アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

『松茸会席コース』を美味しんできました(^^)

2005年09月26日 | 美味美食
先日の土曜日は台風が近づいているというのに、奥さんのご両親を誘って都内某所にある日本料理屋さんで『松茸会席コース』を美味しんできました。
と言っても名の知れたお店で松茸づくしを食べる程の経済的余裕があるはずもなく、いつも愛用している健康保険組合の施設を活用させていただいたのです。
写真はそのお店のホームページに掲載されていたもので、コースは《先附》松茸菊花合え、《椀》土瓶蒸し(この一杯をどんなに待ち焦がれたことか)、《造り》四種盛り、《焼物》焼松茸と魴鰹味噌柚庵焼き、《煮物》豆乳蒸し、《揚物》松茸鴨はさみ揚げ(コースの中ではこれが私の一番のお気に入りでした^^)、《食事》松茸御飯(もちろんおかわりしましたよぉ)、《水菓子》メロン・ぶどうからなるもの。これだけ松茸づくしで、メンバー価格4200円なんですから使わない手はないですよね(^^)
予め赤ちゃんを連れていくとお店の方に伝えておいたお蔭で、8畳ほどはあろうかという掘りこたつ式の和室でのゆったりとしたお食事。最初は興奮気味だったUちゃんも、松茸のいい香りが眠気を誘ったのか、土瓶蒸しが出てくる頃には布団の上でスヤスヤ(お店の方が赤ちゃん用の布団も準備していてくれたのです^^)。
私たちはUちゃんの幸せそうな寝顔を時折眺めながら、次から次へと運びこまれる松茸料理の数々に舌鼓を打ったのでした。最後のデザートが出てくる頃には、Uちゃんも自分の出番と思ったのか、パチッと目を開いて、ハルモニ(おばあちゃん)からメロンの一番美味しいところを食べさせてもらっていました。
来月からは河豚会席コースも始まるんですって。次回は私の両親を誘ってまた美味しんでこようっと!

タイ料理『チャイハナ』②

2005年09月08日 | 美味美食
なぜか週末になると日本食以外、特にエスニックが食べたくなっちゃいます。平日は奥さんが私の健康を考えてあっさり目の日本食を食べさせてくれるからかも知れません(^^)
この日は、誕生日のお祝いに頂いたロゼのスパークリングワインを飲みながら、出前の定番になりつつある『チャイハナ』からタイ料理を注文して、美味しい料理と飲み物に舌鼓を打ちました。
辛口のスパークリングワインのキレ、わずかな苦味、発泡感と「空心菜の炒め物」「タイ風焼きそば」「鶏肉と野菜のタイ風炒め弁当」との相性もぴったりで、すっかり心も体も満たされちゃいました。
おかげでワインをついつい飲みすぎてしまって、翌朝少々頭がズキズキしたのが想定外でしたけど...
今度は何を出前で注文しよっかぁ~

ロブションの『マカロン』

2005年09月06日 | 美味美食
思いついた時に美味しいスウィーツを買って帰るのが最近の恒例です。
つい先日は奥さんが子育てをしながら資格試験にチャレンジしたので、いつもより少々奮発してジョエル・ロブションの『マカロン』をお土産にしてみました。
写真のとおり色鮮やかに並べられた8種類のマカロン。それぞれの味と特徴を添付されたチラシをもとにご紹介しますね。
「チョコレート」最高級のチョコレートのクリームを挟んでいます
「マロン」ほんのりラム酒の香るマロンクリーム
「バニラ」香り高いバニラの香り広がるクリーム
「抹茶」香り高い抹茶のクリーム
「レモン」レモンの酸味と甘さのバランスのとれたクリーム
「胡麻」香ばしい胡麻のクリーム
「キャラメル」塩味をきかせたキャラメル風味のクリーム
「フランボワーズ」ラズベリーのジャムとほんのりとばらの香りのあるクリーム
どれも本物志向でとっても美味しいのだけど、私の一番のお気に入りは胡麻味のマカロンです。胡麻の香ばしい香りが十二分に堪能でき、クリームの甘みとのバランスも絶妙に仕上がっています。
お店ではショーケースを眺めながら一個単位で注文して、その場で美味しむこともできるので、フランスのお洒落な紳士のように、ランチの後の口直しもかねて、一人ふらりとマカロンを美味しむのもなかなか素敵だなぁなんて思ったり。もちろんその日ばかりはマカロンのこと、奥さんには内緒ですけどね~(^^)

