アクアコンパス 3   世界の歴史、社会、文化、心、読書、旅行など。

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いじめと人生模様

2012年07月31日 | 時事問題
今日は、いじめと人生模様を書きます。 定年退職するまでに経験した微妙ないじめも取り上げます。 何か参考になれば良いのですが。 学校のいじめ 既に書いたように、私をいじめた子に共通したのは、その家庭に精神的な貧しさがありました。 手下の子もそれほど酷くはないが、やはりその傾向があったようです。 20年前ほど、孤児院の子を正月預かり、家族と一緒に遊び寝食を共にしたことがありました。 . . . 本文を読む

いじめられている君へ 3

2012年07月30日 | 時事問題
今日は、高校時代の話をします。 高校時代は悲惨ないじめから解放され、希望に燃えていました。 その転機になったエピソードと、いじめの総括をしたいと思います。 小学時代から中学時代までいじめ続けられました。 そこでは何ら救いの手は差し伸べられませんでした。こちらが訴えても。 最も自分から招いた所はありますが。しかし私以外にもいじめの矛先は向いていました。 私が入ったのは工業高校でした。 . . . 本文を読む

いじめられている君へ 2

2012年07月29日 | 時事問題
今日は、中学時代のいじめ体験を書きます。 私は中学から高校にかけて生き方が変わりました。 いじめられていても希望が見つかり、大人になって活躍している人々が多くいます。 彼らこそ弱い立場の心を我が身のこととして受け入れてくれるでしょう。 中学に入ると、いじめは壮絶になりました。 体が大きくなったこともありますが暴力は酷くなり、小銭をせびられるなど悪質になって来ました。 一番変わったこ . . . 本文を読む

いじめられている君へ

2012年07月28日 | 時事問題
私がいじめられた体験から得た生き方のヒントを書きます。 いじめられた人は、あなたの良き理解者になると確信します。 希望を持って下さい。 私は小学生から中学時代まで長期にいじめられ続けました。今から50年以上前です。 この間に家の都合で大阪府内を4回転校しています。山麓の田園地帯から都市部の下町へ、次いで都市周辺の新興住宅街へと住まいを変えました。 それぞれいじめの内容が異なりました。 . . . 本文を読む

いじめについて

2012年07月27日 | 時事問題
いじめを無くせない現状が腹立たしい。いじめが減らない背景を考えます。 指摘されている問題点を列挙します。 A 加害者側が悪い。        B 被害者側に問題がある。     C 見て見ぬ振りをする周囲。   D 親身にならない先生達。    E 隠蔽・保身に走る学校・教師・教育委員会。   Aについて:先ず加害者が悪いのは当然ですが、二つの問題があります。 通常、いじめの常習者はその . . . 本文を読む

秦の始皇帝の兵馬俑

2012年07月25日 | 旅行
< 秦の始皇帝 : > 今回は中国の西安にある秦始皇帝陵の兵馬俑を紹介します。 この遺跡は紀元前3世紀に造られた巨大な墓と地下の兵隊人形群からなります。 この遺跡を残した人物は中国初の巨大帝国の皇帝でした。 彼は600年続いた戦乱を終わらせたが、残虐横暴で巨大な造営を行い、死ぬとたちまち帝国は滅んだ。 彼は地下宮殿に埋葬され、その上に一辺350m、高さ76mのピラミッド型の土が盛 . . . 本文を読む

連載 視点(この政局をどう見る) 目次

2012年07月23日 | 時事問題
ここに7月12日より連載を始めた「視点」9話の目次を一覧します。 この「視点」(この政局をどう見る)の連載は終了です。尚、以前の「視点」は目次から外しました。 連載1 : この政局、何が大事なのか 連載2 : 腰を落ち着けて 連載3 : 社会の硬直化 連載4 : 小党乱立の弊害 連載5 : 政治を変えることが出来る 連載6 : 何が硬直化を生むのか 連載7 : マスコミの役割 . . . 本文を読む

