問わず語りの...

流れに任せて

映画『炎の少女チャーリー』予告編

2022-04-30 12:47:35 | 映画

 

 

スティーヴン・キング原作『ファイアスターター』の2度目の映画化。1984年に、映画『ET』で有名になった子役、ドリュー・バリモア主演で1度映画化され、全米No.1ヒットを記録してます。

 

 

強い念によって物体を燃焼させる「パイロキネシス」という超能力を持つ少女チャーリー。その能力を軍事利用しようと、政府の秘密機関「ショップ」が、チャーリーを拉致しようと動き出す。

逃げるチャーリーと家族。はたしてチャーリーは、「ショップ」の魔の手から逃れることができるか!?

 

スティーヴン・キング原作とはいえ、ホラーではありません。サスペンス・スリラーといった趣でしょうか。逃亡するチャーリーの家族と、追う「ショップ」との息詰まる攻防。少なくとも小説の方は、ストーリーテラーの評判も高いキングの実力が遺憾なく発揮された傑作ですね。

 

84年当時はCGなどありませんから、パイロ効果は本当の火を使ってる。結構大きな火の玉がビューンと飛んでいく場面などは、なかなかよく出来てましたね。

名優ジョージ・C・スコットが「ショップ」のエージェント役で、気味の悪い役を見事に演じていた印象が強い。

今回はCG使いまくりで、色々な炎の効果を見せてくれるのでしょうね。いまや何でもCGです。

オドロキもなにも、ありゃしない......。

 

 

原作の『ファイアスターター』は、私が初めて読んだキング作品だと記憶してます。これですっかりキングに嵌ってしまい、ここから遡って『呪われた町』、『シャイニング』、『キャリー』と読んで、すっかりキングの虜になった。

私にとってはそんな思い出の作品です。

 

それにしても、まさかこれがリメイクされるとは予想していなかった。ハリウッドはよほどネタがないと見える。

 

この邦題、84年当時も言われてたけど「ダサい」んだよね。原題どおりでよかったじゃん!?なんでこの邦題のままなんだろう。むしろ『ファイアスターター』にした方が、前作との差別化が図れて良いし、イメージも良いのにね。

このタイトルじゃあ、観る気にならないお客さんが多いような気がする。

うーむ。

 

2022年6月17日公開。

 

 

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ももいろクローバーZ『MYSTERION』

2022-04-29 05:02:07 | ももクロ

 

 

5月17日発売予定、ももいろクローバーZ最新アルバム『祝典』に収録されている曲。

 

MYSTERION(ミステリオン)かあ。これが「ミステリアン」だと昭和32年公開の東宝特撮映画『地球防衛軍』に登場する宇宙人ですね。故・土屋義男さんが宇宙人役に立候補して、ヘルメットを被っているから顔が見えないんだけど、「顔が見える仕事だけが役者の仕事ではない!」と、宇宙人役を熱演した、あの映画に登場する宇宙人です。

 

あるいはこれが「ミステロン」だったら、1967年にイギリスで放送された特撮人形劇『キャプテン・スカーレット』に登場する異星人になります。あの『サンダーバード』と同じスタッフによって作られた特撮人形劇、いわゆる「スーパー・マリオネーション」という奴ですね。私が小さい頃にTBS系列だったかで放送されてました。結構人気があったんですよね。60歳前後位の方たちなら憶えているんじゃないかな。

 

しかし、「ミステリアン」ではなく、「ミステロン」でもなく

 

「ミステリオン」。

 

この曲作った人。たぶん『地球防衛軍』も『キャプテン・スカーレット』も知らないのだろうね。でも私と同世代の特撮マニアで且つモノノフの方々はきっと

 

狂喜乱舞しているのではあるまいか(笑)。

 

分かる人にだけ分かる。こういうのって、たまらない悦びだよね(笑)。

 

 

それにしても不思議な曲、ミステリアスな曲ではあります。歌詞もなかなか奥深そうで、詳しく検証してみたい。

 

これは最新アルバム、今まで以上に「攻めた」アルバムになっていそうですね。

 

おっ楽しみ~。

 

 

ももいろクローバーZ、6thアルバム『祝典』5月17日発売!

