のり’s だいありー

のほほんとした私の日常。今日も元気だ、ごはんがうまい!

アンコールワット遺跡群なのだ⑤

2011-01-12 00:09:42 | Weblog


夕暮れのトンレサップ湖。 東南アジア最大の湖。 乾季には3000平方km、水深1~2mの湖が雨季には
3~4倍の1万平方km、水深14mにまで広がる。(ララチッタより)

水上生活ってどんなふうなのか想像できませんでしたが、本当にそこで普通に生活していました。
家も学校も湖にあります。 住所がないので手紙など郵便は届かないとガイドさんは言っていました。
天気がよければいいけれど、風や嵐の日に湖が荒れたらどうなるんだろう・・・。

一番驚いたのは、クルーズ船に乗船してほどなく小さな船(モーターはついてる)で兄妹らしき二人が
ぴゅ~んと近づいてきて、妹らしき小さな女の子が乗り移ってきたことです。
両方の船が動いているのにすごい運動神経。 しかもビールだのジュースの缶がはいったカゴを
下げています。 そうか、飲み物の営業にきたのね。 こんな危険を犯して来たのだもの買わないわけに
いきません。 別に高くもなかったし。 この子たちにしたら普通のことなのだろうけれど、おばちゃんは
びっくりしたよ。 そして、販売し終わると兄ちゃんの船が近づいてきて、妹をひろって行きました。
いいチームワーク。 ほんの小さな子供なのに、淡々と働いているのをみると涙でそうになるよ。

一夜明けて、3日目は午前中ロリュオス遺跡群、午後はベンメリア遺跡へ。
ロリュオス遺跡群。 プリヤ・コー。


ロリュオス遺跡群。 バコン。 アンコール王朝最初の都の中心寺院。


午後、シュムリアップ市内から車で1.5時間ほどのところにあるベンメリア遺跡へ。

なんか相当お疲れな様子。 

プノン・クーレン麓のジャングルに埋もれた巨大寺院。 伽藍は三重の回廊をもち、堂塔の配置などもアンコール
ワットと似ているため、練習台として造られたのではないかとも言われている。現在は崩壊がすすみ、ガジュマルが
遺跡を覆っているが遊歩道なども完備しているので、気軽に散策することができる。(ララチッタより)

この遺跡は他のところよりも相当崩れていて、修復が大変だという印象です。 今は結構な観光客が
来るそうですが、少し前は1日20人くらいだったそうです。 地雷が埋まっていて危なかったそうです。
今は地雷は全部除去したそうです。 しかし、地雷が埋まってるってわかってても来る人がいたんですね・・。
根性あるっていうか、命知らずっていうか。

旅行者としての印象ですが、カンボジアの人ってなんだか穏やかなんですよ。 お土産売りは大人も子供も
相当しつこいですが。 それはそれで、生計を立ててるので理解できます。 
町も道路も雰囲気がゆったりしていました。 だから、ここで内戦があったなんて想像できませんでした。
ガイドのソチェットさんのお父さんも戦争で亡くなったそうです。 内戦終結はほんの20年前の話ですから。
国土にはまだ地雷がたくさん埋まっています。


さて、死ぬまでにあとマチュピチュとエジプトのピラミッドだけは行きたいと思っています。 願っているとだいたい
叶うんですよ。

とりあえず、アンコールワットは終わります。 去年のことなのにずいぶんとひっぱってしまいました。