アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

『大長今』と『李朝アンティーク』

2004年12月10日 | 李朝アンティーク雅娘
このところ毎週欠かさずに見ている韓国ドラマの一つがNHKBS2で放映中の「チャングムの誓い」(原題 大長今)です。
チャングムを中心に繰り広げられる宮廷でのストーリーが面白いのはもちろんのこと、16世紀初頭 朝鮮王朝の様子を忠実に再現したヘアスタイルや衣装、食事、インテリアなどはとても興味深いものばかりです。朝鮮王朝の古家具やアンティークが大好きな私にとってはここ彼処に登場する「バンダジ」や「書案」「薬箪笥」を見ているだけでもワクワクしてしてしまいます。
韓国では昨年9月から始まった『大長今』の放映をきっかけに宮廷料理教室に通うのがブームになり、また、韓国の伝統的なインテリアへの関心も少しずつ高まってきているようです。私も来年1月末の『李朝アンティーク雅娘』オープンに向けて小物や陶器類を中心に、ちょっとずつアンティークを買い足してるんですが、長年お付き合いしている骨董品市場の方によると古くて状態のいい古家具や陶器、民芸品を探すのは段々難しくなってきたそうです。 日本でもこれまでは一部の収集家やインテリア好きの間で好まれてきた李朝アンティークも、『大長今』を契機にファンの裾野が広がりそうですね。『李朝アンティーク雅娘』では少しでも良いものを手ごろな価格帯で提供できたらいいなぁと思ってます。サイトオープンまであと2ヶ月、がんばって良いものを探しま~す!

*写真は1本の木をくり貫いて作った木器です。取っ手のような部分は片口になっていて器にいれた液体を流せるようになっています。これを花器に見立てて花を生けたりするととっても雰囲気があって渋いんですよ!