既に宇宙誕生から現代まで、心がどのようにして生まれたかを見ました。
人類らしさとして大きな画期となったのは、直立歩行と家族誕生ですが、その後に続く氷河期の美術造形も重要です。
この後に、良く知られている農耕革命、都市革命、精神革命へと続いて行きます。
今回の連載は、ヨーロッパで起きた約3万年前頃に始まる人類最初の爆発的な美術造形時代を追います。
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1話では原子炉の安全性について考えました。
あまりにも安全を保証するには不確定要素が多く、予測不能な事故とシステムの巨大さが災いでした。
2話では信頼性を検討しました。
これも単純に技術的問題として扱えません。むしろそれらを作り扱う産官学の閉鎖的な組織がはるかに問題でした。
不都合な情報は隠蔽、捏造され、やがて過信と独りよがりになっていきました。
それを生んだのは、莫大な費用がかかり . . . 本文を読む
最近ツイッターをやっていて気になることがあります。
それはナショナリズム(国粋主義)を煽る書き込みが目立つことです。
それに対して穏健というか良識的な発言が皆無だと言うことです。
これはは事ある毎に吹き出し、やがて消えて行きますが大きな問題を含んでいます。
問題点を列挙します。
1 隣国(韓国、中国)を、常軌を逸した言葉で罵ります。「殺人集団」「乗っ取り国家」「侵略国家」「豚」など . . . 本文を読む
今日は世論の中身、原発に賛否を表明する人々の心を見てみます。
これはある研究所の分析と各国データーを材料にします。
原発賛否の意志とはどのようなものなのでしょうか?
シンプルに原発の危険性を認識して反対、それとも必要性を考慮して賛成なのでしょうか?
有名タレントがTVで原発がクリーンであると言ったから賛成したのでしょうか?
東大の原子炉学者がその著作で限りなく安全であると書いてい . . . 本文を読む
今まで、原発そのものと推進母体の様子を見て来ました。
しかし目に見えない、より重要な問題が日本に根を張っています。
私達はここ30年ほど原発をどのように認識していたのでしょうか。
おそらく原発村以外の人々の大半は無関心だったでしょう。
当然、原発の安全性を理解出来るだけの知識はありません。
結局、多くをマスコミ報道(解説や記事)に頼っていたはずです。
エネルギー政策の良し悪し、原発 . . . 本文を読む
全4回で、日本からこれから取るべき金融・財政政策を見てきました。
現状ではデフレからインフレに誘導するべきだと考え、説明してきました。
ここでは連載の紹介と若干の補足をします。
1 「インフレ誘導策を皆さんと一緒に考えたい」
現状の経済の問題点、それに対する打開策の候補、海外経済学者の意見をまとめました。
2 「インフレ誘導策を前向きに考えよう!!」
GDP、賃金、財政赤字、為替 . . . 本文を読む
前回までで、日本の経済状況が欧米先進国と較べてどうだったかを見てきました。
既に見たとおり、日本が将来に不安を残しているのは財政赤字でした。
今日は、一番重要な巨額の累積財政赤字をインフレで防止出来るかを中心に見ます。
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今日も日本の現状をグラフから解剖します。
日本経済と先進諸国を比較します。
< 1 実質経済成長率の推移 >
このグラフでは日本の経済成長率は先進国中、著しく悪いとは言えません。
前回のグラフ1において日本だけが取り残されているようにみえました。
それは名目と実質の違いで、インフレ率3%が10年続くと1.8倍の経済規模になるのです。
結局、日本はそれほど悪いとは言えません。
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原発を急激に廃止にすることは大きな経済ロスと不安、そして抵抗を生むはずです。
そこで、かつて日本の産業構造が大きく転換したことに触れます。
2年前の電力業界の売上げは16兆円、労働者数12万人でした。
原発比率30%に相当する売上げ、資本、労働者がおり、加えて原発設備産業、関連学会、官庁(財団法人)などにも従事者はいる。
これらを背景に原発廃止に対する大きな抵抗力が生まれるだろう。
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前回は日本の経済状況を嘆き、どうすれば良いかを投げかけました。
これからの数回で日本経済を良くする具体案をわかりやすく紹介します。
この方法は岩田規久男氏やクルーグマン氏の唱えるインフレ・ターゲティングが主になります。
今回は日本経済がどのように悪いかをグラフを通じて知ってもらいます。
世界と比較すれば一目瞭然です。
< 1 各国のGDP推移 >
このグラフは日本の国内総生 . . . 本文を読む
< 阿蘇の草千里ヶ浜 >
去年9月、九州の熊本、佐賀、長崎を旅行しました。
概ね天気に恵まれ、すばらしい歴史と景観を楽しむことが出来ました。
雲が多かったが、雄大な景色をたんのうしました。
< 熊本城 >
期待通りの風格ある天守閣に満足し、規模の大きな城郭に驚きました。
< 本丸御殿、殿様の座敷 >
真新しい大きな本丸御殿も見応えがあった。
< 普賢岳 >
有明海 . . . 本文を読む
推進母体がどのように誕生し巨大化したかを見ます。
そこには既得権益保持の為に癒着と隠蔽が横行し、独りよがりになっていく姿があります。
原子力開発の経緯と影響
1954年、中曽根らが世界に乗り遅れまいと原子力利用を唱え、政府主導で開始。
巨大な資金と技術が必要なだけに旧財閥系企業に託され、各社乗り遅れまいと追従し、読売新聞の正力が科学技術長官として牽引した。
研究開発を続けるうちに危 . . . 本文を読む
今日は皆さんに日本経済の重要な論点を考えていただきたい。
それは今のデフレ不景気を脱却する為に、通貨供給量を増やしインフレ誘導する金融・財政政策のことです。
私は経済学の素人なので、問題点をまとめますので、後は皆さんのご意見を聞きたい。
現状で克服したい問題点。
1. 長期間のデフレ(物価低迷)による不景気、若い人の失業など。
・通常インフレになると失業率は低下する。
・低いインフ . . . 本文を読む
海外のブログで面白いビデオ映像を見つけたので紹介します。
赤ちゃん達が大人顔負けにスケートボードやダンスをする映像です。
使われている歌も良いです。意味はわからないが。
赤ちゃんの顔には色々の人種があって親しみが持てます。
赤ちゃんの表情が実に良い。
これが映像です。
http://www.youtube.com/watch_popup?feature=player_embe . . . 本文を読む
< チェルノブイリ原発事故 >
原発事故の特殊性
この最悪の背景にあるもの
航空機業界の信頼性は、①設計・製造時の破壊・耐久テスト、②製造と運行の厳格な管理、③事故調査による設計・製造の改良にあると前回述べました。
既に述べたように原子力業界にはこれらの内、②と③が完全に欠如していることが判明しました。
産官学癒着による低い想定枠(津波高さ、震度)、改造案件の無視などは国会事故調の報 . . . 本文を読む