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北欧より Merry Christmas ☆

2007-12-25 16:17:59 | ○ Party パーティ♪ ○
今日はささやかながらクリスマスのメニューということで、チキン、和風
オムレツと、スウェーデンからのお客様がLussenblar という、北欧
のほうでおなじみのクリスマスサフランバンを作ってくださいました。




ルシア様がクリスマスの際に現れるのですが、その手にもたれている
黄金に輝く宝物にみたてたサフランバン。
とてもきれいな色に焼きあがりました。


 まずスウェーデンのクリスマスは、クリスマス当日(25日)
からさかのぼって4週間前の日曜日から始まる。この日が最初
のアドベント(待降節)。この日から4本のろうそくを立てた
蜀台(しょくだい)を飾り、日曜日ごとに1本ずつ火をともし
て、カウントダウンが始まる。この日までに各家庭は、クリス
マスツリー以外の屋内外のクリスマス用装飾を完了します。さら
にパーティー・シーズンで来客が多くなるため、この時期に振
舞われるサフラン入りのパン(Lussenblar)やジンジャービス
ケットの用意も万端。


 多くの学校では、このあたりにクリスマス市(バザーのよう
なもの)を開いたりもする。そこで売られるおやつや装飾品の
用意、当日の店番の分担で半日はたっぷりとられるそうです。

 13日はルシア祭。子どもたちが白い服を着て、ろうそくを持っ
て(危ないので最近は電気製だが)、歌を歌いながら行列する。
とても可愛らしい行事だそうですが、ご家庭では大変で、この
日は朝がめちゃくちゃ早く、保護者が見学できるように、出勤
前に保育園や学校で行われるため、朝7時集合だったりする。
朝食や衣装を着せたりする時間を考えると、5時起きだそう・・。


スウェーデンではクリスマスには七面鳥ではなく豚を食べるの
が習わし。ユールボードでも「ユールフィンカ」という豚のハ
ムが主役です。これはマスタードやパン粉をぬってじっくりと
グリルしたハムで、この季節にしか食べられない特別なメニュ
ー。豚足も好んで食べられています。また干したタラをクリス
マスの前に一週間ほど漬け込んで煮た「ルートフィスク」もク
リスマス名物のひとつで、溶かしバターと胡椒をたっぷりとか
けていただきます。クリスマスイブ以外に、イースターなど他
の祭日の前夜に登場することもあります。他にはミートボール
やニシンの酢漬け、サーモン料理、クネッケブレッドなど、お
なじみのメニューもテーブルに並びます。

食事の最後は、お米をミルクとシナモンで煮込んだデザートで
締めくくります。これはスウェーデンのサンタクロース、トム
テの大好物でトムテのためにこれをお供えするのを忘れるとト
ムテの機嫌が悪くなるのだとか。また鍋に一粒のアーモンドを
入れておき、自分のお皿にアーモンドが入っていた人が次に結
婚するという言い伝えもあります。









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