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夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

カーポートの雪囲い

2023-11-26 07:32:23 | 

昨年初めて美瑛町で冬を過ごした経験から「あるといいな」リストに挙げていたのがカーポートに雪除けのネットを張り巡らせて雪を防ぐことでした。昔の家は駐車場は小屋状に作って完全に雪を遮断していますが、車の出入りの際一々ドアを開けたり、ドアの前に積もった雪は除雪せざるを得ないわけで、それならば周りから雪は吹き込むがカーポートでも良いという家庭が増え、今では新しい家は皆カーポートを設置しているといっても過言ではありません。

しかし、昨年冬の経験ではカーポートがどちらの方を向いているかで雪の入り方が違うことに気づきました。我が家の向かいの2軒はカーポートが南向き、我が家は北向きで、北向きの我が家の方が雪の吹き込み方が激しいのです。

それで雪囲いネットを張り巡らすことを強く期待したのですが、これまでカーポートを設置した業者、工務店、造園業者にそれぞれ打診しても難しいということで良い返事が得られませんでした。それならある時便利屋さんならどうだろうと思いついて電話すると、やったことはないとのことでしたが見に来てくれて考えてみるとのことでした。

それから2,3週間が過ぎた頃にイメージは出来たと一部工事に着手してくれ、そして昨日一気に完成まで持って行ってくれました。便利屋さんの一番の関心事はカーポート本体に穴を一切開けずにネットを設置することで、うまく考えたと思うのですが、カーポートの4方向の内側にスチール製の細いパイプを突っ張り棒のように回し、そこにネットをカーテンのようにひっかけて行くやりかたでした。

風で吹き飛ばされないようネットを開ける必要がなく固定する側面は針金で柱に縛りつけ、前面と後面は車の出入りと道路に降った雪を後ろの庭に運ぶ必要があるので頻繁に開け閉めしますから、スムーズにスライドするよう金属製の金具でカーテンのようにぶら下げました。

閉めた時にはやはり風でばたつかないよう金属製のフック2,3本で観音開きとなる2枚のネットを押さえ、重しとして大き目のブロックを置きそれにフックで取り付けるようにしてあります。全く穴などを開けておらず、雪の時期以外は自分で取り外しも出来るということで使い勝手は悪くなさそうです。

昨日は設置作業に来る前に既に一晩雪が降っていたので、どの程度雪を防げるかまだ評価は出来ないところです。うまく行くことを祈っています。

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プロの雪囲い

2023-11-16 07:55:08 | 

先日、我が家の庭の造成をしてくれた平間造園の荒谷さんが別件で来られた時に雪囲いについて聞いてみました。

我が家としてはお金を払ってもプロにやってもらいたいと思っていたのですが、彼の見立てでは庭木として植えたトネリコ、ジューンベリー、アオダモ、シュラの木、プルーンなどは全部葉が落ちるからその後は多少雪で枝が折れることはあっても特に何もする必要はないということです。今年はまだ背丈が低いから雪囲いをしようと思えばできるが、これからもっと大きくなったら出来ないのでそういうものだと思って良いそうです。

ただ、背丈の低いブルーベリーやライラック、ラベンダーなどはしっかり縛って雪の重みを防ぎましょうということで、ブルーベリーの木にお手本を示してもらいました。さすがプロ、先日私が道路側に植えたドウダンツツジに施した雪囲いなどまるで幼稚園児の作業だったと思えてしまいました。

手際よくテープを回し、そんなにきつく縛っても良いの?と思えるくらいに縛り、更に木の周りに支柱を三角錐状に組んでそれに縛り付けて固定しました。テープの縛り方も男縛りとかいう独特の方法があるようで、それはyoutubeで知っていましたがとても自分では覚える気にはなれずにスルーしました。

プロの仕事

「こういう風に残りもやって下さい」と敢えてお金を取ってやる仕事でもないということだったので、昨日何とか自分でやってみました。プラスチック製の支柱は残りがほとんどないし敢えて買う気はなかったのでビニール製の細いロープだけ買って来て、教えられたとおりかなり強めに縛ってみました。なるほど数日降った雪のためラベンダーはすっかり雪の重みで地面に這いつくばっていましたから、これを束ねてきつく縛っておくことは効果があるものだと分かりました。これでうまく行けば来年からの庭木の越冬には自信が持てるというものです。

素人の仕事

今、もう一つ雪の対策としてカーポートに雪除けネットを張ることを考えています。これはまた別のプロにしか出来ない仕事で打ち合わせを行っています。その話は後日まとまった時に書くことにします。

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雪囲い

2023-11-07 08:13:13 | 

今週末の11日土曜日か12日日曜日に雪の予報が出ています。これまでは異様に暑い11月を過ごしてきましたが、いよいよ冬将軍到来かと見構えています。

昨日は、もうどの家でもやっている庭木の雪囲いにちょっとだけチャレンジしてみました。雪国では庭木が雪の重みで倒れたり枝が折れてしまわないために様々な形で覆いを施しています。

