夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

入院日誌その4~ルームメイト

2023-12-23 09:15:59 | 健康維持

病室は4人部屋です。初日から2日間は3人でしたが一昨日4人目が現れて満室です。私以外をAさん、Bさん、Cさんとして、私の印象を書いてみます。

各自にテレビと冷蔵庫がある(ただし有料)

Aさんは見た目80代で多分脳梗塞を患い、特に言語機能や食事が困難な重症患者です。ただ、身体の機能はゆっくりてですが動かせるのでトイレなどは看護師さんの付き添いで歩いて出かけています。ほとんど音を出すことがないため静かなルームメイトであることは良いのですが、トイレや食事補助で看護師さんが頻繁に現れ、特に夜中でも30分おき位にナースコールでトイレに立つのでこちらの目が覚めてしまうこともしばしばあります。

Wifiが繋がるデイエリア

Bさんは70歳という普通のおじさんです。腰から足の痛みと痺れで住まいのある富良野の整形外科に行ったところ医療センターを紹介されて来て即入院となったと驚いています。原因は脳神経から来るもののようで、ステロイド剤やリハビリで徐々に回復しているようです。多少いびきをかきますがルームメイトとしては合格です。

デイエリアから見たナースステーション

一昨日入って来たCさんは困ったちゃんです。80代と思われ心臓その他が悪いようで寝たきり状態ですからひっきりなしに看護師さんが現れますが、意識と言葉は普通だけど他人への配慮などなく夜中でも大声で話します。医療センターへの入退院を繰り返しているベテランのようですが彼の流儀なのかナースコールを使わず夜中に看護師さんを大声で呼ぶことにも閉口しました。

昨夜はその彼が暴れ出しいよいよ別室に連れていかれたので、前夜の寝不足を補ってゆっくり眠ることが出来ました。また戻って来るのか戦々恐々です。

希望の光は、昨日行ったテンシロンテストという検査の際先生が「明日からステロイドの点滴を始め、週明けにその他の検査結果を見ながら27日か28日に退院ということになる」と言ったくれたことでした。入院しているのだから、原因を究明し適切な治療で完治することこそ重要なのですが、困ったちゃんと離れることが希望とは情けなくなります。

この4日間看護師さんの仕事ぶりを見ていますが、AさんやCさんのような患者さんを看護することがいかに大変か良く分かりました。食事の世話、トイレの付き添い、体を拭き、下の世話までしています。昔現役時代に県立病院の看護師さん達と話していて夜勤がつらいと聞かされましたが、夜中に少ない人員体制でAさんやCさんのひっきりなしの要望に応えている様子にその言葉を思い出していました。

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