ちょっぴりスピリチュアル・素顔のアリアな日常

精神世界と仲良しで、アメリカ帰り19歳の大学生ミドリと特出児11歳のハナを持つセラピストママの日常生活

ランチ

2008-08-22 | 日記・コラム・つぶやき
 友人から

 「美味しいパスタが食べたいんですけど~。」

というお願い&お誘いがあった。


 駒込にある、いいお店を知っているので友人と一緒に出掛けた。

 やっぱり美味しかった!!


 そこで友人からびっくりする話を聞いた。


 彼女は3歳の娘ちゃんを育てている。
 それが、その娘ちゃんが1ヶ月半の時、思いがけず入院する事があったらしい。ベビーではなく、彼女がである。

 赤ちゃんを置いての入院と言うと、よっぽどだったのね、と私が言うと、事の詳細を話してくれた。

 入院の病名は「ロタウイルス」。
 腹痛が酷かったらしい。

 でも何よりも入院の理由となったのは、血中のヘモグロビンの値が低すぎて命に関わると言われたそうな。
 栄養失調である。
 今の時代なぜ?と思ったが、その当時、夫が食費を月に2万円渡してくれたのだが、何せ良く泣く赤ちゃんで初めての子供だったから泣かす事も出来ずに抱っこしているので、食事が作れなかったそうだ。
 そして食べられない。

 とうとう、赤ちゃんや老人がかかり易い「ロタ」にかかったという。

 相当免疫力が落ちていたので命が危険だっただろうという話だった。


 ご飯を食べられないのは、何も娘ちゃんが泣いているから作れなかったというばかりではなく、ご飯を買う事が出来なかったからだそうだ。
買いに行く時間がないのではなくて、お金がなかったから。

 2万円で自炊ならば大丈夫だが、まだ数ヶ月の子供がいるのに、ご飯を自炊なんていつもは出来なかっただろう。
 そこで、夫にもう少しお金が必要だと言ったら、

 「しばらくは僕のご飯はいいし、娘は母乳。2万円でなんで足りないの?」と言われたということで、彼女は我慢をしたそうだ。
 2万とはいっても、一日にすると600円余り。一食200円である。
 チョット何かを買うのも無理では?
 
 そして、お金が無いので、菓子パンを買って食べたとか。毎日菓子パン。って学生じゃあるまいし。
 しかも母乳を与える母親だと言うのに!!

 結局入院する羽目に…。


 本当にお金が無いならまだしも、子育て中のお母さんが満足に食べられないで、母乳をあげていたなんて、いったいいつの時代だい?

 友人が入院をして、3日間世話をする事になった彼女の夫は、

「やっと君の大変さが分かった。」と言ってお金をくれるようになったらしい。

 何か聞いていて、怒りとせつなさがやってきた。

 友人も今だから面白く話しているけど、良く我慢したなーと驚く。
 確かに、出産後はベビーに忙しくて自分の事は後回しになりがちだけど、お金を貰えなくて食べられなくて…ってのは、どうしたって変だ!変すぎる!と思った。

 いくらケチでも…奥さんが食費が足りないと言っているのに、

「何で足りないの?」だとっ!


 現在は、色々あって、彼女がお金を管理するようになっているそうだけど、反省していなかったら私が引っぱたいてやりたいわ、と思った。

 そんな話をしながら、楽しい?ランチをしたのであった。
 本当に美味しいパスタなのであった。


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