アメリカン・ブルーです。
昨日、東京の大雪情報をTVで観ながら次第に雪雲になってゆく空を見ていました。
夕方から仙台もさらさらという粉雪が降りしきり、
今朝は、今季最高の積雪となりました。
見た感じは20cm以上に思えましたが、
発表では17cmとのこと。
夫は交通渋滞を考えて、いつもより1時間ほど早く家を出ましたが、
わずか2つ目の信号機から渋滞が始まっていたそうで、
途中から、その様子がラインで届きました。
結局、2㎞先の4号線まで1時間を費やす大変なことになったようです。
雪国育ちの夫にとっては、
この程度の雪で騒ぐんじゃない!っていうのが本音でしょう~(笑)
不安な人は、車に乗らないで!と言いたいところでしょうね。
私も迷惑をかけないように不要な外出はさけて、
こんな日はルナが雪で遊ぶ姿を楽しく見守ることにします。

私の中の大雪の想い出といえば・・・
盛岡で専門学校の教師をしていた独身時代のことですが、
良く言えば、いわゆるホワイト・クリスマス。
その日も、夕方になってかなり雪が激しくなってきて、
同僚だった友人と中央通りのバス停まで一緒に帰り、
彼女はうまく来たタクシーを捕まえて、そこで別れた気がします。
どれぐらいの時間がかかったのか忘れましたが、ようやくバスに乗って、
いつものバス停で降りました。
バス停は高台にあって、私の家まではそこから長い階段を下りて行くのですが、
そこから見た住宅地には灯りがなく・・・
一帯すべてが停電になっていました。
職場で注文していたクリスマスケーキの箱を抱えて・・・
しばらく、その景色から動けなかったものです。
いまでも、クリスマス寒波という言葉を聞くと、
あの日が想い出されます。

寒波といえば、先日報道されていたロシアの極東やシベリア・・・
氷点下65度?って、恐ろしい気温を聞きました。
およそ人間が暮らせる場所なのかと疑問にすら思いましたが、
街は普通に存在して、バスも走っているようでした。
私の母も樺太(サハリン)の生まれなので、
その想像を絶する極寒の話を良く聞きました。
中でも、よく「雪の回廊」という言葉を聞くと思いますが、
そこでは、路面の氷を四角く切って積み上げるのだそうで、
まるで氷の回廊のようだった・・・と。

そんな母と高校時代に二人で冬の温泉に一泊したことがあります。
青森県と岩手県の県境あたりにある金田一温泉でした。
今から、もう40年以上も前の話です。
その日も期せずして大雪となって、
当時は、暖房もさほど完備されてはおらず・・・
夜は暖房を一旦切って・・・というのが普通でした。
温泉で温まったとはいえ、夜の寒さと言ったら・・・
寒さで眠れなくて、部屋にあったコタツにそれぞれの布団を引き込んで、
足元だけでも温めようと母が言うので、私もそうしました。
ところが・・・唯一出ている顔がなんとも寒すぎて出していられないんです。
布団を頭からかぶって・・・何とか朝を迎えました(笑)
翌朝、最低気温を聞いたところ、氷点下16度。。。
盛岡でも、年に数回氷点下10度以下の日はありましたが、
16度は全くの別物で、私の最も寒い体感記憶です。

今朝は雪の量とはうらはらに、あまり寒く感じませんでした。
気温を見ると、氷点下1度。
何と暖かな~(笑)
仙台に移り住んで、この1月で30年・・・
身体はもうすっかりこの気温に慣れてしまって、
今、盛岡で過ごす冬に耐えられるのだろうか・・・と思ってしまいます。
ここ仙台も、うちの嫁・ともちゃんからすると、
冷えた空気感が違うそうで、
関東の方々にとっては仙台も「極寒」なのかもしれません(笑)
今週は、まだまだ寒さが続くようなので、
インフルエンザの予防を含めて、対策、お互いに頑張りましょう。


