アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

久しぶりの『スリランカカレー』

2005年05月13日 | スリランカ
新婚旅行で訪ねたスリランカのカレーが食べたくてカレーペーストを探してましたら、お土産で買ってきたカレーペーストと全く同じものを思わぬ場所で発見しました。しかも無料で2箱も頂くというおまけつき(^^)日本人にとってスリランカはあまり馴染みのない国(ほとんどの日本人はスリランカの旧首都コロンボで乗り換えてモルジブに行ってしまいます)なので、スリランカカレーといってもあまりピンと来ないかも知れません。巷にはインド、バングラディッシュ、タイ、ネパール等のカレー専門店はあっても、スリランカカレーのお店は滅多にお目にかかれないですものね。
スリランカにもカレーは数十種類とあって、具も肉(旅行中はイノシシのカレーも食しました)や魚、野菜(オクラのカレーがなかなか美味)とバリエーションが豊富で、味は激辛なものからマイルドな味わいのものまで多岐にわたります。食卓には数種類のカレーが並び、蒸したご飯にかけて食べるのが主流のようです。
さて、写真のMA’Sカレーペースト(RS33.00、1スリランカルピー≠1.2円)の原料を見てみると、コリアンダー、チリ、ガーリック、ココナッツ、クミン、ターメリック、スウィートクミン、ディル(?)、マスタード、ブラックペッパー、シナモン、クローブ、ジンジャー、カルダモン、他数種と香辛料のオンパレード!
パッケージの裏面に記載されたスリランカ・ミートカレーの材料(一体何人分?)には、MA’Sカレーペースト 1スプーン、油 1スプーン、ココナッツミルクまたは水 2カップ、250グラムの牛肉(角切り)とあるので、特別な材料をそろえることなく、このカレーペーストさえあれば本場スリランカのカレーが出来るあがるわけです。ミートカレーの名の相応しくパッケージを見ると肉しか見えませんね~。我が家では、あいにくココナッツミルクがなかったので代わりに水を使い、野菜も適量入れて作ってみました(もちろん調理したのは奥様ですが...)。
様々なスパイスが重なり合った複雑な香りとともにスリランカ旅行の思い出に浸ること暫し、さっそくスリランカカレーを食してみました。そう、この味!言葉で何と表現したらいいのか分かりません...(ボキャブラリーが不足してるなぁ)口に入れてしばらくしてから広がってくる独特の辛味がくせになってご飯がすすみます。
ひとまず昨晩は1箱の半分だけ使ったので、残りのカレーは、かつて夫婦でスリランカを探訪したO夫妻や卒論のテーマにスリランカを選んだYちゃんたちをお招きして、スリランカカレー・パーティーでも開こうかなぁ。

泊まってみたいホテル(カンダラマホテル)

2004年07月06日 | スリランカ
今一番泊まってみたいホテルの一つがこの「カンダラマホテル」です。
以前ご紹介したジェフリーバワが設計したスリランカのホテルで、写真集「Geoffrey Bawa:The Complete Works」や雑誌「CASA」でも取り上げられています。
このホテルの特徴は、月日の経過とともに植物がホテル全体を覆い、ジャングルと一体化することを想定して設計されたことです。ホテルの目の前には湖があり、運がよければ野生の象たちの水浴びも見られるロケーションです。2度目のスリランカ旅行をする際にはぜひ泊まってみたいホテルです。
唯一の懸念は虫嫌い(尋常ではありません)の妻が首を縦に振ってくれるかだったりします・・・。

ティーファクトリーホテル(2)

2004年06月28日 | スリランカ
ティーファクトリーホテル宿泊最終日のクライマックスとは・・・。
ずばりベルボーイのいたずらです。
夕食に出かけようとしたら顔なじみになったベルボーイが「これからお部屋を掃除したい」と。こんな時間におかしいなと思いつつ「きれいによろしくー」と内心思いながら妻と食事に出かけたのでした。
部屋に戻ってライトをつけたら、写真のような有り様にびっくり。
私たちの寝間着に枕を入れ、トイレットペーパーには二人の似顔絵、膝元にはベルボーイの似顔絵も入ったお手紙と摘みたての茶葉・・・。なんともお茶目ないたずらでした。
翌朝、もちろん私たちもベルボーイがあっと驚くようないたずらをして、次の目的地へと旅立っていったのでした。

ティーファクトリーホテル(1)

2004年06月25日 | スリランカ
その名のとおり紅茶工場を改装したホテルで、スリランカでも紅茶の産地として有名なヌワラエリアにあります。
客室からは見渡す限り茶畑が続き、朝陽をあびた茶畑、日中の茶畑、夕靄の茶畑(夕方になると必ずといっていいほど霧がたちこめて数十メートル先も見えなくなります)と色々な表情を楽しむことができるんですよ。
また、館内も以前の紅茶工場の趣きを活かした作りになっていて、時代物のエレベーターなどは、2重になっているドアの開け閉めが手動!降りた時にうっかりドアを閉め忘れたしまうと、ボーイさんがわざわざ駆け上がって閉めにこないといけません。
敷地内には昔の名残として小さな紅茶工場も併設されていて、今でもティーファクトリーのブランドでほそぼそと紅茶を生産しています。入館も無料で、紅茶博士によるテイスティングや各工程の詳しい説明を一つ一つ聞くこともできます。
ちょうど私たちが泊まった時はヨーロッパからのウインターバケーション客で満室状態、普段からもかなり予約の取りづらいホテルです。
そして、このホテルのクライマックス(?)は滞在最終日の夜に突然訪れます。その内容とは・・・、次回ご紹介しますね。

ジェフリーバワ(Geoffrey Bawa)

2004年06月22日 | スリランカ
ジェフリーバワはスリランカの建築家です。
新婚旅行の地としてスリランカを選んだのも、雑誌CASAのスリランカ特集で見たバワの建築物に魅了されたからでした。
スリランカの国会議事堂やBentuta Beach Hotelなど名立たるリゾートホテルの建築家としてでなく、世界的にリゾートホテルを展開するアマンリゾートにも大きな影響を与えたことで知られているそうです。
私たちが「Villa Mohotti」というバワの別荘を改装したホテルに滞在していた時にも、スリランカ中のバワの建築物を2週間かけて回っている観光客に出会ったぐらい、バワの建築物には人を惹きつけてやまない魅力に溢れています。
写真のギャラリーロードカフェは、バワがオフィスとして利用していた場所を改装して、現在はギャラリー兼カフェになっています。東洋的な神秘で静寂な雰囲気の中で飲むセイロンティー(スリランカは以前セイロンと呼ばれてました)と驚くほど洗練されたインテリアの品々は最高です。
いつかまたバワをテーマにスリランカをゆっくり巡れたらいいなぁ。

さきっぽ

2004年06月14日 | スリランカ
年初にスリランカへ行った時に撮った一枚です。
ヌワラエリア(紅茶で有名な町)からキャンディ(世界遺産 仏歯寺がある町)へ向かう途中のとあるティーファクトリーで今も販売されている品です。
「Super Silver Tip」は本来、とっても貴重で高級な紅茶なのですが、「スーパーシルワーさきっぽ」を最初に見た時には、妻と顔を合わせて笑いが止まりませんでした・・・。
店員さんも日本人に見せると大笑いするのは知ってましたが、なぜそんなに笑うのか不思議そうでした。また、このパッケージで大量に製品化してしまっているので当面はお店に立ち寄った観光客を楽しませてくれそうです。