問わず語りの...

流れに任せて

伊福部昭記念館開館

2024-07-03 04:45:55 | 映画音楽

 

7月1日、ゴジラをはじめ日本の映画音楽に多大な貢献を残された偉大なる作曲家、伊福部昭先生の生誕110年に合わせて、伊福部家のルーツの地である鳥取市に、記念館が開館する運びとなりました。

 

 

めでたい!🎉🎉🎉🎉🧨🧨🧨🧨🎆🎆🎆🎆👏👏👏👏👏👏

 

 

映画音楽に限らず、沢山の作品を残されておられるのですがね、やはり伊福部先生といえば、怪獣映画、特撮映画の音楽の作曲者として名高いのは、揺るぎ様がない事実。

 

 

伊福部先生の音楽にどれほど心躍らされたことか、ホント

 

 

感謝に堪えません。

 

 

 

 

 

 

映画『キングコング対ゴジラ』メインタイトル

 

 

↑この曲、『ゴジラ-1.0』の海神作戦のシーンで実に効果的に使われていて、思わず「うおおおおーっ!!!」と叫びそうになりましたよ(笑)。

 

伊福部先生の音楽は時代を越えている。

 

 

もはや伝説ですよ、伝説。

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Blade Runner (End Titles) 

2024-06-25 04:05:32 | 映画音楽

 

 

 

1982年公開。そうか、E.T.と同じ年の公開だったのね。

 

 

まだCGなんてなかった時代。ミニチュアとマット・ペインティングつまり絵で作られた未来都市映像の素晴らしさね。リアルとかリアルでないとか、そういうことではない、美しくも退廃的な未来都市を見事に現出させてくれています。

 

製作費も決して潤沢ではない中、ブリキの板を切って並べたところへ豆電球を取り付けて、スモークを焚いて多重露光を何度も繰り返して撮ることによって作り上げられた、幻想的で退廃的で芸術的な未来都市映像には、本当に驚嘆させられたものです。

 

 

ヴァンゲリスの音楽も良いですね。酸性雨が降りしきるディストピア世界を構築することに大きく貢献しています。

 

 

この映画、確か3種類くらいヴァージョン違いがあるんですよね。どのヴァージョンが好きかと問われても迷いますが、案外1番最初に公開されたヴァージョンが好きかも。

 

ハリソン・フォードのやる気のない(笑)ナレーションは内容を理解するのに案外役立ったし、ラストシーンもこちらの方が好きかも。

 

 

でも甲乙付け難いですね。どれも好きってことで(笑)。

 

 

そういえば昨日放送されたE.T.。こちらの映画もいくつかのヴァージョン違いがあるのですが、昨日放送されたのは、82年に公開された1番最初のヴァージョンでした。

 

 

私が一番好きなヴァージョンだったので、嬉しかったあ。

 

 

警官がね、ちゃんとショットガン持ってるんですよ。そうそう

 

 

これでなきゃ。

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Flying Theme (From "E.T. the Extra-Terrestrial")作曲、指揮ジョン・ウィリアムス

2024-06-24 08:37:56 | 映画音楽

 

 

 

本日6月24日13時より、NHK BSにて

 

映画『E.T』が放送されます。

 

 

 

1982年公開ですから、42年前の映画ですが、今でも鮮明に覚えている、忘れられない映画の1本。

 

 

スピルバーグって人はホント、「上手い」人だよね。こういう感動作を作れる一方で、『ジョーズ』やジュラシック・パーク』のような怖い映画も撮れちゃう。

 

この方の凄いところは、時代時代ごとの特殊撮影技術の最先端を常に使う。しかもその技術の「使い方」が上手いんです。最新鋭の技術だからといって、闇雲な使い方はしないんだな。その技術をどのように使えば、もっとも映える画になるか、その辺りの見極めが鋭いんです。

 

 

で、そうやって確実に高収益の得られる映画を作って、お金を溜めて、そのお金を本来撮りたい映画、といっては語弊があるかもしれませんが

 

 

たとえば『カラー・パープル』や『シンドラーのリスト』、『ミュンヘン』、『プライベート・ライアン』など、収益的にはあまり高額は望めないような映画の製作費に回していく。

