不動産取引において、最近、任売案件が増えてきたような気がします。今日も一件それに立ち会ってきました。
任売では、対象不動産に差押えが付いているケースがほとんどですが、不動産の差押えは、税金の滞納による場合と、強制競売の開始決定による場合とあり、後者のケースは、申立ても取下げも、裁判所を経由して行います。
決済終了後、債権者の一人から、「差押の取下げは、私が裁判所へ行きましょうか?」と言われましたが、今回は事情があって、私が裁判所へ取下書を持って行くことにしていたので、債権者から取下書を受け取り、私が裁判所へ持って行きました。
ところで、差押の取下げの手続きは、「仮」差押のそれと比べると非常に簡単で、窓口に正本と(必要なら)写しを渡し、受け付けをしてもらえば、取下げの手続きはそれで終わりです。そんなわけで、今回もすぐに終わるものと思っていました。。
しかし、担当者から、「これ、土地が分筆されているようだけど・・・」と言われたとき、あ、マズイなと・・頭の中で、やってもうた、と思ったわけです。。
というもの、裁判所は、債権者が差押の申立をした時の資料しかなく、今回の取下書の「物件目録欄」に記載されている(分筆後の)土地は、裁判所からすると、何これ?ってことになります。
担当者から、「分筆しているなら分筆後の謄本の原本も出して下さい。」と言われ、一応カバンを探ってみたものの、そもそも謄本の原本なんて取っていないんだから入っているはずもなく、結局、出直し

くっっっ、こんなんだったら最初から債権者に行ってもらえば良かった。でも債権者も謄本は持ってなさそうだった気がするけど。。
(買主の)融資銀行の担当者で、「上からの命で、私も一緒に裁判所へ行きます。」って人がたまにいるけど、今回はこれじゃなくてちょっと良かったな。
次から気をつけよっと。。
立会いの日に謄本を取られていないということですが
当日、朝に謄本を取得し物件の確認をされていないんですか?
質問の件ですが、当然ですが、決済時直前の対象不動産の登記記録に記録されている事項の確認は毎回行いますよ。これやらないと、司法書士は資金実行の指示も出せませんし、登記の申請も出来ませんから。