アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

OBJ east & Kame ManNenの眼鏡

2004年10月29日 | 私の一品
超近眼の私は3年ぶりに眼鏡を買い替えました。(裸眼で0.1すらぼやけて見えないほど トホホ・・・)
お店は前々からずっと気になっていた銀座にある「OBJ east」(本店は京都だそうです)に行ってみました。せっかくだからOBJオリジナルの眼鏡にすれば良かったのだけど、偶然手に取った「Kame ManNen」という眼鏡メーカーのものに一目惚れしてしまったんです。創業1917年の老舗「Kame ManNen」はクラシカルな雰囲気をベースに新たな手法を取り入れることで機能美とフィット感を実現しているそうです。
私が購入した写真のフレーム(KMN-21)もオリジナルフレームの特徴をいかし現代に復刻したものです。特徴的なのは、
①レンズのサイズが小さい(最大値で縦2.5㌢、横4.0㌢)
フレームレスな分、余計に小さく見えるのかも知れません。タレ目で目の大きい私は一瞬「目がはみ出ちゃいそう・・・」と思うほど。実際、タレ目の部分はちょっぴりはみ出てるかも p(^o^)q
②鼻パットがない
眼鏡をかけてる人なら一度は鼻に鼻パットの跡がついて痛くなったことってありますよね。また、鼻パット部分って汚れがたまりやすかったりもしますよね。
仕事柄 一日中PCの画面を見てることが多いので当面の間、オンタイムは従来の弱めの度数の眼鏡、オフタイムは「Kame ManNen」の眼鏡という具合に併用することになりそうです。
古き良き時代の息吹と職人のクラフトマンシップを強く感じる「Kame ManNen」の眼鏡を大事にいつまでも使い続けていきたいと思います!

友琉館のユッケジャン・クッパ

2004年10月28日 | 美味美食
都内から少々離れた逗子に住んでいて困ることの一つが地元でなかなか本格的な韓国料理を食せないことです。韓国料理を掲げたお店は数あるものの実情はほとんど焼肉屋さんで、たとえスープや炒め物、鍋があったとしても味付けは日本人向けに辛味を抑えてアレンジされたばかり・・・。
そんな中で私たち夫婦が韓国料理を食べたくなった時に通っているのが葉山の長柄交差点近くにある焼肉レストラン友琉館(あっ、ここも焼肉屋さんでしたね^^) 地元では老舗の繁盛店で週末の夜などはオープンとともに満席になってしまうほど。
焼肉メニューはざっと目を通す程度にして食事メニューを二人食い入るように真剣に見つめます。お店に入る頃には「배 고파 죽겠어!」(はらぺこでもうダメ!)って状態だから仕方ありません。結局いつも注文するのはユッケジャンクッパかカルビクッパなんですけどね。
この日も私はユッケジャンクッパ、奥さんはトックック(떡국)を注文。実は初めからご飯がスープに入ったクッパよりもスープとご飯が別々にある方が私は好きなんですが、日本はなぜかどこへ行ってもクッパばかりです・・・。赤坂のとあるお店ではランチタイムにスープとご飯を別々にしてもらうだけで普通のクッパよりも300円以上高いんですから驚きです。
さっそく運ばれてきたユッケジャンを一口・・・う~ん、なんだかいつもより味がうすいなぁ。辛いことは辛いのだけど何かパンチが足りない感じ。出汁もあんまりきいてない気もするし・・・。トックックを食べていた奥さんもこの日の味には不満だったようで顔色が曇っています。奥さんは物心ついた頃から韓国料理を食べてるので味には人一倍うるさいのです (`へ´)σ□(←奥さんがイエローカードを出してる様子)
まぁこんな日もあるよね~。食べる度に味が違うってことはまぁまぁあることだから。でも地元のお気に入りのお店だっただけにちょっとショック。。。
お店を出た後はどうしたかって?京急ストアに併設されたパン屋さんで口直し(!?)に焼きたてパン食べましたよ~ (^O^)♭♪

里芋収穫!

