問わず語りの...

流れに任せて

X『X (Live)』

2024-01-31 07:56:21 | メタルを聴け!

 

 

 

 

以前にもどこかで書いたと思うけど、私がXに惹かれたのは、曲の底に通底している「哀しみ」でした。

 

強烈な哀しみが強烈な怒りを呼び、破壊衝動となって現れる。ただYOSHIKIという人にはクラシック音楽の素養があって、その破壊衝動をドラマチックな曲として昇華させることができる卓越した才能があった。

 

それがXというバンドの音楽の、最大の魅力。私がXに惹かれた最大の理由。

 

 

まだ「JAPAN」がつく前の、ただの「X」だった頃の、遠い遠い思い出。

 

 

今のYOSHIKIには、今のYOSHIKIとしての「良い曲」を作ればいい。

 

 

人は変わっていくもの、良くも悪くもそういうもの。それを「成長」と呼ぶのかどうかは

 

 

それぞれ、ですが。

 

 

だからYOSHIKIは、今のYOSHIKIの曲を書けばいいのです。

 

 

でもぶっちゃけ私は、髪の毛を半分だけ逆立てていた頃の、あの頃のYOSHIKIが、あの頃のXが

 

 

一番「面白かった」なと思います。

 

 

年寄りの繰り言。お目汚し、失礼。

 

 

♪え~っくす 感じてみろ!

え~っくす 叫んでみろ!

え~っくす 心燃やせ!♪

 

 

もちろん、心燃やしているさ。

 

 

今の、自分なりのかたちでね。

 

 

 

 

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有安さんとTOEIC

2024-01-30 08:42:29 | 有安杏果

 

 

 

 

 

 

ジャズのスタンダード・ナンバーを歌うということで、英語の発音を完璧に近づけたい、というところから始まって、遂にはTOEICまで勉強し始めた。

 

 

有安さんらしいや。

 

 

500点台から始まって1年で795点まで上がったというのは、凄い事なのだろうね。でも「800点行かなかった、悔しい!」と言ってしまうところ。

 

努力家で負けず嫌い。そうそう、これぞ有安さんだ。こうでなきゃ。

 

 

有安さんは昔から努力の人。努力した分だけ確実に前に進んできたし、これからも進み続ける。

 

 

そういえばももクロ時代に、こんなことを言われていたね。

 

 

有安さんは努力して勉強ができる。

 

 

玉井さんは努力しなくてもできる。

 

 

あーりんはその中間。

 

 

れにちゃんは勉強しないからできない。

 

 

夏菜子ちゃんは勉強してもできない。

 

 

 

五人五様の特徴をよく表していますね。

 

 

いや、本当は玉井さんだって夏菜子ちゃんだって努力してるし、だからこそ15年も続けてこられたわけだし、ただその努力しているという感じがあまり見えないんだな。

 

でも有安さんは、努力しているのが思いっきり見えてしまうし、努力した分だけの成長が著しいんだ。

 

 

もうねえ、その努力している姿というのが、健気というかいじらしいというか。

 

 

応援したくなるのよ、わかる?

 

 

こういう努力している姿を見る度、強く思うのよね。

 

 

私はどこまでも、有安さんを推し続けるってね。

 

 

ビルボード・ライブまでもう間もなくだね。

 

 

頑張れ有安、進め杏果。

 

 

自分の道を、突き進め!

 

 

 

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映画『恐竜・怪鳥の伝説』

2024-01-29 09:31:26 | 怪獣、特撮

 

 

昭和52年、1977年東映製作による映画。

 

76年に『ジョーズ』が公開されているし、その後『グリズリー』や『テンタクルズ』等々、動物パニック映画が世界中で大ヒットを飛ばしていたということで、そのブームに乗っかろうと企画されたモノらしいです。

 

 

公開当時は確か実写版『ドカベン』と同時上映だったはず。ドカベンの実写化なんて無茶苦茶な企画を支持できず、同時上映だったこの作品についても、「どうせ東映が作る怪獣モノなんて…」とまったく観たいと思えず、当時は観に行きませんでした。

 

怪獣モノ、特撮モノは東宝。というこだわりが、当時の私には強くありましたのでね。

 

 

てなわけで、長らく観ることのなかった「珍品」ですが、この度YouTubeで無料公開中ということで、この機会に観てみようと思い立ち、観ましたよ。

 

 

やはり「珍品」でした。

 

 

 

しかし珍品には珍品なりに、最後まで観させてしまう、なにか得体のしれぬ「パワー」のある映画ではありましたね。

 

 

 

異常気象などの環境の激変によって、富士山麓の樹海に眠っていた太古の卵から、翼竜ランフォリンクスが孵り、西湖の底で眠っていた首長竜プレシオサウルスが目を覚ます。

 

 

このプレシオサウルスが人を襲うわけですが、なかなかその姿を見せない辺りは、動物パニック映画の常道。食いちぎられた人間の〇体やらが出てくるシーンは、ジョーズを意識したものだろう。当時の「流行り」に乗っかっているわけです。

 

 

この恐竜たち、プレシオサウルスやランフォリンクスの造形は、70年代という時代を差し引いても、正直あまり出来が良いとは思えない。やはり東宝の方が上だな、と思ってしまった。贔屓目かもしれませんがね。

