林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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カホンの打面を張り替えよう その1

2017年01月17日 08時56分09秒 | カホン自作

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 駄楽器担当ブルームです。


どうも最近カホンの音がなんだか良くないな~って思ったら
なんと打面裏が割れているではないですか。


この5号カホン、一応の完成形として1年半くらい使ってましたが
やはりカホンの打面って消耗品なのですね…


完全自作機を5台ほど作ってきましたが
未だに打面だけはベストな材質・厚さに辿り着いておりません。

現在、俺的に本体形状の完成形である5号と
ポーダブル化した4号の2台だけが残存しており
他は全て解体しました。

4号は打面に硬質で高価なベニヤを使用しており、
小型化した現在も5号より音質が良いのです。
容積が小さいので音量や低音の弱さはどうにもならないのですが。


そして、これまでの全ての自作機は、
打面と本体の接続方法として、上辺をネジ止め(&フローティング)、
側辺の下から2/3までと下辺を接着する構造でした。
しかし4号で初めて使用した高級ベニヤは
表面が滑らかすぎなのか、本体への接着強度に難があり
演奏中の打面剥がれが発生する事件を機に
5号で再び普通のベニヤに戻したのです。



突板の杢目が気に入っていたのですが
ヒビ割れを修復するのは難しい上に
そもそも打面を外さないと始まらない。
なので、思い切って張り替えることにします。

張り替えのついでに接続方法を接着から
総ネジ止めに変更を兼ねて改造することに決定。

生音楽器である以上は、ネジ止めよりも接着のほうが
音は良いはずなんですが、メンテナンス性を考え直してみることにます。
ネジ止め式にすることで、高級ベニヤも問題なく張れるわけで
むしろ音は今までのよりも良くなるんじゃないか?

つづく。



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