2004年10月27日 | 家庭菜園
待ちに待った里芋がようやく収穫できました!
9月下旬からの台風による大雨や強風なんかで一時はどうなることやらと思ってましたが、土の中から掘り出してみたら写真のような里芋がゴロゴロと出てきました(=^_^=)
さすがに八百屋さんで売っているように大きさのそろった里芋ではないけど、卵大のものからピンポン玉ぐらいのものまで予想以上の収穫量ににっこりです。(近頃の野菜価格の高騰で家計が助かると一番喜んでいるのは奥さんかも知れません。。。)
里芋を一皮剥けば驚くほどの白い肌。さっそく里芋料理の定番「里芋の煮付け」を作ってもらいました。
適度なぬめりとしっとりとした食感が味わえて、そりゃぁ美味でしたよ。あまりの美味しさについついお酒も飲みすぎちゃいました(*^ч^*)
今週末には知人夫婦と残りの里芋も収穫する予定です。こんなに手間いらずで美味しい里芋にありつけるなら来年は一面 里芋畑にしてもいいなぁ。

余談ですが、昨晩フジテレビの「う!ウマいんです大賞」を見ていたら、テレビ宮崎のアナウンサーがカツオカレーを食べて「てげ ○×□*!!」(すごく おいしい)と方言で言ってました。この「てげ」って、もともとはきっと韓国語の「되게」(すごく)ですよね!?

陶芸10月作品

2004年10月26日 | 陶芸・版画
先日焼きあがったばかりの陶芸作品をご紹介しま~す。
写真の作品を含めて今月は5点ほどできたのですが、その中でもお気に入りの作品を選んでみました。
まずは前方左手の瑠璃色の八角皿。これは薄くスライスした粘土を八角形の型にのせて成型した型作りという手法で、釉薬は瑠璃イラボを使用しています。初めて使ってみた釉薬なんですが、表面に水玉のような斑点模様ができていい味を出しています。住吉工房陶芸倶楽部(http://www.onyx.dti.ne.jp/~matsuki/)の先生曰く、一説ではイラボとは荒れた釉薬の手触りが「イライラする」「イボイボする」ところからとそのように呼ばれるようになったと教えてくださいました。
次に前方右手の飴色の八角皿も瑠璃色の皿と同様の手法で成型し、飴釉をかけてみました。写真だとちょっと分かりづらいかも知れませんが、まるで本物の飴を流しがけしたような独特の光沢を放っています。光の加減によっては琥珀色にも見えてとっても素敵な色あいに大満足の一品です。こういうのを自画自賛って言うんですね(*^^*)
最後に後方の白い器は、ラクビーボールを半分にしたような型を使って成型してみました。素焼きした器に少々水気を含ませた後、白化粧土(粒子の粗い白泥)をかけ、最後に透明釉をかけたものです。朝鮮時代(李朝時代)の茶碗に多く見られる粉引のような風合いになって、使い込むほどに味わい深くなるそうです。数年後、数十年後にはすごく渋い器になってるかも知れません(^_*)
また新しい作品が焼きあがったらこの場をかりて紹介していきたいと思います!!

付記)作品には焼きあがった時に誰のものか見分けやすいようにサインをいれることになってます。私は最初、「流風」(Ruka)と入れたかったのですが、二文字だとサインが大きくなりすぎてしまうので、今は「風」にしてま~す(^o^)

命名徒然・・・(^^)

