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夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

ペットはキタキツネ

2024-04-02 06:39:56 | 美瑛町~春

味わいのある額縁やテーブルを制作してもらっている愛称ナブさんの家へ先日出かけた時のこと。彼の庭にはたくさんの鳥やエゾモモンガ、リスなどもやって来ますが、キタキツネも来るよと聞いてはいたもののこれまで会うことはなかったそのキツネに会うことが出来ました。

それも驚くことに、リビングの窓の下に来て餌の催促をするのです。この写真でも餌をあげても去ることはなくずっとその後を待っています。

彼が作業場の方へ移動するとついてきて、普段は中には入れさせないそうですがドアが開いていると勝手に入り込んでそこで寝ているのだそうです。メスのキツネでもうすぐ子供を持つのではないかと言っていました。

キツネは警戒心の強い動物で人が近づくと逃げてしまうのが一般的ですが、ここまで慣れているキツネは初めて見ました。ペットの犬だと言われても何ら違和感を感じません。野生動物がこれで良いのかと彼も少し心配しているようです。

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なごり雪

2024-03-31 07:33:28 | 美瑛町~春

今日は3月31日、年度の終わりの日です。今朝起きたら雪が降っていました。積もった雪が融けるだけでまさかもう雪は降らないだろうと思っていたのでちょっと面食らっています。先日書いたJR根室本線の富良野ー新得間が今日で廃線となるので、今日はラストランとして富良野駅などでセレモニーが行われるようです。まさになごり雪でしょうか。

今朝の我が家前の道路に積もる雪

3月31日で年度が終わり4月1日から新年度が始まるという制度は17年前まで勤めていた自治体職場では大きな意味があったし、日本の国自体が今でもこの制度で動いているのではないかと思います。カナダでもFiscal Yearと言って役所はこの年度システムで動いていましたが、しかし一般の人にとってはほとんど意味を為さず、全ての納税者が確定申告をしなければならないカナダではその期間である1月1日から12月31日までの暦年の方がずっと重要視されているものではありました。

日本に帰って来て久々にこの年度末をを意識しました。私達夫婦にとっては2007年3月31日(実際には3月31日は土曜日だったのでその前日にセレモニーは行われました)が退職の日として強烈に印象に残っています。その後は毎年カナダでこの日を迎えたので上述のように意識することはなく、昨年からですが再び日本の年度文化を感じるようになっています。

退職日職場の同僚達と

役所の年度制は、暦年でまとめた税金が確定し次の年の予算編成をする都合上1月1日からでは間に合わないため3か月あけた4月1日からとなっているのでしょうが、多分カナダもそういう理由だと思いますが、日本人にとって一番大きいのはやはり学校の制度が4月入学3月卒業と言うことに寄るのかも知れません。一時は世界標準である9月入学にしようという動きもあったようですが今はほとんど聞かなくなっています。どちらが良いかというような問題ではありませんが、元号制度同様世界標準になった方が何かと都合が良いようには思っています。

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白鳥は何処へ?

2024-03-30 07:10:43 | 美瑛町~春

昨年3月23日、近所の畑で集団で落ちている穀物をついばむ白鳥の集団を初めて見ました。それをカメラに納めていたおばちゃんに聞くと「この時期シベリアに帰る白鳥がしばらく羽を休めに美瑛にいる」ということでした。白鳥の飛来は美瑛に春を告げる風物詩でした。

では今年はというと3月26日に昨年と同じ畑の上を飛んでいる数羽の白鳥を見ました。しかし、昨年とは何か違っています。それは畑にまだ雪が残っていて餌になるトウモロコシや麦がついばめないことです。今年は昨年と違い3月になって雪が降る機会が多かったので未だに畑は雪で覆われています。我が家の庭もまだ雪がいっぱいです。

3月26日に見た畑の上を飛ぶ白鳥たち

白鳥は日中は畑で穀物を食べ、夕方になるとねぐらとして近くの水沢ダムの水辺で寝るということだったので、昨年はこの時期に水沢ダムへ出かけ下の写真のような美しい光景に出会うことが出来ました。

それで今年も水沢ダムにはいるのではないかと出向いて見たら、ここも雪が残り水も全く見えない状況でした。白鳥たちもいません。

お隣東川町の方のブログによると昨年と同じ日に多くの白鳥たちが飛来していることが綴られていました。さて、美瑛町に滞在予定の白鳥たちは何処へ行ってしまったのでしょう?今年の春の始まりは遅いようです。

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ファーム富田

2023-06-08 07:47:50 | 美瑛町~春

昨日は、苫小牧港から夕方のフェリーで大洗港へ向かう友人達と午前中の時間を使って美瑛、富良野を巡りました。山が良く見通せたため朝一番でケンとメリーの木、北西の丘公園へ出かけ、雄大な大雪山の山々を見てもらうことが出来ました。ここでもルピナスが見られましたが、北海道のルピナスはPEIのものよりカラフルな印象でした。

この後、ラベンダーで有名な中富良野町のファーム富田へ。先日カナダからの友人夫妻と出かけた時にはラベンダーはもちろん他の花もまだ少なかったファームは、ラベンダーはまだ後1カ月ほどかかりそうですが、サルビアやポピーなどが満開となっていて、十勝岳連峰をバックに美しい風景を作っていました。

何よりも驚いたのは訪れている人の多さでした。たくさんの観光バスと乗用車の駐車場はほぼ全てがレンタカーナンバーで埋まっていました。まだ観光シーズンの本番とは言えないのでしょうから、この先のラベンダーシーズンには大変なことになるだろうと思われます。でも満開のラベンダーも見たいので、私達は地の利を生かしてその時期には朝一番で出かけて来ようと話していました。

昼食の後彼らは苫小牧へ、私達は美瑛へと向かい別れて来ました。今までなかなか会えなかった友人達と私達が北海道へ移り住んだことで会えることになって思わぬ効果が得られた気がしています。この夏にはPEIで知り合った友人達が訪ねてくれることになっています。再会を楽しみたいと思います。

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新栄の丘で見つけたルピナス

2023-06-07 15:08:07 | 美瑛町~春

昨日、大学時代の友人二人が北海道旅行の最中に訪れてくれ、午後から駆け足で美瑛の観光スポットを案内しました。時折雨がチラつく天候でしたが、拓真館を見た夕方4時過ぎにはすっかり天気は落ち着き暖かい日差しが得られるようになっていたので、美瑛と言えば「丘」を見せたいと新栄の丘に立ち寄ってみました。すると真っ先に目に飛び込んできたのはルピナスの群生でした。

 ルピナスと言えばプリンスエドワード島(PEI)です。やはり季節は6月、道端に咲く雑草ではありますがルピナスはPEIを代表するような存在感を発揮していたことを思い出します。同じ6月に美瑛でも見られたことに、気候が似ているのだから当たり前かも知れませんが、丘のまちとローリングヒルがコラボするような感覚になりPEIでのルピナスの写真を探していました。

フレンチリバーのルピナス

              プリザーブカンパニー脇のガーデンのルピナス                        

この日の新栄の丘は大雪山の山々もくっきり見え、赤い屋根の家の撮影にもうっかり農地に入り込まなくても良いように踏み台が備え付けてあり、そこにルピナスがあって、今まで訪れた中で一番の感動を得られた気がします。美しい景色を友人達に見せられて良かったと満足感に浸れました。

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