MURDERED SOUL SUSPECT 魂の呼ぶ声
攻略&レビューまとめ
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ミステリーアドベンチャーゲーム「MURDERED SOUL SUSPECT
魂の呼ぶ声」をプレイしました
アマゾンの新品パッケージ版を1000円で購入。クリアまでの時間
は約12時間。クリア時間は進め方によって全然違ってくるゲーム
です。
標準で日本語化、というか日本語版を購入しました。音声&字幕が
共に日本語です。窓化は可能。
◆ まとめ ◆
ストーリー内容
目の前に倒れているのは自分。。俺を殺したのは誰だ
セイラム市警の刑事ロナン・オコナー。彼の人生は冷酷な殺人犯の
手で突然の終わりを迎えた。殺人犯「べル・キラー」の正体と事件の
真相を解き明かすため、セイラムの街を舞台にゴーストならではの能
力を駆使して「自分自身の殺人事件」の捜査を開始する。。。
というのがパッケージに書かれているストーリーです
連続殺人犯を追いかけて、とあるアパートにやってきた主人公ロナン
は返り討ちにあい殺害されてしまいます。幽霊となった主人公は自身
を殺害した連続殺人犯を追いかけ逮捕する、というゲーム
同僚の刑事、犯人に狙われた少女、過去に殺された被害者達が犯人の
逮捕に向かって協力しあいます。「自分は何故狙われているのか」「自分
は何故ころされたのか」「犯人の目的は何なのか」、、様々な思いが交錯
する。セイラムの街に一体何が起こっているのか、そしてこの街が抱える
闇とは・・・
犯人を逮捕したときに全てがわかります。。
セイラムの街
事件発生や捜査の時間が夜間である、という事を考慮してもまだ
街中の雰囲気は暗くて重いものになっています。それは次々に起
こる連続殺人事件によるものなのか、過去に起因する何かが街を
そういう雰囲気にしているのか・・・
主人公は霊体です。従って、街中や建物内では通常ではできる事
ができなかったり、その逆でできない事ができる場合があります。
事件の舞台となるセイラムの街は現実世界であるため、霊体とな
った主人公は「壁をすり抜ける」等の霊的行為が行えます。但し、
街中にはいたるところに霊界の壁や障害物が設置されており、霊
体の主人公のみが行き来できないようになっています
主人公は霊体であるため現実の人間からは認識されません。目
の前を通ったり話しかけたりしても無視され、何か物を使うとその
行為はポルターガイスト現象として周囲の注意を引く事になります
また、街中や建物内の様々な場所で「ネコ」を目にする事がありま
す。人間同様、ネコにも憑依することができ、人間や霊体では進む
事ができなかった場所へ行くことができるようになります
以上の通り、主人公は「霊体」の特性を生かして事件を捜査する事
になります。
事件の捜査、調査・分析・推理
主人公はセイラムの街で発生した連続殺人事件、同時に自身が
殺害された事件を捜査します。
このゲームでメインとなる捜査活動は27回行われます。他にサイ
ドクエストという物がありますが、こちらは収集品アイテム集めに
なります。
事件の捜査の流れは簡単に書くと、「調査」→「分析」→「推理」
になります。
まず調査。事件現場に到着したら現場を調査します。現場の状況や
証拠品、キーアイテム等の重要ファクターを調査することにより、そ
れに関連した「情報」を入手することができます。重要ファクターに
接近すると、「特定のボタン」を押すように指示がでるため、発見する
のに苦労をすることはありません。ただ、丁寧に現場を歩き回るだけ
でいいんです。
次に分析と推理。一部の重要ファクターは調査をすると、より詳細に
分析・推理をする必要が出てきます。分析・推理は、それまでに入手
した情報を元に行い、複数表示される情報の中から、その重要ファク
ターに関連した情報を正しく選択することにより行います
表示される選択肢は入手済みの情報であるため、調査不足で情報
の入手量が少ないと、正解の選択肢が表示されない場合があります