2004年10月25日 | 徒然日記
あと1ヶ月もすれば第1子が生まれるのでどんな名前をつけようかと奥さんとあれこれ悩んでいます。(喜ばしい悩みですけどね)
そしたら今朝ほど奥さんが Caznetの「私の名前、ココが嫌い」なる特集ページを教えてくれました。特集ではウソのような本当の話や名前にまつわるおかしなエピソードがいくつか紹介されてるのですが、思わず笑ってしまったのが以下の内容です。
『女性の場合、結婚して苗字が変わって珍名になってしまうケースも多い。「マジ カヨ」「ハラ マキ」「ダテ マキ」「オオバ カナコ」「ミズタ マリ」……』(Caznetより)
マジかよ、腹巻、伊達巻、大馬鹿な子、水溜り・・・誰が悪いわけでもないのだけど、気の毒だとしか言いようがありません。私が女性だったら結婚しても間違いなく夫婦別姓を選択してしまうでしょう。我が家の場合、男の子が生まれる予定なのでお婿さんにならない限り苗字が変わることはないとは思うのですが・・・。
私たちが子供の名前を考えるうえでのこだわりはたった一つ!日本人と韓国人夫婦の間に生まれる子なので日本語でも韓国語でも同じ発音の名前にしてあげようってことです。将来どちらの国で暮らすとしてもいつまでも同じ名前で呼んでもらえるようにって。
「智」「美」「民」「由」「奈」「裕」など探してみると日韓同音の漢字もそこそこあるんですよ。その中から、覚えやすく親しみが持てて、私たち両親から子供へのメッセージが込められた名前(『名は体を表す』っていいますものね)を命名できたらなぁと思ってます。

韓国のアジュモニ

2004年10月22日 | ソウル旅行
韓国の七不思議の一つと思っているのがアジュモニ(おばさん)たちの髪型がみんな同じこと^^*
バスの座席に座った一列のオジュモニをご覧ください。
意図的に撮った写真の一コマなのかも知れないけど、それにしてもみんな短髪のちりちりパーマ!!
全員同じ美容室に行ってるの?って思いたくなっちゃうくらい瓜二つですね~
一体なんでだろう?ある年齢を超えると髪の手入れとか面倒くさくなっちゃうのかなぁ。
どなたかこの謎を解く鍵を知っていたら教えてくださいね!

*写真の出典
先日偶然見つけたハンヘジンさんのホームページに掲載されていたものです。
もちろんネチズン(ネットシチズンの略)のマナーとして「퍼갈꼐요!」(頂きますって意味でいいのかな?)と宣言して頂戴してきましたよ~

韓国の早口言葉

2004年10月21日 | 徒然日記
今日は韓国の早口言葉(말놀이)を4つほどご紹介しようと思います。
ぜひ声に出して試してみてくださいね。

1.『간장 공장 공장장은 강 공장장이고, 된장 공장 공장장은 공 공장장이다』
発音:「かんじゃん こんじゃん こんじゃんじゃぐん かん こんじゃんじゃぎご、てんじゃん こんじゃん こんじゃんじゃぐん こん こんじゃんじゃぎだ」
意味:「醤油工場の工場長は姜工場長で、味噌工場の工場長は康工場長だ」
*もっとも有名な早口言葉かも知れませんね。

2.『저기 계신 저 분이 박 법학박사이시고, 여기 계신 이분이 백 법학박사이시다』
発音:「ちょぎ けしん ちょ ぶに ぱく ぽっぱくぱくさいしご、よぎ けしん いぶに ぺく ぽっぱくぱくさいしだ」
意味:「あちらにいらっしゃるあの方が朴法学博士で、こちらにいっらしゃるこの方が白法学博士です」
*朴法学博士に白法学博士・・・ 口がまわらない...

3.『이 기린 그린 그림은 흰 기린 그린 그림이고, 저 기린 그린 그림은 푸른 기린 그린 그림이다』
発音:「い きりん くりん くりむん ひん きりん くりん くりみご、ちょ きりん くりん くりむん ぷるん きりん くりん くりみだ」
意味:「このキリンを描いた絵は白いキリンを描いた絵で、あのキリンを描いた絵は青いキリンを描いた絵だ」
*えっ、白いキリンに青いキリン???ついつい意味を考えちゃいます。

4.『이 콩깍지가 깐 콩깍지냐? 안 깐 콩깍지냐?』
発音:「い こんかくちが かん こんかくじにゃ?あん かん こんかくちにゃ?」
意味:「この大豆のさやは、剥いたさやか、剥いていないさやか?」
*うわぁ、これは濃音と激音が交互に出てきて大変だぁ。発音の試験にでも出てきそう。

さぁ、どうでしたか??
もともと舌足らずな私は日本の早口言葉「赤パジャマ、青パジャマ、茶パジャマ」とか「赤巻紙、青巻紙、黄巻紙」「東京特許許可局」ですらうまく言えません・・・。
ましてや韓国語の早口言葉なんて... ^^*

マツタケ三昧!?