夏の新定番『ピビンうどん』

2005年09月05日 | 美味美食
9月になったというのにまだまだ蒸暑いですね。
今年は夏休みらしきものもなかったので私も近頃夏バテ気味で、週末ともなるとついつい朝寝坊しがちです。奥さんもやっぱり夏バテ気味だというので、それなら辛いものでも食べて、汗を思いっきりかいた後の爽快感を体感しようってことに。
そこで作ってもらったのが写真の『ピビンうどん』。市販のうどん(もちろん激安スーパーOKでゲット^^)を冷水でしめたら、その上に半熟たまご、きゅうり、キムチ、特製コチュジャンソースをのせればさぁ完成。あとはお箸を上手に使ってうどんと具材をしっかり混ぜるだけ。味の決め手はなんといっても特製ソースでしょう。オモニお手製のコチュジャンに酢、ゴマ油、ゴマを適量混ぜたものをうどんの上にた~っぷりのせるのがミソです。
最初の一口目はコチュジャンの甘味が印象的なのですが、次第にコチュ(とうがらしの意)の刺激的な辛味が口中に広がって、舌はピリピリ、額からは汗がタラタラという状態になってきます。とにかく我を忘れて『ピビンうどん』を完食したならば、大量の汗をかいた後の爽快感とピリ辛(激辛?!)から来る高揚感を同時に体感できて、夏の気だるさなんてあっという間に消えてなくなっちゃうんですよ(^^)
これからは我が家の新しい夏の定番として『ピビンうどん』を加えたいと思いま~す!

付記:気がついたら今回のブログ記事が300回目でした。最近では週に多くても2,3回しかアップデートできてないんですけど、次なる目標400回を目指してのんびり書き綴っていこうと思います。これからもよろしくお付き合いくださいね。

『サンス・エ・サヴール』でフレンチを美味しむ

2005年08月30日 | 美味美食
常日頃からお世話になっている方からのご好意で丸ビル35階にある『サンス・エ・サヴール』に行ってきました。
なんでもお店のコンセプトは「ソフィスティケ・キュイジーヌ/百年後のトラディショナル」とのこと。「味わい深い三ツ星の料理とフランスのモダンなエスプリを感じていただける新しい試み」として始められた当店は、まさに従来のフレンチの印象を覆すほど。
正直なところ、あっさりと淡白で、素材の味を引き出すような料理が好きな私にとっては、バターとクリームを多用したフレンチはあんまり得意ではありません。実際、自分からフレンチを食べに行こうということはまずあり得ないのです。しかし、『サンス・エ・サヴール』のフレンチは、シンプルな塩味やオリーヴオイル、果実ソースの甘味・酸味など、きわめて繊細で素材本来の味を引き立てるための味付けになっているように思えるのです。
私たちがこの日美味しんだのは次のようなメニュー(ホームページより抜粋)
・本日の一口前菜
・旬の貝類と雲丹の軽いマリネ フレッシュハーブ風味 ガスパチョ風トマトのグラニテ
・≪フランスドンブ産≫ 蛙腿肉のグジョネット ミニアーティーチョークのバリグール風 クレーム・粒マスタード
・鴨のフォワグラ・ミキュイ ルバーブのコンポート オレンジの香り
・オリーブとナッツの衣をまとった天然活〆鱸アスパラと柑橘類のヴィネグレット
・秋田産仔兎のロースト 小さなトマトのファルシー ランティーユのフリカッセ タイム風味のジュー
・プレデセール
・パッションフルーツのパルフェ コルネ仕立て 季節フルーツのプレッセ ホワイトショコラの軽やかなムースと共に
さすがにメインディッシュを食べ終えた時には満腹感を覚えましたけど、満腹感の中にもどこか爽快感のある心地よさを感じることができたのです。美味しいお食事に合わせて、食前酒のシャンパン、白ワイン2杯(瑞々しくフルーティーなものと爽やかな香りの酸味の広がるしっかりめのもの)、赤ワイン1杯(ブルゴーニュのかなり重ためのもの)をいただき、二人ともすっかり酔いの世界へ...
実家の両親には迷惑をかけてしまうのだけど、たまにはUちゃんの面倒を見てもらって、夫婦二人でゆっくりと贅沢な時間を過ごすのもいいなぁとしみじみ感じたのでした(*^^*)

