苦行は繰り返される。

一つの物件が終わり、次の物件にかかり始めると必ずしなければいけないのが図面書き。

平面図や立面図は、家を作っているようで楽しいのだが、展開図（家を横に輪切りにしてゆく図面）や伏せ図（家を建てに輪切りにしてゆく図面）は雲をつかむような動作をしながらでないとイメージが沸いてこない。

1物件で大体20枚から25枚くらいになる。

ここで間違えると、この先ずっと間違いと付き合ってゆかなければならないという悲惨な結果となる。

肩が凝っても、目が疲れても、眠くなってもひたすらパソコンと向かい合う。

普段、この仕事ばかりなら精神的にも肉体的にも慣れてくるのだろうが、慣れた頃にはログビルダーに転身しなければならない。

もう、2日一日中椅子に座った。

あと5日程。

良い家を作る為には、苦行は繰り返される。