
1月25日の静岡駅前工事に伴う交通規制などの予告ポスター
ここに「雨天の場合は工事を順延します」とある。
これだけ見ると25日が雨なら26日~に、26日も雨なら27日~にということだと
理解するのが一般的な解釈であるだろう。
ところが、市のHPを見るとそうではないらしく「2月1日に順延する」とある。
前回の同様な工事でも同じような表現をしていた。
つまり静岡市役所では、順延は延期と同義語だと理解しているらしい。
もちろん言葉は時代とともに変わるもので
「流れに棹さす」とか「確信犯」など、本来の意味と違って覚えている人が多数派であるらしい。
あと数十年もすれば、それが正しいものとされてしまうのだろう。
でも、役所で率先して間違った使い方をするのはいかがなものだろうか。
例えば「雨天順延」という言葉は、
「当日が雨なら次の日、次の日も雨ならその次の日」ということを
簡潔に表現できて非常に便利な言葉なのであるが、
静岡市役所ではそういう場合でも、
「雨天の場合は○日に、○日も雨なら○日に順延」などといちいち表記するのだろうか?
いやはや、恥ずかしい政令市である。