葉山の街角食料品店『タントテンポ』②

2005年08月26日 | 美味美食
またまた葉山にある街角食料品店『タントテンポ』へ足を運んでみました。
今回は、お昼時間に合わせてランチと食後のジェラートを美味しむのが目的です。
この日美味しんだのは写真のような「ドライカレー」「水菜のシンプルパスタ(アンチョビ&ガーリックソース)」「抹茶&マンゴージェラート」です。
お店の奥様一人で料理を作っているので二品が別々に出てくることになってしまうのですが、私たちには寧ろそれが好都合。私がUちゃんを抱っこしてる間に奥さんがドライカレーを美味しみ、次は私がパスタを美味しむという具合にゆっくり食事に専念できるから。ジェラートが自家製でなかったのはちょっぴり残念でしたけど、これもなかなかの美味でしたよ!
とっても小さなお店なのに、店内は常連さんと「ボンジュール」帰りに立ち寄るお客さんで常に賑わっています。テラス席に腰掛けながら白ワイン片手に優雅にお食事を楽しむマダムもいたりして、そこはイタリアのどこにでもありそうな街角食料品店(私はイタリアに行ったことないので想像ですけど...)。お近くにいらした際にはふらりとどうぞ!

Aohata『Petit Sorbet』(フルーツシャーベット)

2005年08月24日 | 美味美食
鎌倉の紀ノ国屋で偶然見つけて衝動買いしてしまったのが写真のAohata『Petit Sorbet』です。
店頭販売の試食で私も奥さんもすっかり魅了されてしまったわけですが、この商品のうたい文句が「大人向けのシャーベット」。プチサイズ8個(4種類×2個)で税込630円と少々値ははりますけど、味は本格的なフルーツシャーベットです。果物のピュレや果汁で作ったものを一般的にはシャーベットと日本では言いますが、フランス語に置き換えると「ソルベ」になるんですね。『Petit Sorbet』(プティソルベ)というネーミングも私たちの購買欲をくすぐったのかも知れません。
味は、風味豊かな北米産の野生種だけで作った甘酸っぱさが特徴の「ブルーベリー」、鮮やかな色とシャープな味、爽快な甘酸っぱさが特徴の「ラズベリー」、さわやかな酸味とほのかな苦味が特徴の「グレープフルーツ」、マンゴーの王様と言われる品種だけで作られた濃厚な味が特徴の「マンゴー」の4種類。いづれも果肉・果汁が40%~50%となかなか贅沢で本物志向の品々です。
ご自宅ではもちろんのこと、冷凍庫から取り出しても3時間以上は凍結状態が続くそうですから、レジャーやスポーツの後にちょこっと食べてもかなりの贅沢感を満喫できること間違いないですよ。
さぁて、今晩は4種類の中ではもっとも期待してる「マンゴー」を食べてみようかなぁ(^^)

