんですよ。牛骨かなぁ、旨みがスープにしっかりとけ込んでいてさすが名店の味だなぁと脱帽です。麺も普通の1.5人前はあるから冷麺だけ食べても十分お腹いっぱいになるんです。
実はこのお店は接待にもよく使われるような高級店なので焼肉を満腹になるまで食べたらきっと日本よりも高くつきます。韓国に行くとついついお金を使いすぎちゃって、このお店ではいつも腹八分目までと決めてます。余裕のある方はぜひプルコギも食べて見て下さいね。肉を食べ終わったら、冷麺の麺だけ頼んで残った汁と炒めてもらってもいいし、ご飯を汁につけて食べてもいいそうですよ~(私はまだどちらも試したことありませんが・・・)
そうそう、忘れちゃいけないのが付け合せの水キムチ(물김치)!叉来屋の水キムチはほんとに美味しいです。韓国は付け合せのおかずがおかわり自由だから更に嬉しいですよね。私にとってここの水キムチはまさにかけつけ一杯って感じで、毎度がぶ飲みしています^^!!

マンゴージュース

2004年09月22日 | ソウル旅行
ソウル旅行記の第二回目はマンゴージュースです。韓国なのになぜマンゴーなの?と首をかしげる方もいらっしゃるかも知れません。聞くところによると昨年韓国ではマンゴージュースが大ヒットしたそうで、今日にいたっては町の至る所(コンビニや自販機、露店など)で売られている旬の商品(ちょっと過ぎちゃったかな?!)です。さらに、デパ地下や地下鉄の駅構内などには生ジュースコーナーが立ち並び、マンゴーをはじめとして、オレンジやキウイなどフレッシュなジュースを気軽に味わえるようになってました。お値段は300円から400円ぐらいなので日本とあまり変わりないようです。
私たちマンゴー大好き夫婦は美味しそうなマンゴー飲料を見たら飲まずに通り過ぎる訳にはいきません!写真は果汁70%のマンゴージュース。味はピーチネクターみたいにちょっとトロっとしていて、マンゴーの風味や香りの楽しめるものでした。他にもいくつか試飲してみましたがデルモンテのマンゴー100%ジュースが一番美味しかったかなぁ。その写真は?は、はい、気がついた時には飲み干してゴミ箱の中に入ってました・・・。美味しいものを目の前にするとじっとしていられない性質なので写真撮影はついうっかり^^!!こんど韓国に行くときは全品制覇するぞぉー、おっー!
余談ですが、カゴメさん、「桃しぼり」(一年中飲めるように買いだめしてます!)と並ぶ夏の定番商品として「常夏の完熟マンゴーしぼり」など商品化してみたらいかがでしょう?よろしくお願いしま~す!!

プデチゲ(部隊鍋)

2004年09月21日 | ソウル旅行
今日からはしばらく今回のソウル旅行について書き綴ってみようと思います。
栄えある初回の話題を何にしようか迷った挙句、まずは美味しい物の話から始めることにしました。料理の名前は「プデチゲ」です。直訳すると部隊鍋ってことになりますが、名前の由来は在韓米軍から調達したスパムやソーセージなどを食材にしてたからと言われてます。
写真をご覧ください。乾麺もいい感じの状態になって美味しそうじゃありませんか?!私などは写真を見てるだけでお腹がグーっと鳴ってますよ~。チゲの具はスパムにソーセージ、豆腐、マカロニ(ショートパスタ風)、ネギなどなど。お好みで乾麺を入れてもらうのですが、乾麺の入っていないプデチゲなんてと思っちゃうほど定番のトッピングです。熱々のスープと白いご飯との相性も抜群!というか最高です!!見た目は辛そうなのに食べてみると驚くほどマイルドな味わい。一度食べ始めたら最後、食べ尽くすまでみんな無口なっちゃいます。極めつけはスライスチーズのトッピング!とうがらしの辛味と具材の旨み(特にスパム^^)そしてとろけたチーズの旨みが混ざりあって・・・(ここから先はご想像にお任せします)
ちなみに今回訪ねたのは江南区狎鴎亭にあるプデチゲ専門店ノルブ(놀부)。チェーン店らしく明洞にも同名のお店がありました。ソウル旅行でお近くまで遊びに行かれた方はぜひ一度ご賞味ください!やみつきになること間違いなしです^^*