視点 : 対立に惑わされない2

2012年07月22日 | 時事問題
前回は男女、原発に関わる対立を取り上げました。 今回は重要で最もばかばかしい対立点である左翼と右翼、革新と保守について見ます。 この対立には4つの要素があります。 A 革新脳と保守脳があり、革新脳は新しいシステムなどを理解し好意的に受け止め、保守脳はそれを疑い不安になる傾向にあります。これはバラツキのある分布になり、中間的な人が多いことでしょう。 B 人間の心性として所属する組織( . . . 本文を読む

視点 : 対立に惑わされない1

2012年07月21日 | 時事問題
前回はマスコミの弊害を考察しました。 今回は世論が二つに分かれて対立する状況を考えます。 男と女、原発賛成派と反対派、左翼と右翼、運動会の紅組と白組などがあります。 人間は対立するもので仕方がない側面もあります。 しかしその背景と構図が分かればばかばかしくなるでしょう。 対立の基本は帰属意識と認知にあり、人類共通ですが多様です。 帰属意識については既に見てきましたし、さらに説明し . . . 本文を読む

視点 : マスコミの役割

2012年07月20日 | 時事問題
前回は、何が社会の硬直化を生むかを見ました。 今回は、大衆がなぜ社会の状況を正しく知ることが出来ないのかを見ます。 マスコミは重要であり欠かせないものですが、両刃の剣です。 社会の最適な適応を阻害するものはたくさんありますが、現代日本を前提にすると大凡三つになります。 前回取り上げた「精神風土」、今回取り上げる「情報」、次回取り上げる「対立」があります。 経済や社会構造に触れてい . . . 本文を読む

視点 :何が硬直化を生むのか

2012年07月19日 | 時事問題
前回は政治改革が可能であり、緒に就いたことを見ました。 本来、誰しも良い世の中になってくれることを望むはずです。 それではなぜスムーズにいかないのでしょうか。 複雑な要因が絡んで障壁となっています。 今回からは、代表的なものを拾い上げて見て行きます。 最初に根本的な問題を取り上げます。 それはタテ社会(社会学用語)、内集団ひいき(心理学用語)が根底にあることです。 これは東アジ . . . 本文を読む

視点 : 政治を変えることが出来るのか

2012年07月17日 | 時事問題
前回は小党乱立と二大政党制を取り上げました。 今回は自信を無くし虚無感漂う現状にも希望があることを示したいと思います。 現実的には、多くの方が日本には二大政党制がそぐわないと思っておられるようです。 確かにここ半世紀の日本を見ていると永年野党、野党の小党分裂、政治腐敗が常でした。 それではなぜ自民党の一党支配が崩れ政権交代が起きたのでしょうか。 自民党に対する失望は徐々に増してはいた . . . 本文を読む

視点 : 小党乱立の弊害

2012年07月16日 | 時事問題
前回は長期の一党支配の弊害を考えました。 今回は逆に小党乱立と二大政党制について考えます。 世界史を振り返り、外国から攻められようとしている社会や混乱している社会には意思統一と立て直しが急務となります。それには強いリーダーシップが求められます。 しかし一方で軍事力や強い統率者にあわてて飛びつくと、急回復は良いのですが、その後に悲惨な状況が待ちかまえています。 日露戦争後の日本やヒトラー . . . 本文を読む

視点 : 社会の硬直化

2012年07月15日 | 時事問題
これまでの2回は、今我々が何をすべきか、何をしてはならないかを書きました。 今回から基本的な問題点を考えます。 なぜ長期の一党支配が問題なのかを考えます。 問題は、支配層の固定化による弊害です。 世界史を見ると国家が硬直化しては滅亡を繰り返しています。 古代王朝は300年間が限度でしたが、時代の変化が激しくなると期間は短くなります。 なぜ硬直化が起きるのでしょうか。財力、職業、知 . . . 本文を読む

視点 : 腰を落ち着けて

2012年07月14日 | 時事問題
前回は、「この政局、何が大事なのか」を書きました。 今回はその続きになります。 前回の結論としては、この政治の混迷は長い一党支配の膿が出てきたようなものだと指摘しました。 戦後復興期から米国の支援もあり、国民の高い勤労意欲と協調性によって高度経済成長を成し遂げました。 それには優秀な官僚や政治家(自民党)、実業家の活躍も不可欠だった。 しかしやがて社会や組織は必ず安逸を貪るようになり . . . 本文を読む