葉山の街角食料品店『タントテンポ』

2005年08月16日 | 美味美食
先日の「ボンジュール」の帰りに、ちょうど真向かいにあるイタリア食材店『タントテンポ』にも久しぶりに立ち寄ってみました。
奥さんが後で調べたところによると、『タントテンポ』は「ヒルサイドパントリー代官山の代表を務めていた斉藤氏が、あの食文化研究家北村光代さんのアシスタントをしていた奥さんと開いた店」だそうで、とにかくすごいお店に巡り会えたと興奮気味に報告してくれたのだけど、私にはさっぱり何がすごいのか分からない始末... それでもこのお店の食材は本物だってことぐらいは私にもすぐに分かりました。そして、会話と食事が楽しめる「イタリアの街角食料品店」というお店のコンセプトがとっても気に入りました。
この日買い求めたのは、自家製チーズチップ(写真左)とプロシュートの切れ端(写真右)です(いつもながら下手な写真ですみません...)。チーズチップは試食用のを一切れ食べたとたんに二人とも目を大きく見開いて「おいしいぃ!」を連呼。なんでもハードタイプのチーズを薄くスライスしてオーブンで焼き上げて作ったとのこと、口全体にチーズの旨みと香り、多少の心地よい苦味が広がるのも納得です。そしてもう一品のプロシュート。お店の人からはスープのダシにするといいですよと勧められたのだけど、私たちにはとってももったいない気がして、薄くスライスしてそのまま食することに。さすがに切れ端なので多少のスジはあるけれど熟成した独特の香りと生ハムの食感は十二分に堪能できました。
二品買って455円なり。高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれでしょうけど、私たちにとっては本物の味を必要なだけ少しづつ買い求められる貴重な存在に間違いありません。「スロー」なコンビニを自負される『タントテンポ』へ皆さんもよろしかったら一度足を運ばれてみてください。私たちは今週末にどんな自家製惣菜を買い求めてこようかと今から思案中です!奥さんは当店No1人気のダークチェリーのイタリアンジェラートは絶対外せないと意気込んでるんですよぉ(^^)

葉山『ボンジュール』で一休み

2005年08月15日 | 美味美食
先週はUちゃんがずっと風邪気味だったのでなかなか家族で外出できずにいました。先日の日曜日はUちゃんの鼻水も止まり(鼻を拭くといつも嫌がって泣いてしまいます...)お天気も幸い大きく崩れずにすんだので、久々のドライブがてら葉山にあるパン屋さん『ボンジュール』まで行ってみました。
Uちゃんたら、久しぶりのドライブがよっぼど心地よかったのか、出発早々居眠りを始め、「ボンジュール」にいる間も、帰りの車の中も、ず~っと眠ってばかり。Uちゃんにとっては車が揺りかごのように感じられるのかも知れませんね。
そんなお陰で私たち二人はゆっくりと外食できることに。葉山ビールで乾杯!なんて誘惑にかられながら(飲酒運転するわけにもいかないので断念...)、奥さんは桃のフルーツタルトとオーガニックグレープフルーツジュース、私は鮮魚のエスカベッシュマリネ(確かこんな名前だったような^^)とオーガニックオレンジジュースを注文。どれも美味しく頂きましたけど、やっぱり一番美味しいのは料理の付け合せとして出される数種類のパン。無塩バターをたっぷり塗ったり、極上のオリーブオイルに浸したりして、大満足。無塩バターとオリーブオイルが余りにも美味しくて、今度来るときはお持ち帰り用の入れ物が必要だね!なんて冗談言いながら楽しく美味しい日曜日の昼下がりを過ごしたのでした。
そうそう、帰りがけに「ボンジュール」真向かいにあるイタリア食材店『タントテンポ』にて食べだしたら止まらない極上の食べ物を発見!この続きは明日のブログでご紹介しますね~(^^)