 

 

スピルバーグはプロデューサーでもありますからね。そういう点では実に有能なプロデューサーでもあります。

 

 

色々ツッコミどころも多々ある映画ではありますが、そんなことは大したことではありません。名プロデューサーにして名監督、スティーヴン・スピルバーグが贈る、一大感動SFファンタジー巨編、『E.T.』。

 

 

ラストの「虹」のシーンで、号泣しましょう(笑)。

 

 

 

 

ジョン・ウィリアムスの音楽、ホント

 

 

 

素晴らしい。

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荒野の七人 • Main Theme • エルマー・バーンスタイン

2024-06-23 11:59:27 | 映画音楽

 

 

 

1961年制作のアメリカ西部劇。

 

 

ご存じの方も多いとは思いますが、この作品は黒澤明監督作品『七人の侍』のハリウッド版リメイク作品です。

 

 

ユル・ブリンナー、ステイーヴ・マックウィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ロバート・ヴォーン等々、当時のハリウッド・スター俳優揃い踏み。

 

 

私が個人的に好きなのは、悪役を演じたイーライ・ウォラックですね。この方、後にイタリア製西部劇いわゆるマカロニ・ウェスタンの最高傑作『続・夕陽のガンマン』に主役の3人の一人として出演し、クリント・イーストウッドやリー・ヴァン・クリーフ相手に素晴らしい演技を披露しております。

 

良い役者です。

 

 

物語的には本家『七人の侍』に比べて、こちらの方がコンパクトにまとまっていて観易いし、本家ではほとんど描かれていない悪役側の視点というものも、それなりに描かれていて面白い。

 

本家より良い、と言っているわけではありませんよ。本家は世界の映画史に残る大傑作であることは間違いないし、本家がその後のアクション映画に与えた影響は計り知れないものがあります。

 

 

黒澤作品のリメイクといえば、『用心棒』をリメイクした『荒野の用心棒』が有名ですねえ。最近では『生きる』がイギリスでリメイクされているし、黒澤明って

 

 

どんだけ凄いねん!?

 

 

それは横に置いておくとしても、この作品は、1本の西部劇映画として間違いなく傑作の部類に入ります。

 

 

このテーマ曲良いよね。いかにも往年のハリウッド映画という感じがして

 

 

好きだな。

 

 

西部劇も製作本数が激減しちゃって、たまに制作されたとしても、LGBTって奴で、歴史的に明らかにおかしな内容になっちゃって目も当てられない作品ばかりだし……。

 

 

この風潮、あきらかにおかしいね。

 

 

 

 

 

『七人の侍』4Kトレーラー。

 

 

志村喬演じる勘兵衛のセリフ

 

「他人を守ってこそ自分も守れる。おのれのことばかりを考える奴は、おのれをも滅ぼす奴だ!」

 

いいねえ。

 

 

志村喬さんは同年(1954)に公開された『ゴジラ』にも山根博士役で出演されていますね。村の長老を演じた高堂国典さんは、やはり『ゴジラ』にも大戸島の長老役で出演されています。

 

 

それと、ゴジラの「中の人」中島春雄さんも、野武士の役で出演されております。黒澤明監督と本多猪四郎監督とは大の親友同士だし、両作品はなにかと繋がりがあるんですよね。

 

 

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Godzilla (feat. Serj Tankian)

2024-02-11 05:19:31 | 映画音楽

 

 

 

2019年公開の映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のエンディング・テーマ曲。1977年にアメリカのヘヴィ・メタル・バンド、ブルー・オイスター・カルトが発表した曲、『Godzilla』のカヴァー曲です。

 

 

ヘヴィ・メタルと怪獣映画って、相性が良さそうですよね。でも正直いってオリジナル版よりも、こちらのカヴァー・ヴァージョンの方がカッコいいので(笑)こちらを張ることにしました。

 

 

ロックだけじゃない、おそらくは世界中のサブカルになんらかの影響を与えているであろうゴジラ。

 

 

改めて思う。ゴジラって

 

 

スゲえんだよ。

 

 

 

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