その場合は、再度詳細に調査をする事になります。
この分析・推理で間違えた選択をするとゲームオーバーになる、とい
う事はありません。ゲーム内の成績の1つである「マークの数」が減る
だけの事です。。
と言ってもマークが少ないからといって捜査に影響する事はありません。
もっと言えば、分析や推理は「必要な情報」を全て入手しちょっと考えれ
ばスグにわかる様な簡単な物です。。ちなみに私は全捜査で1回間違え
ただけです、特に私の推理力が高いというわけではないですよ。。
以上の様な流れで捜査をしますが、捜査自体は難しいものではないです。
丁寧に現場を見回れば証拠品を見落とす事はありません。また、得た情報
が持つ意味を考えれば分析や推理で間違える事もないでしょう。
繰り返しますが捜査自体は簡単な物です。。
事件の捜査、主人公の能力
事件を捜査するにあたり主人公は、霊体を生かした様々な能力
を使うことができます。このゲームの特徴の1つであると言える
でしょう。
(憑依する)
現実世界の人間(やネコ)に憑依することができます。憑依すると
その人物の考えを読んだり、思考や行動を操作することができます。
例えば思考を操作した場合、その人物に特定の事(証拠品等)につ
いて考えさせることができ、結果その証拠品等のありかを知ることが
できたりします
(可視化する)
街中や建物内で「手足や物の一部」が、残留思念として現実世界に
残されている場合があります。その残留思念を可視化する事により
復元し、その人物や物に残った思念を知る事ができます
(除去する)
霊体となって主人公の前に立ちふさがる壁や扉、その他のオブジェクト
を「除去」することにより消し去る事ができます。除去できる物は極一部
の限られたものだけですが、除去した先にあるものは収集品等の重要
アイテムである事が多いです
(ポルターガイスト)
ラジオ、無線、TV、扇風機等のオブジェクトを操作する事によりポスター
ガイスト現象を引き起こす事ができます。それによって周囲にいる人物
の注意を引きつけることができます。
悪霊の存在
このゲームはミステリーアドベンチャーで捜査がメインとなり
ますが、唯一の敵が存在します。敵とは犯人の事ではなく、主人
公をゲームオーバーに陥れる存在の事です
事件を捜査していると何者かが出現させた「悪霊」を目にする
事があります。悪霊は霊体である主人公を攻撃できる唯一の存
在で、連続して攻撃を受け続けるとゲームオーバーとなります。
悪霊は2種類存在します。1つは「動き回る悪霊」で、もう1つは
「床に固定された悪霊」です。悪霊は特定キーを押すことにより、
壁等を透視し位置を確認できます(下画像)
動き回る悪霊は「浄化」することにより倒すことが可能です。浄化
は「悪霊に気づかれることなく」一定の距離まで近づき、QTEを
成功させる必要があります。
しかし、動き回る悪霊は一度に複数が出現することがほとんどで
互いを監視できるように動く事もあり、隙を見つけるのが大変です。
また、動き回る悪霊は主人公に気づくと攻撃をしてきます。気づか
れた場合は周辺にある「避難オブジェクト」へ避難しましょう。但し、
避難したからといって安心できるわけではありません。
悪霊は見えなくなった主人公がどこに隠れたのかしばらくの間、探
します。避難オブジェクト内に隠れていても悪霊が間近までくれば
簡単に見つかります。そのため悪霊が近づいてくると別の避難オブ
ジェクトへ瞬間移動する必要があります。瞬間移動自体は悪霊に
見つかるものではありません。。悪霊は一定時間、主人公の姿を見
失うと元いた場所へ戻ります。
床に固定された悪霊は簡単です。近づかなければいいだけです。
近づくと悪霊に捕まりますが、QTEを成功させることにより脱出は
可能です
いずれにしても気をつけるべきは「動き回る悪霊」です。こちらは先に
浄化をしてから捜査・探索を行うべきでしょう。浄化に必要なQTEは
マウス+キーの同時押しが一度あるだけな上、入力タイミングも緩め
なので落ち着けば失敗することはないでしょう。。
サイドクエスト