2004年10月20日 | 美味美食
天高く馬肥ゆる季節になりましたね。(韓国では秋をこのように表現します。日本は雨ばっかり、また台風の到来・・・ふぅ)
食欲の秋に旬をむかえる食材といったら松茸ですよね。(我が家の場合はお手ごろな秋刀魚かなぁ)
今回紹介する松茸も私たち若夫婦(?)にはとても手の届くものではないのでもちろん頂き物!
オモニが先日韓国旅行に行ってきた時のお土産がこの松茸だったんです^^*
まずは定番の松茸ごはんと松茸のお吸い物にして頂きました。
ほんとは松茸の土瓶蒸しにしたかったのだけどあいにく土瓶が一つしかなくてお吸い物に変更・・・。
それにしても松茸の香りってほんと最高ですね。松茸ごはんは出汁のきいたご飯と松茸の香り、食感がマッチしていくらでも食べれそうだし、片口の器(土瓶代わりの代用品^^)に入れたお吸い物を猪口に注いでスダチをちょこっと搾って飲もうものならたちまち至福の時にひたれます。
そして、翌日は前夜の松茸ごはんで妻が松茸おにぎりを作ってくれました。
熱々のお味噌汁と一緒に食べる松茸おにぎりもこれまた絶品。今度いつ食べれるか分からない松茸をゆっくり味わいながら堪能しました。
そんな松茸の余韻にひたっている私に、妻はすかさず「来秋に向けて陶芸教室で土瓶を作ってきてね!」との大きな宿題を・・・。
はっはい、が・・・がんばります。

アクアビクス

2004年10月19日 | 徒然日記
9月下旬から雨ばっかりですね(今日も雨...
こうも雨が続くと気分は晴れないし、運動不足にもなってしまいます。。。
そこで運動不足の解消と最近気になるお腹の脹らみをへこませるためにスポーツクラブに加入しました。仕事が終わった後に自宅付近のスポーツクラブに通うことも考えたのですが、お腹は空いてしまうし、閉店時間も早いので、とりあえず会社から徒歩3分程の所にあるスポーツクラブのデイタイム会員(フルレンタル付き)になりました。
デイタイム会員ということで通うのはだいたい昼食の前後。火・金曜日を除く平日はもっぱら水中ウォーキングで汗を流します(汗をかいていたかな・・・)。前歩き、後歩き、横歩き(カニみたい!)をおりまぜながらプールを15往復程度(1往復30㍍)、時間にして30分間休むことなく歩き続けます。体全体の筋肉をほぐされ、水圧による適度なマッサージ効果も得られるので短時間で爽快な気分になれます。
そして、火・金曜日(今日もこれから行きます!)はアクアビクスの日です。写真のとおり、インストラクターの指導に従って音楽に合わせながら水中で体を30分間動かします。まさにエアロビクスの水中版!!。これはなかなかつらい。アクアビクスが終わった後は間違いなく筋肉痛になっちゃいます。最近ではこの運動にもようやく慣れて筋肉痛の症状も軽くなった感じ。筋肉の柔軟性が保たれ、ストレッチ効果もあるので、肩や首のこりなんかも解消しちゃいます。それまでは週1回指圧に通っていたことを考えれば肩こりの解消だけでも十分な効用があったと思います。
実は水中ウォーキングもアクアビクスも一番つらいのは会社に戻った後...。そう、席につくや否や必ず睡魔に襲われます。この睡魔をどうコントロールするかが今後の課題なり。睡魔に負けない強い精神力も鍛練するぞぉ!!

