降りしきる雨の中、宮城県多賀城市の「東北歴史博物館」まで行ってきました。
目当ては「江戸東京博物館展」
江戸東京博物館が改装中ということで、その間展示品の一部を東北で公開しちゃおうということで、開催されたものです。
面白かったですよお~。
興味深い展示品ばかりでね。当時使われていた木製の上水道管の一部分が展示されていて、古い木ですからそれなりに朽ちてはいるのですが、真っすぐに綺麗にくりぬかれていて、高い技術を感じます。
江戸時代舐めんなよ!って感じ(笑)。
大名駕籠とか、小さいんですよね。あんな狭い空間に長時間の移動に耐えるのは、それはそれで辛いだろうなと思ったり、蕎麦屋とか寿司屋とかの屋台も小さい。当時の人たちの体形もあるだろうけれど、蕎麦屋の屋台などは必要最低限の品々がコンパクトに纏まれていて、担いで持ち運びも出来るようになっていて実に機能的。
興味深いです。
結構な数の展示品があって、じっくり見て回るにはかなりの時間を要しますが、それはそれで楽しい時間。少しでも興味がおありなら、
絶対、行った方がいいです。
「江戸東京博物館展」、東北歴史博物館にて6月22日まで開催中。
ホントはね、一番観たかった展示品があったのですが、それがなかったのはちょっと残念。
それって何?
ヒント、『御家人斬九郎』(笑)。
博物館のそばに多賀城址があって、今年4月に再建が完成したばかりの南大門が建ってました。雨が降ってなければ近くまで行ってみたかったのですがね。またの機会ですね。
多賀城址の裏側にある、陸奥総社宮にも参拝したかったのですが、やはり雨の量が半端なかったので、今回は諦めました。これもまたの機会です。
それにしても、道路が新しくなっていて、博物館周辺がすっかり町場になっていたのには、ビックリしましたね(笑)。20数年前に来たときは、なんにもないところに博物館だけ建っている印象だったので、少々困惑しましたね。
時の流れを感じますわ。
一番観たかったけど、なかった奴、江戸のジオラマ。これは観たいでしょ!