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有安杏果「サクライブ・ツアー2022」ライブ・レポート&インタビュー

2022-04-28 04:32:31 | 有安杏果

ライブ・レポート

 

有安杏果、デュオ編成で回った約1年ぶりのツアー「サクライブ2022」。東京公演の2日目をライブレポ

有安杏果、デュオ編成で回った約1年ぶりのツアー「サクライブ2022」。東京公演の2日目をライブレポ

弾き語りからデュオへ。昨年の4月から9月にかけて全9公演が開催された「サクライブ 弾き語りツアー 2021」では有安自身のギターとピアノによる弾き語りとなっていたが、約1...

DI:GA ONLINE

 

 

 

 

こちらはインタビュー

 

有安杏果、「サクライブ2022」を終えたばかりの心境、新曲に込めた思い、東京公演の2日目に見せた涙の理由を語る

有安杏果、「サクライブ2022」を終えたばかりの心境、新曲に込めた思い、東京公演の2日目に見せた涙の理由を語る

今年3月から4月にかけて、大阪、名古屋、福岡、東京、仙台と5都市6公演に及んだ全国ツアー「有安杏果 サクライブ ~Acoustic Tour 2022~」を開催した有安杏果。

DI:GA ONLINE

 

 

 

東京公演で涙を見せたと書いてますけど、仙台公演でも、泣いてましたよ。

私は見逃してない(笑)。

 

膝抱えてしゃがみこんだり、「終わっちゃうのやだよー」と駄々をこねたり(笑)、有安さんはホントにライブが好き。

 

ここ2年ほどは予定通りにライブが行えなくて、辛い日々だったと思う。それだけに今年のサクライブへ賭ける意気込みは相当なものだったろう。

 

今回も大きな地震があって、新幹線が止まっていて、どうなることかとちょっと心配もしたけれど、なんとかツアーを完逐できて、本当に良かった。

 

アンコールで歌ってくれた『小さな勇気』。有安さんの想い、ちゃんと受け取りましたよ。

 

ありがとう。

 

 

ところでインタビューにもあったけれど、レコーディング済の曲が何曲かあるようです。いままでシングルで発表した曲と、ライブのみで発表した曲と、まだ未発表の曲と、結構な数揃ってるんじゃないかな。

そろそろ、アルバムの方をねえ。

 

お願いしたいっす。

 

有安さんは「こだわる」人ですけど、ああでもないこうでもないと色々やって、なかなかアルバムが出ないなんてことにはしないで欲しいです。

それこそX JAPANみたいに20何年も新アルバムを出さないなんてことには、くれぐれもならないように

 

お願いしますよ(笑)。

 

有安さんの「次」の展開、楽しみにしています。

 

行け行け、杏果!自分の道を。

どんと行け!

 

 

 

 

 

 

BUMP OF CHICKEN『花の名』

有安さんが東京公演及び仙台公演でカヴァーした曲。今、外国で起きているとても悲しい出来事に思いを寄せつつ、この曲を歌ったのだろうか。少なくとも私には、そんな風に思える。

歌うたいにできることは、精一杯の想いを込めて歌うことだけ。

 

今自分にできる精一杯を。

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映画『ミッドサマー』

2022-04-27 09:27:29 | 映画

現実世界から隔絶された北欧の村で行われる。古代的生命観、宇宙観に彩られた、死と再生の儀式、「夏至祭(ミッドサマー)」。

 

北欧の夏は白夜なので、日はほとんど沈まない。その明るい陽光の下で行われる奇妙で恐ろしい儀式の数々。

 

でも儀式を行っている村人たちは、べつに怖がらせようと思ってそれらの儀式をおこなっているわけじゃない。そこにあるのは、神への、大自然への、先祖への敬虔なる思いがあるのみ。