『Friends』で見たハンヘジンさん

2004年10月18日 | 韓国ドラマ
『Friends』(02年2月放映の日韓完全共同制作ドラマ)をご覧になったことありますか?
そう、いまや四天王の一人と目されるウォンビンと深田恭子ちゃんが出演してるドラマです。
実は私のブログでハンヘジンさんのことを書くのはこれで3回目、なにを隠そうハンヘジンさんの大ファンなんです(-: だから今回は主役キムジフン(ウォンビン)の幼馴染みの妹役を演じた彼女に特に注目してドラマを見てました^^*
彼女が「Friends」に出演していたことを偶然にも知ったのが数ヶ月前(2年半前にも見たはずなのに記憶が...)、再放送を心待ちにしていたので願ったり叶ったり!
ハンヘジンさん出演のドラマはまだ「Friends」と「ロマンス」(キムジェウォン、キムハヌル出演)しか見たことがないのですが、彼女が演じる役はきまって主人公の男性に恋焦がれる女の子。「Friends」でもジフン(ウォンビン)は智子(深田恭子)に夢中で彼女には振り向いてくれません。そんな彼女はジフンと智子が再会できぬように智子からのメールを削除してしまったりして・・・(ロマンスでも携帯メールを削除しちゃってたなぁ)
私にとってのハンヘジンさんの魅力は、成就しない恋に苦悶する彼女が時折見せる可愛らしい笑顔と強い意思を感じさせる表情です。そんなハンヘジンさんのますますの活躍を願って日々エールを送っていまーす(PCの壁紙も実はハンヘジンさんで~す ^^*)

韓国家庭料理「チェゴヤ」新橋店

2004年10月15日 | 美味美食
TOKIOのメントレという番組で竹内結子ちゃんが大好きな料理の一つに挙げていたのが韓国家庭料理「チェゴヤ」の「スンドゥブチゲ」でした。五反田に本店を置くチェゴヤが新橋にも出店との情報をゲットした私たちはさっそくスンドゥブチゲを食べに出かけました。
木曜日の夜7時、新橋駅から少し離れた場所にありながら店内はもう満席。入店できるまで待ってる間もメニューを隅から隅までチェック。日本にある韓国料理店にはあまり見かけない珍しいメニューとしては、水キムチ(私の大好物。この日はあいにく売り切れ・・・)、ドングランテ(お友達WOOさんの好物!)、梨のジュース、ポンテギ(数ある韓国料理の中でもこれだけは食べれません・・・)など。
考え抜いた挙句、写真のような「トックポッキ」(떡볶이)、「スンドゥブチゲ」(순두부찌개)、「ブデチゲ」(부대찌개)をチョイス。
まずはトックポッキから一口。う~ん、なかなか美味。お餅の他にも韓国のさつまあげ(韓国ではこれをおでんと呼びます)が入っていて、甘辛く煮込まれた加減も及第点。
次に竹内結子ちゃんお勧めのスンドゥブチゲ。味付けが薄かったりして他店ではがっかりすることが多いスンドゥブもここのはかなり本場に近い味つけ。しっかりとした濃い味付けのスープに豆腐、あさり、野菜と生卵。奥さん曰く「韓国の豆腐でないのが残念だなぁ」。確かに語学堂の地下食堂でよく食べた人生最高のスンドゥブの味には及ばないけどまぁそこそこでしょう。
そして最後は以前このブログでも紹介したことのあるブデチゲです。これは日本で食べたブデチゲの中では一番美味しかったです。スープの味付けはもちろんのこと、具材には定番のソーセージ(味はスパム似)、薄くスライスした韓国のお餅、ラーメン、生卵なども入っていました。日本人向けにスープをあまり辛くしてないことを心配した私たちは「찌개 맵게 해주세요!」(辛くしてください!)と注文していたので更に美味しかったのかも知れません。二人とも笑顔で店名の「최고야」(最高!)を連呼しましたよぉ^^* この料理に一つだけ注文を出すとしたらラーメンは生麺ではなく、インスタントの麺を使ってほしかったなぁ。煮込むと美味しくなる韓国のインスタント麺とブデチゲとの相性はなんてったって최고야!
韓国料理が大好きな方々、ぜひチェゴヤにて一度ご賞味あれ~。
*ぐるなびにお店の詳細情報ありました。http://r.gnavi.co.jp/g996600/