サイドクエストと言っても、別途事件が発生して捜査するわけ
ではありません。このゲームで言うサイドクエストとは「収集品」
を集める事です
収集品アイテムは全部で11種類あり、ゲーム内の至るところで
発見・入手することができます。
アイテムは「各登場人物の思いがこもった物」や「街の歴史」、「現
場に残った残留思念」、「犯人について」等様々で、ゲームのストー
リーを補完する役割があります
ゲームを100%楽しむに必要な収集品がほとんどなので、是非とも
全てを集めてみましょう。頑張ればできる。。
但し、サイドクエストを完全クリアするには相当の時間を要する事に
なるでしょう。実際私は、メインクエストと同等程度の時間を使いま
した。逆に言えばメインのボリュームがそれだけ少ないって事なん
でしょうね・・・・・
日本語プレイ
このゲームは「カットシーン」が非常に多いです。
1つのメインクエストを終了した時はもちろんの事、特定の場所
に到着したり、時にはアイテムを調べるだけでカットシーンが入
る事があるくらいです
私はこのゲームの日本語版を購入しました。そのため、ストーリ
ーを完全に理解することができ、「面白かったなぁ」と思いました
ストーリー重視のゲームな上、カットシーンが多く話しの内容が
細かいため、少しでも英語に自信が無い場合は日本語版をプレイ
する事をオススメします。。steamで調べてみたら定価7344円
なんですね。。ちょっと高いなぁ
グロ・残虐表現
このゲームはミステリーアドベンチャーゲームなので、殺人
シーンが何度か、しかもカットシーンとして登場します
スプラッター的な表現は少ないのですが、被害者が「少女」
ということもあり表現に少々問題があると思われるかもしれ
ません。。
例えば、助けを請う少女を残虐な方法で殺害するシーンが
カットシーンとして存在するので、見ていると少し嫌な気分に
なります
カットシーンはスキップが可能ですが、ストーリーを知るために
は止むを得ず必要な場面なので、スキップするにもできないと
いうシーンです。本当に嫌な気分になりました。
実績について
実績は全部で48個あります。その半数以上が収集品アイテム
を集めると解除できるもので、メインストーリーにそって進める
だけでは半分も実績を取ることができません
また通常の事件捜査以外で、街中で困っている幽霊を助ける事
により解除できる実績もあるため、全実績解除を狙うなら街中を
隅々まで見落とし無く回る必要があるでしょう。
一応私は全解除できました。収集品アイテム関係の場所はプレイ
日記内に載せています。。
まとめ
・「殺された自分の犯人を探す」というストーリーが面白かった
・事件を進めていくと、街の歴史が関係している話にまで発展し
ストーリーの展開も面白かった
・但し、被害者が少女ということもあり胸くそ悪いカットシーンが
いくつかあった、、、のは仕方のない事なのだろうか?
・捜査自体は非常に簡単で難しい所は無い
・メイン事件の捜査はボリュームが少ない
・サイドクエストは収集品集めで少々面倒臭く時間がかかるが
非常に大きなサイドストーリーになっているので、苦労の甲斐
があった。
・サイドストーリーを知らずにゲームをクリアするのと、知った上で
クリアするのでは面白さが全然ちがうでしょう
・ストーリー重視のゲームなので是非とも日本語プレイして欲しい
英語に自信のある方は別ね。。
以上の様に、ストーリーがよくできた出来のいいミステリーアドベン
チャーゲームです。ADV好きには是非プレイしてもらいたいが、い
かんせん日本語対応版は高い。。大幅なセールを待ちましょう。。
もしくはアマゾン等でパッケージ版を探す方がいいかもしれないですね
「少女の殺害されるシーン」と「メイン捜査のボリュームが少ない」と
言う点でマイナス10点です
スコア 90点
◆ オープニング・エンディング動画 ◆
(オープニング)
(エンディング:最後の捜査)
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