ただやってることが普通じゃないってことだけ。

まあこの、普通じゃなさ加減が、それこそ「普通じゃない」わけですけど。

 

どうだろうねえ、確かにエロいっちゃエロいし、グロいっちゃグロいのだけれど、そんなトラウマ級のものでもなかった気がする。むしろここで描かれている、古代的生命循環思想に興味を惹かれてしまって、ちょっと文化人類学的な視点で作品を堪能してしまった。

 

そういう面白さがあるなあ。

 

いや、本格的に文化人類学を学んだ方からしたら、ちゃんちゃらおかしいぜ!て内容なのかもしれませんが、私は結構興味深く見せてもらいました。

 

作中で使われている特殊メイクの類も、なんか80年代によくあったスプラッター・ムービーみたいで、観たことあるようなものばかり、だからさほどにショッキングでもなく、まあ、ミイラ化した死体とか出てくるんだけど、「よくできてるなー」と感心はするけれど、怖いかと言われればそうでもない。

 

なんだろうね、皆さんが言うような「トラウマ級の怖さ」というのは感じなかったなあ。

 

でも「面白い」映画ではあります。

 

今我々が後生大事にしている価値観や倫理観などに絶対性はない。ところ変われば品変わる。郷に入らば郷に従え。所詮この世に

絶対などない。

 

そういう映画、ですかね。

 

主人公がラストに見せた満面の笑み。あれは現代社会に生きづらさを感じていた彼女が、この村に自らの「居場所」を見つけたのだろう。そういう意味では

 

ハッピーエンド

 

なのかもしれないね。

 

私にはトラウマ級でもなんでもない映画でしたが、人によってはホントにトラウマになっちゃうかもしれない作品ではあります。まあですから、観なくて済むなら観ない方が良いでしょう。

あえておすすめはいたしません。強い興味を持たれた方だけ

 

ご覧あれ。

 

 

 

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いぎなり東北産『I Decided』

2022-04-26 07:10:31 | 今日の一曲

 

 

2015年、スターダストプロモーション仙台営業所のレッスン生により結成されたのがはじまり。

全メンバーが東北出身者。東北を中心として地道に活動を続け、7年かけて全国的にも名が知られるようになってきつつある今日この頃です。

 

私らが若いころは、アイドルに限らず東北を拠点とした音楽活動、芸能活動なんて考えられませんでしたよ。とにかく東京へ行く。それしかなかった。

 

ホント、時代は変わりました。

 

いまや東北出身者はスポーツ界特にプロ野球界で大活躍です。私らが若いころは(こればっかり)東北出身、特に岩手県出身のプロ野球選手なんて皆無に近かった。それが今や大リーグに行っちゃてるんですよわ!?なじょしたのや?って感じですよ。「岩手は野球王国」!?そんなことを言われるようになるなんて、おじさんが若いころは考えられへんかったで!

 

ホンマにホントに、

 

時代は変わりましたよ。

 

 

 

東北産の曲は割とアゲアゲ系(?)の曲が多いのですが、こういう「聴かせる」曲もいけますね。なにせ歌唱力にはスタダ・アイドルの中でも定評があるグループですからね。

 

桜ひなの(岩手県産)のソロからはじまり、一挙に聞き手の心を引き寄せる。見事な歌唱です。

最年長がまだ20歳ですから、メンバーはほぼみんな小学生のころから頑張ってきたわけですよ。そんな東北の女の子たちが、全国を相手にどこまで行けるのか。

 

東北に生きてきたただのオッサンにも(笑)、気になるところではある。

 

橘花玲(宮城県産)

律月ひかる(秋田県産)

安杜羽加(福島県産)

葉月結菜(宮城県産)

桜ひなの(岩手県産)

吉瀬真珠(宮城県産)

北見梨寧(宮城県産)

藤谷美海(山形県産)

伊達花彩(宮城県産)

 

東北からの全国制覇も夢じゃない、かも。

 

雄星に続け!大谷に続け!朗希に続け!

 

みんな、頑張れ!

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