美味しい柿の食べ方

2004年10月13日 | 美味美食
ソウル旅行中に食べた食事の中で5本指に入るほど美味しかったのが写真のデザートです。あまりに美味しかったので、写真に残すことを思い出したときには量が半分ほどに減ってしまっていました・・・(笑)。これ何だと思いますか?実は柿をスープ状にしたデザートなんです。新羅ホテルにある「八仙」という中華レストランで食べた(もちろん先輩のおごりで^^*)ので中華料理なのかな?それとも韓国式中華デザートなのかな?料理名はカムなんとかっ教わったんだけど忘れてしまいました。。。ぐじゅぐじゅになるぐらいまで熟した柿をつぶして、そこにタピオカを入れただけ(?)のシンプルなデザートなのに、これが柿に対する人生観が変わるぐらい美味しかったです。なにせこれまでは柿が苦手だったぐらいですから・・・
もともとソウル旅行紀の一部として柿のデザートを紹介しようとしてたのですが、なかなか記事にまとまらずお蔵入り寸前でした。そんな柿のデザートが日の目を見るきっかけとなったのが陶芸の先生のブログ「のの土のどきど記」(http://blog.goo.ne.jp/sumiyoshikoubou)に紹介されていた「カキレモン」という記事です。柿にレモンを搾って食べると美味しくなるよって教えてくれてるのですが、これをヒントに我が家流の柿デザートを作ってみました。
作り方は簡単!
①冷蔵庫で柿がぐじゅぐじゅに熟れるまで保蔵する(腐らせないようにね)
②柿をつぶしてスープ状にする
③レモンをスープ状の柿にたっぷり搾れば完成
ね、簡単でしょ。だまされたと思って一度チャレンジして見てください。レモンの酸味が柿の甘みをまろやかにして極上のデザートに仕上がりますよ!

洋ナシのタルト

2004年10月12日 | 美味美食
奥さんが鎌倉長谷のとある料理教室にて作ってきてくれたのが写真の「洋ナシのタルト」です。
自他ともに認める食いしん坊夫婦の私たちですが、私から見れば奥さんの食いしん坊度は私より遥かに上です。とにかく美味しい物を食べるためなら台風が来ようと雪が降ろうと関係ありません!実は台風22号が上陸した日にも銀座にフレンチを食べにいったくらいですから・・・。この日のことは後日のブログにて。
さて、そんな奥さんが目を輝かせて興奮気味に教えてくれたことによると、この料理教室の先生が使っている物はすべてが最高級品とのこと。ドイツやフランスの最高級調理器具に始まり、食材、テーブルウェア、調度品などなど、ため息が止まらないほどだったと言います。
そんな料理教室で作った洋ナシのタルトが美味しくないはずがありません。なにせ採算度外視で最高の食材をふんだんに使用してるんですから(ケーキ屋さんは適正価格で販売するための採算を考えないといけないからこうはいかないですものね)。生の洋ナシ、卵、小麦粉、砂糖、バターなど、どれも鎌倉紀ノ国屋の高級品ばかり。今ではデパートやスーパーでも買えるようになった高級バターの代名詞「カルピスバター」も○○工場で作られた物のみを指名買いするほどのこだわりだそうですよ。
前置きが長くなりましたが、奥さんがお土産に持ち帰ってきた洋ナシのタルトをさっそく一口。下はクッキーのようにサクサク、中はしっとり、洋ナシは上品でまろやかな甘さ。生の洋ナシって初めて食べたけどこんなに優しい甘味がしてジューシーなんだぁ。そして、口中に広がるこの香りはなに???すかさず奥さんが横で解説。「すごいでしょ!これはアーモンド・プードルの香りなんだよ。それも最高級イタリア産アーモンドの挽きたてなんだって!!」これは今まで食べた洋ナシのタルト、いや、すべてのケーキの中で一番美味しい^^* まさに究極の一品とはこのことかも知れません。。。
料理教室ですっかり啓発されてきた奥さんは自宅でこのタルトを再現するんだとやる気満々。しっかりアーモンド・プードルも先生に分けてもらってきてました。先生の腕、最高級の調理器具、そして最高級の食材も我が家にはないけれど、でも大丈夫。きっと他のどんなタルトよりも美味しいはずだよ。なにせ愛情がたっぷり詰まっているんだから^^