韓国料理『ワンス』

2005年08月11日 | 美味美食
目が回るほど忙しい毎日ですっかり外食する機会も減ってしまった近頃。おまけに毎晩のようにUちゃんが夜泣きするので睡眠もままならない状態で... そんな時のスタミナ供給はやっぱり韓国料理!会社の同僚を誘って向かったのは恵比寿ガーデンプレイス近くにある韓国料理『ワンス』です。
とにかく恵比寿界隈ではリーズナブルで本格的韓国料理が美味しめる場所として有名なお店なので、週末ともなると予約なしには入店できないほどの繁盛店。運良く空き席に通された私たちは窓越しに厨房の様子を覗き込める2階のソファー席。まるでカフェのようなインテリアの2階席で韓国料理に舌鼓を打つってのもなかなか不思議な感覚でした。
この日美味しんだのは、プデチゲ大(定番のスパムソーセージに、たっぷりの野菜とラーメン。具の上にはチーズまでのせてあって、辛さの中にもチーズのまろやかさが溶けこんだ本格的な一品です)、トッポッキ(韓国の細長いお餅を甘辛く炒めた一品。韓国では女性に絶大な人気がありますね。私には辛さがとっても刺激的なグッドでした!)、海鮮チヂミ&チャプチェ(辛いものが苦手な人向けに)、キムパップ(韓国の海苔巻きです。私は日本のよりキムパップの方が断然好き。特に両端にあるのが具もたっぷりで更に美味しいんですよぉ)などなど。
奥さんからは以前より当店に連れてってとねだられていたのに、私だけで先に美味しんできちゃったから怒られちゃうかなぁ。でも奥さんが大好きなカムジャタン(豚骨とジャガイモの辛い鍋)やプルコギは食べずにとっておいたから許してくれるかな。それと『ワンス』には生ビール党にはたまらない「ヤンニョムチキン」までメニューにあるんですよぉ!とにかく日本では食べるのが困難な一品がこんな身近な場所にあるなんて大興奮。今頃メニューにあったと気づくなんてうっかりしてました。次回は間違いなく生ビール(もちろんエビスで)とヤンニョムチキンで決まりです!!

久しぶりのデイディナ『4種チーズのクリスピーピザ』

2005年08月02日 | 美味美食
このところ週末にかけて私が韓国出張だったり、Uちゃんが突発性発疹にかかったり、奥さんは奥さんで8月末の試験に向けて追い込みだったりして、毎週日曜恒例のデイディナ『4種チーズのクリスピーピザ』から遠ざかっていました。
先週末はおよそ1ヶ月ぶりに『4種チーズのクリスピーピザ』と白ワインでデイディナ(我が家の造語で Daytime + Dinnerの略。つまり昼間から飲んで食べるというう意味です)を夕方からスタート。佳境に近づきつつある韓国ドラマ「初恋」(66話中、ようやく60話まで視聴完了)を3人で見ながらピザとワインを美味しんだのでした。
ご覧のピザは日本ハムから市販されている『4種チーズのクリスピーピザ』にエクストラ・チーズをたっぷりかけてオーブンレンジで焼きあげたもの。食べる直前に、同封の黒胡椒と粗挽き胡椒をたっぷり振りかけて、チーズのちょっと焦げた香ばしさとクリーミーな味わい、生地のモチモチ感、胡椒の香味を口いっぱいに開けて、一度にたくさん頬張るのです。合間にはフランス産の辛口白ワインで喉を潤し、「初恋」の家族愛・友情で目頭を熱くしたならば、とっても感動的なデイディナを美味しめるのです(^^)
工夫次第でわずか数百円のピザが宅配ピザ、いや、本格イタリアンのピザ以上に美味しめちゃうんですね。宜しかったら皆さんも思い思いの方法で美味しさを追求してみてくださいね。

