< 典型的な土楼の外観 >
私達夫婦は中国南方にある奇妙な建物を尋ねることにしました。
この建築群は2008年に世界遺産に認定されました。
この訪問での驚きをお伝えします。
< 赤印が福建土楼群の位置、中国南東部の福建省にある >
2004年10月初旬、厦門にいる友人を訪問しました。
観光にこの客家土楼とも呼ばれる建物を選びました。
友人の新車に乗り込み、厦門の市街を出 . . . 本文を読む
< 地図2番、巨石人頭像、高さ176cm、メキシコ、3200年前頃 >
今回で、世界各地の原初美術を紹介する最後となります。
南北アメリカの最古の美術からマヤ・インカ文明の始まりまでを概観します。
< アメリカ大陸、最古のロックアートと古代文明地域、赤色1,4がロックアート、黄色2がマヤ・アステカ、黄色3がインカ >
人類はアラスカ経由で15000年前頃にアメリカに初めて進入し . . . 本文を読む
< 火焔土器、新潟県、日本、縄文中期(約5000年前) >
今回は、日本と中国の原初美術を見ます。
その特色ある縄文美術から日本列島の原初の姿が見えて来ます。
また中国美術の源流に簡単に触れておきます。
< 左、最古の土偶、高さ約6cm、茨城県、約8000年前。右、「縄文のビーナス」と呼ばれる土偶、長野県、高さ27cm、約5000前。 >
日本列島では12000前頃から世界 . . . 本文を読む
< くぎ煮と釜揚げ >
梅の花が咲き、イカナゴ漁が始まり、終わると花もやがて散る。
この1ヶ月間ほど、漁港は賑わい、各家庭では「くぎ煮」が作られる。
今日は、イカナゴ漁に賑わう漁港を中心に紹介します。
くぎ煮はイカナゴの稚魚、体長3~7cmを大量の醤油と砂糖で煮て作られる。
お酒と生姜が加えられ、水気が完全に飛ぶまで煮続けると、照りのある飴色になる。
これをご飯に載せて食べると実にう . . . 本文を読む
< ビーマベトカのロックアート、盾と剣を持った戦士 >
今回は、インドとオーストラリアの原初美術を見ます。
< 原初美術の遺跡分布図、赤い部分が主な氷河期美術域、番号1~7が他の原初美術域 >
< 地図3,インド中央部高地にあるビーマベトカ山 >
ビーマベトカ山には、壁画がある岩陰や洞窟遺跡が3百ヵ所ほど見つかっている。
概ね1万年前から描かれ、後に農耕先住民によって描き加えら . . . 本文を読む
< 朝日が昇る頃、出漁していた漁船が一斉に帰港し始めました >
もうすぐ春を告げる、イカナゴ漁が始まります。
淡路の海は、今も多くの恵みを提供してくれています。
ここ3日間、自宅周辺を散歩して撮った写真を紹介します。
ここは淡路島の大阪湾側にあって、山が迫った所です。
今は冬の寒さが最も厳しい時ですが、一方で春に向かい始める時でもあります。
写真から、近づく春の息吹を感じていただけたら . . . 本文を読む