青春 by サムエル・ウルマン

2004年10月08日 | 私の一品
社会人になってからというもの詩集を手に取る機会がめっきり減ってしまいました。
それでもふとした瞬間に思い出す詩の数々。
今日は考え事をしていた何気ない瞬間に頭に浮かんだサムエル・ウルマンの『青春』をご紹介します。

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『青春』サムエル・ウルマン

青春とは人生のある期間ではなく、
心の持ちかたをいう。
薔薇の面ざし、紅の唇、しなやかな手足ではなく、
たくましい意志、ゆたかな想像力、炎える情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

青春とは臆病さを退ける勇気、
安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うとき初めて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情は失えば心はしぼむ。
苦悩・恐怖・失望により気力は地に這い精神は芥にある。

60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、
驚異に魅かれる心、幼児のような未知への探究心、
人生への興味の歓喜がある。
君にも吾にも見えざる駅逓が心にある。
人から神から美・希望・歓び・勇気・力の
霊感を受ける限り君は若い。

霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、
悲歎の氷にとざされるとき、
20歳であろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、
80歳であろうと人は青春にして已む。
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強い意志、想像力、情熱、冒険心、理想、探究心、美・希望・歓び・勇気・力の霊感・・・。
落ち込んだ時、迷ってどこに進めばいいか分からない時、これで正しいのか自信がない時、新しいことを始める直前で尻込みしてる時など、この詩が私の心を揺さぶり、見えない大きな力となって、これまで前進して来れたように思います。
皆さんはこの詩を読んでどんなことを思いましたか?

マーク・ロスコ

2004年10月07日 | 私の一品
千葉の実家に住んでいた頃は、佐倉にある川村記念美術館(http://www.dic.co.jp/museum/)の友の会に入会してました。年会費を払えば何度入館しても入場料が無料になるとあって、年に数回はふらっと遊びに行ったものです。
モネ、ルノワール、シャガール、藤田嗣治、マグリット、カンディンスキー、ポロックなど名立たる芸術家の作品の中でも私の一番のお気に入りはマーク・ロスコでした。誰もがきっと一度はポストカードやポスターで見たことがある写真のような絵です。
実は美術館でロスコの実物作品を見るまでは、これだったらキャンバスと絵の具さえあれば自分にでも描けるんじゃないかなんて愚かな考えを持ってました。しかし、川村記念美術館で初めてマーク・ロスコの作品を見たときの衝撃は今でもはっきり覚えてます。この美術館にはロスコ・ルームという特別の展示室があって、巨大な壁画たちが圧倒的な存在感で観る者を圧倒するんです。ロスコの特徴はご覧のとおり画面(実際は数メートルもある巨大なもの)を数色で塗り分けることで、ぼやけた独特の色調を創りだしていることです。
ロスコの絵を見ている内にいつの間にか彼の描いた内面的世界に惹きこまれ、時間が過ぎるのも忘れてただただ立ち尽くしてしまうのです。大げさな言い方かも知れませんが、作品の奥の方から溢れ出す光のシャワーを浴びているような感覚にさえなるんです。
今では美術館も遠くなり、ロスコ・ルームへ行く機会もほとんどなくなってしまったので、リビングルームの目立つ場所に彼の大きめのポスターを掛けて時々眺めてます。
いつか家族みんなでロスコ・ルームへ行って、光のシャワーを浴びれたらいいなぁ。