愛車のメルセデスE220T。
先日、フロントのロアアームとタイロッドのボールジョイントとブッシュを交換する。
メルセデスのパーツは、1個1個は高価だが、日本車のようにassyで交換しなくても、ブッシュやビス1個からパーツが出ているので消耗品の交換程度ではそれほど費用もかからない。
そのパーツは、20年経っても30年経っても新品で供給してもらえる。
小さなゴム製品を交換しただけでも、その効果は絶大。
硬い硬い箱が、地面を滑ってゆくような乗り心地が戻ってきた。
僕の車は、初年度登録から18年。
新車のメルセデスに乗ったことはないので、比較することはできないが、僕が今までに乗った車の中では一番に乗り心地がいい。
前のオーナーが、大切に乗ってくれたのも大きいが、やっぱりメルセデスのモノづくりに対するこだわりが、車の性能を永く維持することができる一番の要因だろう。
核になる部分は、これでもかと言わんばかりに手間とお金をかける。
経年による劣化は、交換しやすいところに負担が行くようにする。
メンテナンスさえしっかりしていれば、新車の性能をずっと継続できる作りになっている。
消費文化とは真逆の発想。
住宅建築における、ログハウスのあり方もメルセデスのモノづくりから見えてくるものがある。