とある日の昼食『韓国伝統餅』

2005年07月27日 | 美味美食
とにかく美味しい物に目のない奥さんに買ってきたソウル出張のお土産は韓国の伝統餅(写真はその一部)。日本のお餅、特につきたてのお餅も最高だけど、素材本来の甘みが特徴の韓国餅もその美味さに気づくとなかなかのもの。日本のお餅のイメージで食べると最初はちっとも甘くなくてあんまり食べた気にならないけれど、何度も食べているうちに魅了されてしまう不思議な食べ物です。
まじりっけのない本物の韓国餅は夏場特に硬くなりやすいので海外へのお土産向きとは言えないんですね。そこで買う前にしっかり現代百貨店の店員さんに日本に持ち帰る際のポイントをヒアリング。なんでも買ったらすぐに冷凍庫で凍らせ、出かける直前に取り出して持ち帰れば、自宅に到着した頃にちょうど自然の状態に戻ってすぐに美味しめるだろうとのこと。それでもやっぱり種類によってはうまく自然解凍されないのもあると言うので、そんなのは除外してお土産にしてきたのです。
今回は6種類ほど奥さんが喜びそうなので選んでみました。どれも基本的にはお餅に小豆やきな粉、松の実などを使っていて、食べるほどにほんのりとあま~い優しい味のメロディーが奏でられ、お腹と心が同時に満たされる感じです。そんな優しい気持ちになれる昼食もなかなかいいものですね(^^)

ソウル牛乳の『チョコ牛乳』

2005年07月26日 | 美味美食
韓国を訪ねるとなぜか必ず飲みたくなるのが、どこか懐かしいパッケージをしたソウル牛乳の『チョコ牛乳』です。何か特記すべきほどの特別な味ではないのだけど、ソウルに1年間滞在してた頃、学校の売店でいつものように買い求めて美味しんでした懐かしの味だからかも知れません。ソウル牛乳からは他にも、同様のパッケージで「いちご牛乳」と「コーヒー牛乳」、小学校の給食に出たような三角錐の形をした「コーヒー牛乳」なんかも販売されてます。そうそう、そして忘れてならないのが「バナナ牛乳」(これはどこの会社のものだったかなぁ)。いつも「チョコ牛乳」にするか「バナナ牛乳」にするかで迷ったっけなぁ。
韓国に行く機会があったらぜひ一度お試しあれ!

激辛チキン『ホンチョプルタック』

2005年07月25日 | 美味美食
ひとまず美味美食のカテゴリーに入れてみた激辛チキンのお店『ホンチョプルタック』(プルタックとは火の鶏のこと)ですけど、正直言って激辛食いの選手権にでも登場しそうなあつ~いあつ~いお店です。
15年来の付き合いになるヌナ(韓国では親しくなった年上の女性のことを親しみを込めてヌナ=お姉さんと呼びます)とは今回のソウル出張で1年ぶりの再開。最近韓国で流行のお店に是非連れて行きたいと言われて訪ねたのがこのお店。注文したのはタックパルと言って鶏の足を揚げて味付けしたもの。どうやら激辛料理と鶏の足の両面で私をびっくりさせようとしたらしいのだけど、鶏の足は以前中国でも食したことがあったので難なくクリア(でも、よくよく見るとやっぱりグロテスクですね)。ソウルに来て以来、レストランでは常に瓶ビールでしたから、ようやく生ビールにありつけたと糠喜びしたのも束の間、この「タックパル」が何と辛いことか... 一つ目は最初に甘いタレの味がしてじわりと辛みが増してくる程度だったので、立て続けにもう一つ食してみたら、もう口の中は火の海状態。まるで生の青唐辛子を食べて辛いのに運悪くあたったかのように、額から冷や汗は流れ、口の中は感覚が麻痺し始め、じっとしていられないぐらいの辛さの波が体中を襲います。うっかりビールで口を潤おうもんなら炭酸が舌をさらに刺激して、自然と体をゆすり始めてしまう程です。しばし天を眺め放心状態でいると徐々に辛みが口の中から弱まっていきます。そうして放心状態の自分を目覚めさせるために大量のビールを飲むことの連続。結局、私が食すことができたのはわずか5つのみ。たった5つの「タックパル」を平らげるのに要した生ビールは一リットル!その辛さがいかほどのものが察しがつくのではないでしょうか?
ヌナ曰く、「タックパル」はまだまだ序の口で、さらに辛い味付けの料理が他にもあるとのこと。あいにくハーフサイズでの注文はできなかったので、超激辛料理を食する機会は回避できましたけど、ほんと拷問に近いほどの激辛料理に私は完全ノックアウトされました(-.-)
万が一にも『ホンチョプルタック』で激辛料理にチャレンジしてみたい方がいらっしゃいましたら、『ホンチョプルタック』のホームページをご覧になってみてくださいね。陳麻婆豆腐なんて比較にもならないほどの激辛パワーに、きっと終いにはハイテンションになること間違いないですよ!
ちなみに私はきっとこの店にはもう二度と行かないと思います。だって、食べた翌日から2日間、ずっとお腹を壊しっぱなしだったんですから!!

