アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

ショップカードを作りました。

2004年12月13日 | 李朝アンティーク雅娘
ご覧のような『李朝アンティーク雅娘』のショップカードを全部で80枚作ってみました。サイトオープンまでまだ2ヶ月近くもあるからちょっと気が早かったかな。
デジタル印刷が主流となった昨今ですが、あえて昔ながらの活版印刷機を利用して一枚一枚手作業でショップカードの作成に挑んでみました。

ショップカードの作り方を簡単に説明すると次のようになります。
①奥さんが書いてくれた縦型・横型のショップロゴをスキャナーで読み込む。
②ワープロソフトにてショップカードのレイアウトを作成する。
③一般のプリンターで印刷した原稿をもとに印刷所にて樹脂凸版原稿におこしてもらう。
④樹脂凸版の原稿を活版印刷機にセットする。(実は原稿をセットする位置が一番難しかったりします)
⑤活版印刷機にて一枚づつ手動で印刷する。(刷り始めてしまえば60分~90分ぐらいで100枚程度は印刷できます)

コストだけ考えれば巷には格安で名刺やショップカードを作ってくれるチェーン店はたくさんありますよね。でも、一枚一枚手作業で作ったものはやっぱり高級感があっていいですよ。印刷機でプレスした時にできる微妙な凹凸加減やオリジナルインク(今回はディープブルー2、ブラック1の比率でインクを配合)で印字された活字の輝きは量産品にはない良さですね。(自己満足^^)

ちなみに作成にかかる実費は樹脂凸版原稿費(名刺サイズで800円)と紙代(80枚で約200円)のみで、それ以外に版画教室の月謝(月3回 9000円)が必要なので、1枚あたりのコストに換算すると40円程度でしょうか。

予想以上の出来栄えにショップカードを配るのが惜しくなっちゃったりして・・・(^^)