連載「原初美術の誕生1~17話」を一覧にしています。
1 「その意味するものとは」
素晴らしい洞窟美術やビーナス像はどのように誕生したのか? そこには人類発展の秘密が隠されている。地球最古の美術を観察すると、それが見えて来る。
2 「ヨーロッパ氷河期美術の幕開け」
ヨーロッパの最古の美術はビーナス像と共に始まった。
3 「動産美術の展開」
やがて2万年を経て、ビーナス像は写実的なものから、シンプルなものに変化した。
4 「洞窟壁画の発展」
ヨーロッパの洞窟壁画の変遷を見ます。
5 「洞窟美術、最後の輝き」
ヨーロッパの原初美術は約2万年続いたが、最後に精緻で巧みな壁画を完成させた。
6 「氷河期美術の全体像」
ヨーロッパ氷河期美術の特徴を見ます。
7 「氷河期美術、その後」
ヨーロッパの氷河期美術は、突如として消え、異なる場所で新しいタイプの美術が生まれました。
8 「ヨーロッパ以外の原初美術1」
ヨーロッパから美術の輝きが失われる頃、アフリカに新しい美術が誕生し始めます。
9 「ヨーロッパ以外の原初美術2」
インドとオーストラリアの最古の美術を見ます。
10 「 東アジアの原初美術」
日本と中国の最古の美術を見ます。東アジア特有の文化が既に芽吹いていた。
11 「アメリカ大陸の原初美術」
南北アメリカ大陸の最古の美術を見ます。
12 「美術を誕生させた人々1」
約10万年前、人類は地球全域に広がって行き、各地に美術を残すようになる。
13 「美術を誕生させた人々2」
一部の人々が、極寒のヨーロッパに住み始めた。彼らの生活はどのようなものだったのか。
14 「美術を誕生させた人々3」
ヨーロッパに暮らした人々の心に何が起きたかを見ます。
15 「先行していたもの 前編」
地球最古の美術品や装飾品、頻繁に出現する赤い顔料を紹介します。
16 「先行していたもの 後編」
その後、赤い顔料は世界でどのような意味を持つようになったかを見ます。
17 「私達に語りかけるもの」
地球に拡散していたすべての人々は、記号、記数、美術を35000年前には扱っていた。
最後に
人類が美術を生みだしたのは、心に変化が生じ、表現することが彼らにとって重要な意味を持ち始めたからです。
さらに寒冷化に対応した集団生活のあり方が、文化をより発展させ、素晴らしい美術を生むことになった。
人類は、同じ遺伝子と脳を受け継いでも、環境と社会の有り様で美術や文化は多様化していく。
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