問わず語りの...

流れに任せて

映画『クワイエット・プレイス/クワイエット・プレイス破られた沈黙』

2022-01-26 08:04:11 | 映画

映画『クワイエット・プレイス』予告編

 

 

 

映画『クワイエット・プレイス破られた沈黙』予告編

 

 

 

最近観た映画の中では段違いの面白さです!

 

ホラーといえば確かにホラーなのだけれど、物語の中心になるのはひとつの家族。この家族の関係性が実にリアルで、お互いがお互いを想い合っているが故に軋轢も生じ、そうした軋轢、行き違いがハラハラドキドキを生み、恐怖を生み、胸を熱くさせほっこりさせ、感動させ涙する。

過酷で残酷な世界で、いかに家族が生き残って行くかという物語の作り方が絶妙です。ホラーだけど、家族の物語なんです。

 

ある日突然それは起こる。空に奇妙な雲が立ち上り、それが突然現れる。

 

音に反応して人を襲う怪物。この怪物たちの出現によって世界の様相は一変。人類文明は荒廃。

この変わり果てた世界で生き抜く方法はただ一つ。

音を立ててはいけない。

 

原案・脚本・監督は俳優でもあるジョン・クランシスキー。この方、第1作目には父親役で出演もしています、第1作目には?え?てことは、父親は......。ハイ!これ以上はネタバレになるので(笑)

ちなみに母親を演じたエミリー・ブラントは、ジョン・クランシスキーの実の奥様でもあります。この方が一応の主役ですが、素晴らしいのは子供たち。長女役のミリセント・シモンズと弟役のノア・ジューブの演技が良い。特に2作目はこの二人が大活躍です。

聾啞者でもある長女は勝気で積極的にガンガン行くタイプ。家族を助けようとする行動がハラハラさせる。一方の弟は臆病で姉の無茶な行動にいつも冷や冷やしている。そんな二人が最終的には家族を守り、救うんですよ。子供たちはこの過酷で残酷な世界の中で、それぞれの壁を乗り越えて「大人」になっていく。特に臆病だった男の子が母親を助けるために、「少年」を超えて「男」になっていく、その壁を越えた瞬間の表情が実にいい!

この子たちの演技を観るだけでも価値がある。

 

できれば1作目と2作目と連続して観ることをおススメします。一気見というやつですな。子供たちの成長ぶりがよくわかります。ただ1作目と2作目との撮影との間にはおよそ1年の開きがあって、この1年の間に子供たちが「肉体的」に成長しちゃってる。映画内の時間軸ではわずか数日の開きしかないのに、子供たちが1年分の成長しちゃってる。特に男の子は1作目に比べて背が高くなってる。顔つきも大人っぽくなっちゃってる。背がのびちゃったのを隠すために、編集で相当苦労したみたいです(笑)

この辺りの変化を楽しむのも一興かな(笑)

 

ホラーだけど感動もする。家族のドラマ、人間ドラマとしても秀逸!近年の映画のなかでは一歩も2歩も抜きんでた傑作!

 

これはおススメしたい。

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BAND-MAID[Domination]Live at LINE CUBE SHIBUYA

2022-01-25 05:13:11 | メタルを聴け!

 

イマドキ女性メタル・バンドはたくさんいるけれど、やはり一歩抜きんでている感があるのがこのバンド、BAND-MAID。

メイドさんの恰好をしているとか、ちょっとアイドルっぽい売り出し方をしたけれど、それは作戦の内、音を聴けば、演奏しているところをみれば、この方たちの本気度が良く見える。

このライブ・ヴィデオ、メッチャかっこいいよね。ただ上手いだけじゃない。この気合の入った演奏。メタル魂を感じるぜ!

 

このバンドは良い。

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歴史を学ぶ意味とは?

2022-01-24 05:27:03 | 歴史、民俗

そんなの簡単です。

 

楽しいから。以上!

って、おいおい(笑)

 

でもホントにそうなんですよ。何かを得ようとか思って、歴史の勉強をしたことなど、ほとんどありません。要は歴史が楽しいから。

それだけなんです。

 

私は子供のころから時代劇が好きで、時代劇を通して日本というものを知っていった。結果として日本を学んできた。目的ではなく、あくまで結果として。

歴史とは究極的な人間ドラマであり、結果としてそこから学べるものがたくさんある。でも基本は「楽しい」ことが大事。私にとって歴史とは

 

【エンターテインメント】

 

なんですよ。わかる?

 

もちろんドラマですから、エンターテインメントですから、そこには嘘も誇張も間違いもたくさんある。でもそういう点をこそ、自身で調べて学んでいくことで、より理解が深まる。これがまた楽しいんですよ。わかる?

歴史ってのは、楽しいんですよ。楽しいから学ぶんだ。

 

楽しく学んで、「結果」として自分にとって大事な「何か」を得ることになるんですよ。あくまでも「目的」ではなく「結果」としてね。

 

自分探し、とまでは言わないけれど、歴史を学ぶことで、自分とはなにものか?自分というもののアイデンティティを形成する一助となることは間違いないです。私なぞはそのお陰で一時期、東北人というアイデンティティに強く偏り過ぎて、危うく道を踏み外しそうになりましたけどね(笑)。でも学び続けてきたおかげで、なんとか軌道修正することができましたよ。

学び続けることも大事だ。あくまでも楽しくね。

 

楽しいから学ぶ。結果として「なにか」を得る。それが王道。「なにか」を得ることを「目的」として歴史を学ぶなんて、私に言わせれば邪道。でも

それで歴史の楽しさを知るなら、それもまた良しですけどね。

 

とにかくね、歴史は楽しいんですよ。エンタメなんですよ。だからどうか楽しんで学んでください。

歴史はドラマ、歴史はエンタメ。そしてそこに描かれているのは、

いつかの、どこかの自分自身なんだということに、気づいていただけたら、

幸いです。

 

歴史を、楽しみましょう。

 

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激!帝国華撃団

2022-01-23 04:26:16 | 今日の一曲

サクラ大戦主題歌『激!帝国華撃団』

 

元々はゲームの主題歌だったみたいですね、それが後にアニメにもなった。ゲームはやったことないしアニメも観たことはないのですが、

でも、好きなんですよねえこの曲。

 

なんですか、プロ野球オリックス・バッファローズの某選手がこの曲を入場曲にしているそうで、去年の日本シリーズでも流れたそうです。すいません、野球観ないもので、まったく知りませんでした。

でも、なんかいいなあ、そういうの。

 

どこか懐かしさを感じさせる曲調、アレンジの絶妙さが光る、知る人ぞ知る名曲!

 

聴かなきゃ損だぜ!!

 

 

 

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有安杏果『小さな勇気』2020 LINE CUBE SHIBUYA

2022-01-22 04:42:33 | 有安杏果

 

2016年の大分地震がきっかけとなって出来た曲だそうです。それまでは自分のことだけを思って歌を作っていた有安さんが、初めて他人のためを思って作った曲なのだとか。

また九州の方が揺れました。被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

この曲が、一人でも多くの、悩み苦しむ人の心の、小さな勇気の灯火となることを思う。

 

 

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