昨年我が家は道路沿いに植えてもらった10本のドウダンツツジがあったけどまだ背丈も短いものなので何もせずそのまま放置していました。すると、雪にすっぽり埋もれてしまった上に根の辺りが凍ってしまったツツジを見て「これはまずい」と頻繁に雪を取り除く作業をしていましたが、どうもそれが良くなかったようで、今でも生きてはいますがかなり成長の遅れた寂しい姿になっています。

雪で見えなくなったツツジ達

後で友人に聞くと雪をはらわずにそのまま覆われた状態にしておいた方が雪が自然に植物を保護してくれるのだそうです。枝が折れる心配のないような庭木なら何もしなくて良いが、大きな庭木などはしっかり雪囲いをして枝折れなどの対策をしてやれば良いということでした。

昨日は、昨年の反省で今年は雪に覆われても除雪はしないようにしようと思いますが、念のため寂しい姿のドウダンツツジ達を縄で縛って枝折れ対策をして見ました。庭の方に植えてもらった木々達は今年が初めての越冬なのでプロに頼み、それを見習って来年からは自分でやろうと思っています。

考えてみたら、PEIにいた時は庭にあったリンゴやサクランボの木に何もせずに過ごしていましたが細かな枝が折れたりしていたものの毎年生きていたもので、結構植物というものは自然を生き抜く力があるものなのかも知れません。

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チューリップの球根

2023-10-16 08:09:33 | 

プリンスエドワード島に住んでいた時からチューリップは北国に春を告げる花として待ち望まれているものだと知り、それは北海道でも同じなので我が家の庭にも是非チューリップは植えたいと思っていました。

シャーロットタウンでのお気に入りの一枚

シャーロットタウンの家にも植えてあったし、リビングに飾るために春先まだ雪が残る中チューリップをビニールハウスで栽培している花屋さんに買いに行ったことが懐かしく思い出されます。

チューリップはイチゴと同様10月に植えることで春(PEIも北海道も)5月に花が咲くことを知り、先日球根30個を生協に注文して仕入れていました。色は混合ということで咲いて見なければ分かりませんが、昨日それらを庭の数か所に植えました。

球根は栗みたいな形をしていることも初めて知りましたが、それらを5個から10個ある程度まとめてレンガで花壇を作っている一画に植えました。どんな風に咲くか、樹木との邪魔にならないか全く分かりませんので、来年咲いてみてのお楽しみです。イチゴ同様来年春雪が無くなった後の先行投資を今からしている感じです。

まだ日中は20度くらいになる暖かい美瑛町ですが、昨日雪虫が飛んでいるのを見ました。雪虫を見ると10日以内に雪が降ると聞いたことがありますが、なるほど今日の2週間予報で22日(日)に初めて「雪時々止む」という言葉を見ました。そういう時期が近付いているということですね。

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ラティス

2023-09-26 07:29:00 | 

昨日は、庭に設置したラティスに防腐剤を塗っていました。ホームセンターで買ったものなので木質的にそれほど良いものではないでしょうから、年に1回は防腐剤を塗ってなるべく長持ちさせたいという魂胆です。

ラティスを設置したのはお隣さんとの境界面に11枚、北側の畑と隣接する面に6枚と2つの部分に分かれ、北側の6枚は5月に庭の造成と一緒に設置してまだ4か月しか経っていないので今回は行いません。お隣さんとの境界面11枚は昨年12月に購入したものを雪解けが進んだ3月に設置したものなので、これから12月に雪が降る前に塗っておきたいと思ったものでした。

このラティスの設置、実はかなり気に入っています。昨年10月にこの家に住み始めた時は庭の造成は雪の時期が終わってからやろうと何もしないでいたところ、12月になってお隣さんが屋根から我が家の敷地に雪が落ちることを心配して境界に設置した単管パイプにかなり年季の入ったベニヤ板を張り始めました。

これには焦りました。お隣さんにとっては敷地の裏側なので普段目にすることはないものですが、我が家にとってはもろに目の前に現れているものです。毎日これを目にすることには耐えられず目隠しのフェンスを建てようと見積もりを取ったところ200万円を超えるものでした。

それはきついと他に良い方法はないか考え抜いた結果がこのラティスの設置でした。これならお隣さんの了解を取って彼らの単管パイプに針金で括り付けるだけなので工事もいらず、ラティスの購入費4万円で済みました。結果は見た目も良く気に入りました。

それで5月に庭を造成した時には北側の畑との境界にも新たに単管パイプを組んで6枚のラティスを設置し、これで我が家の庭は周りからすっかり目隠し出来るようになり落ち着くものとなりました。

アイデアの勝利だと悦に入っています。防腐剤を塗って長持ちさせたい所以です。

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