鉄鍋ぎょうざとお酒のお店 杏っ子 店主徒然日記

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プラド展へ行ってきました

2006-09-19 11:30:17 | 杏っ子
すっかり秋めいてきた一日 天王寺公園内にある大阪市立美術館で開催中のプラド展に行って来ました。公園内では タイマーケットが開催されていて あちこちに雑貨屋さんやタイ料理の屋台。美味しそうな匂いが漂ってきます。



屋台では カレー料理や 焼きソバがよく売れていました。
タイ料理独特の香辛料 秋の新メニューのヒントになるかな・・



ある雑貨屋さんにに飾ってありました。風にそよいで とても素敵。
華奢な女の子が着たら 似合いそう。



さて ようやく美術館に到着。 祝日とあって玄関ホールには大勢の人。
ここからは 撮影禁止なので 印象に残った作品は絵葉書でご紹介。
今回のプラド美術館展は、あのティツィアーノからゴヤまで、プラド美術館屈指の81点の名画がやって来ました。中でも代表作《アモールと音楽にくつろぐヴィーナス(ヴィーナスとオルガン奏者)》を含むティツィアーノの4点、光と色彩の魔術師ベラスケスの5点、バロックの巨星ルーベンスの3点、そして美の革命家ゴヤの7点が 本展のハイライトです


館内に入ってすぐ真正面に飾ってあるアロンソ・サンチェス・コエーリョ作
「王女イザベル・クララ・エウヘニアとカタリーナ・ミカエラ」1575年。
衣装のマチエールの精緻さに目を奪われた作品です。


日本でも人気のエル・グレコ作「寓話」。
縦長の人物像の宗教画で有名な作家ですが これは珍しい小品です。
お猿さんの表情が 堪りません。



フランシスコ・デ・スルバラン作「ボデゴン」。
ボデゴンとは スペインの静物画です。 ソーサー付きカップや水差しが 無造作に横一列に並べてあるようで 実は それぞれの位置が微妙に計算され尽くされていてスゴイ。
好きだなぁ・・・こういう絵。



ご存知群像大好き作家 ヤン・ブリューゲル作「大公夫妻の主催する結婚披露宴」
画像では 見づらいと思いますが 一人一人の顔の表情まで細かく丁寧に描き込まれていて 画家の根気とやる気満々が伝わってくる作品です。

宮廷と教会がモチーフになったスペイン絵画の黄金時代から 16,17世紀の宗教画全盛のイタリア絵画 ロココ調華やかな18世紀 ゴヤによって開かれた近代絵画の扉・・・見応えある展覧会でした。
次回は 神戸で開催予定の「オルセー美術館展」に行く予定。
久しぶりに 良友酒家のミル貝の酒蒸し食べたいなぁ・・・

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