 

恐竜の造形を担当した大橋史典氏は、戦前から映画業界に関わっていて、特殊造形から俳優、スーツアクターまでこなし、初代ゴジラの造形にも関わっていたと語っていたそうな。

 

一時期はアメリカに渡り、『猿の惑星』の猿マスクや手の造形を手伝っていたそうです。結構な活躍をしていた方なのですねえ。

 

 

俳優としては黒澤明作品などにも出演していたらしいです。身長が2メートル近くあった方だということで、黒澤作品の『用心棒』に出ていた巨人ヤクザが、おそらく大橋氏なのでしょう。ただクレジットには「羅生門網五郎」と表記されており、この羅生門氏と大橋氏が同一人物であるという資料が見当たらないので、はっきりとはいえないのですが、おそらく間違いないと思われます。

 

 

なんだかね、作品そのものよりも、大橋氏の方に興味を惹かれてしまった(笑)。

 

 

特撮としては、ラストの富士山噴火とそれに伴う地割れシーンがなかなか見ごたえアリです。噴火自体はニュースフィルムの流用ですが、大地が崩壊していくシーンは結構良く出来ています。あのシーンには特撮専門のスタッフが関わっているはずだと思われるのですが、一切クレジットされていない。

 

 

どういうわけ?

 

 

やはり東映は、特撮というものを一段下に見ているのだろうか?映画『大怪獣のあとしまつ』のこともあるし、どうにも東映という会社は

 

 

好きになれないね。いや、冗談ですよ

 

 

半分は。

 

 

主演は渡瀬恒彦さん。当時はヤクザ映画のイメージが強かったと思われますが、そのイメージからの脱却を狙って、様々な役に挑戦し始めた頃だと思われます。

 

 

渡瀬さん以外には特に有名な方は出ていません。牧冬吉さんくらいかな?この方にしても名前を聞いただけでわかる方は、結構なマニアかも。

 

ただ東映ということで、岩尾正隆さんや福本清三さんなど、強面の大部屋俳優さんたちが大挙出演しており、時代劇や『仁義なき戦い』シリーズのファンの方たちには、楽しいかも。

 

 

まあねえ、やはり珍品でしたね。世界公開もされたものの、国内同様にヒットはしなかった。大コケしたらしいです。申し訳ないですが

 

 

さもありなん、と言う感じ。

 

 

 

全体的な作りも雑だし、特におススメはしませんが、先述したとおり、妙なパワーのある映画ではあります。

 

 

この妙なパワーに触れてみたいという方は、御覧になってみては?今ならYouTubeで観られますよ。

 

 

2週間限定。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2024イービーンズ初売り15秒広告

2024-01-28 04:47:15 | いぎなり

 

 

 

今日は特にこれといったネタがないので、美少女二人、桜ひなのと藤谷美海のアップで癒されてください。

 

 

ホント、アップに耐えるよねえ。

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伊福部昭記念館創設へ

2024-01-27 04:42:35 | 芸能、音楽

 

「ゴジラ」テーマ作曲 伊福部昭さんの記念館準備進む 鳥取|NHK 鳥取県のニュース

「ゴジラ」テーマ作曲 伊福部昭さんの記念館準備進む 鳥取|NHK 鳥取県のニュース

【NHK】映画「ゴジラ」のテーマの作曲で知られる、作曲家の伊福部昭さんが、ことし生誕110年となるのにあわせて、伊福部さんにゆかりのある鳥取市に記念…

NHK NEWS WEB

 

伊福部家は因幡国の豪族で、因幡国造を務めていたこともある由緒ある家柄。

 

代々、鳥取市内に鎮座される宇倍神社の神職を務めておりましたが、明治維新によって神職の世襲が廃止となったため、昭氏の祖父の代に北海道に移り住むことになります。

 

 

宇倍神社は因幡国一宮であり、御祭神は武内宿禰命。ただ元々は伊福部家の先祖を祀っていたとされ、伊福部家の先祖を遡っていくと、大国主命に繋がるらしいです。

 

出雲大社の御祭神であり、日本国土を拓いた神ともされる大国主命。

 

その血筋の末裔が、伊福部昭先生であるというわけです。

 

日本の大地の神の末裔が、やはり大地の荒ぶる神であるゴジラの音楽を書いた。

 

 

いや、ゴジラに限らず、実に多くの怪獣映画、特撮映画の音楽を手掛けておられる。

 

 

伊福部先生の音楽は「土俗的」であると、よく言われます。日本の怪獣映画における怪獣たちもまた、日本の土俗の神の一形態でもあるといえ、だから伊福部先生の音楽は

 

 

怪獣映画によくハマる。

 

 

伊福部先生は先述したように北海道の御出身ですが、ご本人の希望により鳥取市内に埋葬されています。御先祖にゆかりある土地に眠りたかったのでしょうね。

 

 

その伊福部先生ゆかりの地、鳥取市に

 

 

伊福部昭記念館が建てられるとか。

 

 

現在、着々と進行中だとか。

 

 

素晴らしいです。日本の偉大なる音楽家の名を、末永く後世まで伝えていって欲しいものです。

 

 

 

 

 

伊福部昭『SF交響ファンタジー第1番』

 

 

 

 

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