『一品梅牛』~梅で育てた韓牛を焼肉で~

2005年07月21日 | 美味美食
昨晩は『一品梅牛』という名の焼肉屋さんですっかりご馳走になってしまいました(^^)
なんとも変わった名前のお店だと思って、その由来を確認したところ、なんでも牛に梅を食べさせて育てただからとか。梅の効果で肉の臭みがなくなり、やわらかく上質なものになるそうです。同席したある方曰く「この辺りでももっとも高級な焼肉屋さん。Arangさんのお陰で私たちもありつけました!」ですって。確かに梅牛の味はもちろんのこと、付け合せのおかずから、お食事、店内のインテリア、サービスの応対にいたる全てにこだわりを感じる高級店です。後でメニューを見せてもらってびっくり!だってそこらにある日本の焼肉屋さんをはるかに凌ぐほどのお値段ですから。
さて、この日頂いたのは、梅牛の生トゥンシム(未だにどの部位か覚えてません...)、生カルビ(もちろん骨付き)、そして名前は忘れてしまったけれど一頭からわずか5人前も取れないという霜降り肉。私が何よりも感心したのは、付け合せのおかずの美味しさと、お肉との絶妙な相性&組み合わせの妙です。もちろん生の梅牛肉は臭みやくせもなく、岩塩につけて食べれば肉本来の旨みを十分に美味しめるのだけど、サンマヌルの葉(山中で取れるにんにくの葉で、とても珍しく貴重品とのこと)で肉を包んで頂いたならば、もう言葉では言い尽くせぬほどの極上の旨みが広がるのです。サンマヌルの葉さえあれば、他に韓国味噌や生のにんにく、キムチ類を包んで食べなくても十二分に梅牛肉が堪能できてしまうのです。そして何とも嬉しいのは、そんな貴重なサンマヌルの葉でさえ、他のおかずと同様にいくらでもおかわりできてしまうところ。果たして何皿頂いたのか覚えていないほどです(^^)
元をたどれば、水冷麺が食べたいという私のリクエストで連れてきてもらったお店。食事の最後は水冷麺以外には考えられません。とにかく梅への愛情とこだわりの強い『一品梅牛』は冷麺だって普通の冷麺ではありません。他よりも明るい緑色をした麺は梅を練りこんでつくったもの。そう言われてみれば熟した梅の果実のような色にも見えてきます。梅のほのかな甘みがする麺は、程よい酸味のスープとの相性もぴったりで、食事を締めくくる一品としては満足度の高いものでした。
おっとそろそろホテルを出発しないと朝一番の会議に遅れちゃいそう。ソウルにいらっしゃる機会があったらこだわりの梅牛専門店『一品梅牛』にもぜひ足を運んでみてくださいね。